
山越えドライブ
東名を降りて伊豆縦貫道へ天気は曇天でした。車内は相変わらず静かそのもの。エアコンはAUTOを選択し設定温度を22℃にセットしていました。何か車内温度がしっくりきません。最初は室内が広いのでばらつきが大きいのかとも思っていましたが、インパネの風口からは暖かい風が出たり急に冷たくなったりで安定していません。また傾向として頭は暖かく足元が寒いように感じました。エアコンはEVバッテリーの冷却も兼ねているそうなので、この日のように室内は暖めて、バッテリーは冷やしたい時は、不安定になっているのかもしれません。ロータリーエンジンはありますが、通常のガソリン車のような熱源ではないので、EV
一般にも言われている通り、冬の快適性はちょっとかな。その分でシートヒーターやステアリングヒーターが付いていつのでしょう。プリウスも冷え性で同じ傾向でしたね。
エンジンの話が出たので、発電機に使っているロータリーエンジンについてです。巷で騒がれている昔のロータリーサウンド云々は忘れた方が良いでしょう。
個人的にはこのクルマのロータリーエンジンの役割は発電機で電気を得るための動力源以上でも以下でも無いので、影というか縁の下の存在だと思います。技術者としてはロータリーエンジンの復活継続を出発点として将来水素エンジンをはじめとした化石燃料に頼らない燃料などにもつながって行くであろう道を選んだマツダの人達は尊敬します。
ここから先はまた別の機会にします。
MX30 REVの話に戻します。運転のモードはノーマルにしていました。東名で流れ出して以降は、電池充電量が半分以下になる辺りから、ボ〜ッとかすかに音を立てて回り出し、ステアリングにも振動が伝わりますが、レシプロのものとは明らかに異なる滑らかなものです。下道に降りるとアクセルの踏み込み量に応じて変化する音と振動はエンジン車のものですね。また、もともと静かな車内なので、50km/h位から下の速度域で走る一般道では、このボ〜ッと回るエンジン音はやはり気になりますね。オプションでも良いから、人工的なロータリーエンジンの音が出ると良いかもしれませんね。
山越えでは、力のあるモーターで気持ち良く登れますが、カーブの連続ではちょっと頭が重い感じがしました。いつもは視線の低いハッチバックですから、このように感じたのかもしれません。下りになると、パドルで回生ブレーキ力がコントロールでき、通常のシフト操作でエンジンブレーキとなるところがアクセル踏み加減で行えるので、ハンドリングに集中出来てとても楽しい。
戸田で休んで、海沿いに土肥へ。ここからは、宿で充電出来るのでEVモードで出発です。やはりパドルで回生力をコントロールしながら宿に着いた段階でバッテリーは40%位でした。山越えの下りで回生充電したのと、海沿いでもほとんど車がいなかったので回生ブレーキを多用していたので、期待したほど充電量は減っていませんでした。宿では90%まで充電して明日に備えました。
次回 伊豆スカイラインで帰宅へ に続く
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2024/02/02 18:25:17