2011年03月19日
昨日から今朝にかけて被災者支援所にお手伝いに行ってきました。
開設したばかりなのでまだ100人に届かないくらいの人数だったのですが、夜中に眠れない方が何人かいていろいろお話を伺いました。
いわきから避難して来た30代の男性。
当日、千葉に遊びに来ていて被災
家族が心配だけど帰る術がなくほうぼうのレンタカー屋をまわったけど貸してもらえず、やっと個人営業みたいな店で借りることができたのは軽トラ。
それでも借りれるだけありがたいと思いいわきへ戻り奥様と子供を連れてきた。
戻る途中の車中泊では体中が痛くなった。
確かに今まで原発のおかげで雇用や町への投資などがあって、潤っていた部分はあったけどそれももうなくなるし、何よりもう地元には仕事もないし危険だから戻りたくない。
でも地元には友人や親戚もいるしどうしていいのかわからない。
一番つらいのは、被爆していない自分が地元に戻ったとして被爆してしまっている人と今までどおり普通に付き合っていける自信がない自分が悲しい。
福島から家族で避難して来た女性。
10km圏内のため当初は県境のほうへ非難。
避難所が体育館のため床が冷たくそのうちストーブの灯油がなくなり極寒に。
まだガソリンに余裕があるためこちらに非難。
暖かい部屋で眠れるのがうれしい。
何人かのお話を聞いてみな口をそろえて言うのは
ガソリンや灯油などの燃料が欲しい
医薬品があっても極寒の環境では治療もできないし患者も弱る
お店に何か売ってても買出しに行く車のガソリンがない
ガソリンがあれば病人を移送できる
何より避難で移動できる
被災地以外の人はガソリンや灯油がないと困る
被災地の方は燃料がないと死んじゃうんです
困るだけなら我慢しよう
困る人たちは我慢してなるべく被災地へ送れるようにしよう
Posted at 2011/03/19 15:07:59 | |
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