WirusWin製ローダウンシート

私のトリシティ155(SG37J)にはdB’s製のローダウンシートを使っていますが、今回はWirusWin(ウイルズウイン)製のローダウンシートを試してみました。

ただこれは初期型125(SE82J)用で本来は適合車種ではありません。

以前はWirusWinからもモデルチェンジ後用のローダウンシートが販売されていたのですが現在は廃盤になってしまったようです。

裏面。
シートベースはFRPでできているようです。
メットインボックスのフチには防水用のクッション(パッキン)がついています。

以前のdB’sのシート交換の記事でも書きましたが、シートの取り外しはこのピン1本を抜くだけですので簡単です。

左がdB’sのローダウンシート、右がWirusWinのローダウンシートです。
WirusWinのほうがシートの跨る部分の角が丸まっていることから足つき性が良さそうに見えます。

あとはこの初期型用のシートが果たして着くかどうかが問題です。
多少の加工は覚悟の上で試してみましょう。

さっそく取り付けてみました…が、なんということでしょう、なんの加工も調整もなしにそのままついてしまいました！
ロック部分もキッチリ嵌りますし何もせずボルトオンでついてしまったのです。

それなりに苦労するかもしれない、最悪は諦めないとならないかなと思っていただけにこれは予想外でした。
SE82JとSEC1JおよびSG37Jってシートの基本寸法は同じなのでしょうかね。

とはいえ完全に同じというわけではありません。

写真はシートを完全に落とす前の状態ですが、シート側の「ゴム足」の接触部分が少し前方にずれます。
ですがきちんと車体側の座面の範囲内には当たりますので使用上の問題はありません。

インナーボックスのフチにつくクッション(パッキン)もずれなくフィットします。

こちらは前方のゴム足。同じように少し前方にずれますが、こっちも使用上問題はありません。

あっさりと無加工でそのままSE82J用のWirusWin製ローダウンシートはついてしまいました。

さっそく跨ってみましたが、dB’sのローダウンシートに比べても1cmくらいは低くなっているようで、足つき性は確かに良くなりました。
ただ座面のクッション性は明らかにdB’sのシートのほうがソフトですので、このWirusWin製シートは長距離はちょっと辛い可能性があります。

せっかく装着したのでしばらくはこのWirusWin製ローダウンシートを使ってみます。
見た目も純正っぽくていかにもカスタムシートですって主張が控えめでいい感じですし。