
世界限定630台のドゥカティ ディアベル1260 ランボルギーニを見てきた
オートバイメーカー ドゥカティと車メーカー ランボルギーニのコラボでどちらもVWグループ内の企業同士で繋がりも強い、Moto GPのドゥカティサテライトチーム プラマックのマシンにはランボルギーニのスポンサーステッカーが貼られていて地元イタリアGPではランボスペシャルカラーで出場する事もある、両メーカー共にブランドイメージも高くスポーティーな製品作りも共通な事で今回実現されたのだろう

実際のディアベル ランボルギーニはノーマルのディアベルに比べはるかに魅力的にカスタマイズされていた、とにかくスペシャルなパーツが満載でスタイリングもランボルギーニのイメージを上手に取り入れて造られていた、ボディサイドに貼られていた63の数字はランボルギーニ創業の1963年にちなんで特別なランボモデルにつけられる由緒あるナンバー
特にその特殊なカラーはランボルギーニ シアンに採用されたのと同じマットグリーンで特別感を際立たしている、随所に採用されたカーボンのパーツもこのモデル専用品だ、カーボンパーツは艶やかなクリアー仕上げでマット塗装を引き立てる

シートもランボらしくアルカンターラで仕上げていて表面には六角形の模様が入るこの辺りのさりげない演出もうまい
ホイールもランボと同じイメージのスペシャル品を使う、とにかくオーナーの所有感をくすぐる造りが上手なのは海外メーカーの得意とするところこの辺りは国内メーカーも見習ってほしい
これだけスペシャルなパーツや造りで価格がノーマル+100万で手に入るのだから注文が殺到するわけだ、だがディアベル ランボルギーニは国内には30数台足らずしか入ってこないそうだ、世界中の争奪合戦に日本が力不足なのは市場規模が低迷している証なのかな

ランボルギーニのイメージはエキゾチックなスペシャルティカーでクルーザーなディアベルとイメージが合う、サーキットが似合うパニガーレにはランボのイメージが今一なのはメーカーも承知のうえなのだろう
だけどランボにもトロフェオというレースもある将来パニガーレV4 ランボルギーニ トロフェオバージョンなんてコラボもあり得るかもしれない

本当はドゥカティ×フェラーリのコラボの方がイメージにあうのだけど今のご時世から期待しても叶わぬ夢かな