
ああ懐かしのウクライナ…
ではなく北関東の小麦畑ですけど
書き始めて
どうもすっきりしない(ありていにいうと駄文?)のをスイコーし(ようとし)てたら
つけっぱにしてたテレビが「安倍元総理が─」って…
特に驚きは無かった
暗殺を企図されるような公人は日本にそんな多くないし
「しんぶんしゃ」を称するテロ紛い団体に「葬式はウチが出す」とかの脅迫を受けていたくらいだからな
感想といえばぽつぽつと「何シテル?」に出したぐらいで
ニホンの「警備」だの「警護」だの、欧米には嗤われ謗られるような幼稚なもんだったと─
それが一番びっくりしましたわ
安倍氏については特にブログにして出すほどのものは─巧くも書けないし第一おこがましい
しばらく政治のことなど考えたくもない
安倍氏のいなくなった自民党とか─他の党よりはマシなクソ─ってクソだし、
高市氏が総理になるまでなぁんにも期待しないわ…
気を取り直して
前から興味のあった『戦争は女の顔をしていない』
の漫画化版を去年第2巻まで入手して、
・・・塩漬け(積ン読 ね)
春に3巻が出たのを機にGWにゆっくり実家で読むつもりでいたが
第1巻を探し出すのに手間取り、結局読んだのは6月だった─
感想などは別カテゴリーのアレwで書くとして、(けっこう盛り込んじゃったので書かんかも知らん)
原作者スヴェトラーナさんのインタビュー記事など読んだので少し
ご紹介致したく─
ロシアの知識人がほぼ沈黙していることに─
「私は『なぜ黙っているのですか』と言わずにはいられませんでした。
恐ろしいことはソビエトの時代が残っていることです。
それは作りの悪い家や道路だけではなく、
堕落した知識人が残るのです」
容赦なく魔の手を伸ばすプーチンのもとでは難しいとは思いますけどね
著述に携わる人でおそらく他の誰よりもソ連~ロシア~ウクライナとベラルーシの歴史に詳しいであろう彼女のみる変革期から今日─
「90年代の変革について、市民は何が起きているのかほとんど理解できていませんでした。
その後貧困が始まった時、すべてはゴルバチョフ(元大統領)や
民主主義者のせいだと思うに至ったのです。
プーチンはそのことを考慮に入れ巨額の資金をプロパガンダに投じました。
そして多くの人々が彼を支持するようになりました。
私たちが取り組まないといけないのは、この過半数を占めるプーチンの支持者と向き合うことであり、
話をしないといけないのです。
制裁が始まり、ロシアは大きな試練に遭うことになります。
すでにルーブルは下落していますし、おそらく貧困が待ち受けているでしょう」
持病を抱え体調が芳しくないという73歳のアレクシェービッチ氏ですが、抗議の声を上げ続けています。
3月1日にノーベル賞受賞者らとともに「不当で残虐」とロシアの侵攻を非難する書簡を発表。
これには山中伸弥氏(2012年医学・生理学賞)や白川英樹氏(2000年化学賞)、フィリピンのマリア・レッサ氏(2021年平和賞)など160人以上が名を連ねています。
それはソビエト崩壊を経験した人々の記憶を聞き取ってきた、彼女の心からの願いでした。
怒りは過去に生きる者の屈辱の証と─
「ソビエト崩壊後、真の民主主義国家を作ったけれど、
発展した経済もないし、家も道路も無い。足りないものばかり。
それは西側のせいでしょうか。西側が私たちの代わりにすべてを作るべきだったのでしょうか。
70年余り、ソビエト時代の思想の下で暮らし、その思想に何百万人もの人々を放り込み、
残ったのは集団墓地と血の海だけだったとしたら、そんなにすぐに変わることはできません。
どこからか美しい家やすばらしい思想や立派な工場を持ってくることなどできません。
それは無理です。そのためには時間かけて準備し、真剣に取り組まなければなりません。
強い艦隊や新型の爆撃機、それに新型の戦車などを使うのは、最も原始的で時代遅れなやり方です。
つまり、彼は未来へと進めなかった人間なのです。
彼が私たちを連れて行こうとする先は彼が理解できる場所、つまり過去なのです」
「彼は偉大なロシアを復活させたいのです。彼にはそうでないほかの世界など考えられないのでしょう。
ロシアは、偉大なソビエト連邦が崩壊した時に感じた屈辱に耐えることができなかった」
ベラルーシとウクライナ人の両親から産まれた “ ノーべル賞作家 ” の見方──
「ウクライナが勝てば、プーチンはロシア国内で大きな問題を抱えることになるでしょう。
そうなればもちろん、ルカシェンコも同じことになります。
ウクライナの人々は今、自分たちの未来のために戦っているだけでなく、
ヨーロッパのため、ウクライナの周辺の国々の民主主義のためにも戦っているのだと言うことができます。
ですから、多くのベラルーシ人がプーチンと戦うために、
それをなんと呼べばいいか…外国の土地へ向かいました。
ウクライナ軍の部隊には多くのベラルーシ人がいます。
なぜなら、ウクライナこそが未来への道を切り開いてくれると、皆が理解しているからです」
「私たちははっきりと自覚しないといけないのは、もし皆で団結しなければ、
私たちはせん滅させられてしまうということです。
今、プーチンの暴挙を前にして、皆が団結しています。
闇はあらゆる所、あらゆる方角から迫ってきますが、どの国にも明るい側にいる人がいて、対抗しようとしているのです。
私は自分がやるべきことをやるだけです。ただ座って「戦争と平和」を書いているわけではありません。
何が起きているかを理解しようと努めています。人々の話を聴き、それについて書こうとしています。
何が人を人でなくすか、何が人を人たらしめるかを。自分のすべき小さなことをやるべきです。
私にとってとても大事なことばがあります。
『誰もあなたに耳を傾けようとしない暗い時代はある。声を上げるのをやめたくなる。
しかし声を上げなければ悲しみが生まれる。だから声を上げ続けなければならない』」
─恥ずかしながら
おぉ~フィギュアスケートつええなあ… キレイだなあ…バレエの伝統もあるしなあ…
とか思っていただけの期間はまあ長く、
特に興味を向けて調べようなんて気は近年まで無かった
(調べれば調べるほど不快になる気はしたので)
(だいたい2島返還の話を蹴った当時のジミンのクソが 略)
“ 70年余りソビエト時代の思想の下、その思想に何百万人もの人々を放り込み残ったのは集団墓地と血の海 ”
やっぱり不快極まりない・・・・
…さておき、世界大会レベルの競技会を観るのは好きだったけれども
国ぐるみ…ぃゃ国策? のドーピングで閉め出されてからもそれ以前も─
ロシアは中国が台湾について云うように ウクライナを “ 一地域 ” として扱え! とか
言ってたりしたんですかね?
寡聞にして知りませんけれども
れっきとした「外国」でしょう─国際的には」なんてエクスキューズを入れるまでもなく
ウクライナが国際大会に参加するのに ボイコットするでもなく
“ 個人の選手団ですぅ ” とロシアの選手を参加させてましたね─
れっきとした外国に武力侵攻するのを「ありゃ内戦」は無理筋でしかない
「よその国」に「武力侵攻」して
破壊・略奪・暴行凌虐・拷問殺害・連れ去り・民間人に対する強盗殺人・ ほとんどが嘘のアナウンス─
え? 約束を破った? どのクチが言ってるんだ?
安全保障を脅かされた? 周り全部NATOになったって核で脅しくれるならず者国家に侵攻する国なんか無えわ
まるで「皆がオレを嫌って襲おうとしてる…」
って ジャイアンが包丁と斧持って眼をギラギラさせてるよなもんだ
プー珍が身の丈はるかに超え自我を肥大させてるだけじゃねえか
そんな ならず者国家が
民主国家の穏やかな暮らしを破壊する行為など
同じ自由主義国家として看過できない
─ってのがまぎれもなくシンプルな動機でしょ
自由主義国家に暮らす者として我が身に置き換えてみれば至極あたりまえで
指導者だろが個人だろが関係無い
兵器の見本市だなんだはオマケみたいなもん─使わなきゃらち開かねえしなあ?
某所にコメントしようかと思ったが「自分とこでどうぞ」言われてもしゃあない長さと思われたので書き始めたけど
アレクシエーヴィチ氏も愚か者呼ばわりするのかな
アレは「情動で追随するニホンのオヒトヨシ」限定のつもりなんだっけ?
他人のこた知らんが私ゃ「ウクライナマンセー」とかしてる気無いし
食べものも水も燃料も無い! って泣くおばあさんとか
泣く子供、担架で運ばれぐったりしてる子供、夫に死なれ取り乱す若妻─
そんな有り様を見せられ続けるのはイヤだってだけですよ
ロシアの誰が困ってるって? せいぜい物価が上がったとかマクドが食えなくなったとかコカ・コーラが飲めなく─
あぁ、オリガルヒの関係者が続々と “ 謎の ”
死を遂げたんでしたっけ
─どっちが正義 とか無い─って何度か書いてると思ったが
ジャーナリストを拘束したり殺そうって奴らと
海外のジャーナリストも入れ撮って出しをして有志が分析検証できている─
比較するなぞ馬鹿馬鹿しい
ジャーナリストや政敵を毒殺とか異常性の見本ってパーソナリティー=
プーチンに「死んで欲しい」と
安倍氏にそう思うのと並べたてるとか
どうかしてると思う
ついでに─
3年前に制作された『アトランティス』って映画の
監督のインタビューが伝えられた
「戦争が終わったウクライナ」を描いたという─ そら驚いただろう
アゾフスターリ製鉄所でも撮影─
あのフツーじゃない奴らの行為─映像化したくはないでしょうね、予想できたとしても
主演の男女(ほぼ全員、俳優ではなく本物の兵士が出演したという)も、
前線に出て帰還していないといいます…
先週「米が提供したミサイルで爆破された」とか与太こいて捕虜の収容所が破壊されたから
そんな感じで(ってか何処に連れられてどう始末されるか現状、知り得ないし)殺されている可能性は高いでしょうね…
だいたいがソ連時代まだ「共産主義の幻想」を信じて往かざるを得ない
苛酷な境遇にあって、独ソ戦のあと女と子供だけで牛馬も無しに麦を作り─
悪代官の年貢かよってこのくだりを視るとどうにも泣きたくなる─
「戦後」は ⬆ それでもマシ(人間が激減したから?)で
「大粛正」の後、戦中に聞いた帰還者からの聞き取りには
ちょっと衝撃的な聞き取りが描かれていたのですが
この本は─原作のほうでもいいのですが─読んでいただきたいので
伏せましたw
がんばれ自由主義を希求する国々の人々─
(プーチンと側近たちの体制が無くなるまでは)
さよなら、ロシア─

(3月に視た、某酒屋での見切り処分)