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ひとつ前のブログで脚車は国産最高と申し上げましたが、高級車やスポーツカーに関しては又別物です。
高級車でもセダン系は所詮全額経費計上可能ですが、安くてもスポーツカーは中々全額とは厳しいので、有る意味高級車以上にスポーツカーは高級なのです。

歴史やバックボーンやレース戦歴やプロジューサー氏の格好良さや色気も必須事項なので、一概に国産スポーツカーや高級車は欧州車より上には成れません。

脚車と異なりスポーツカーや高級車は夢を売るのです。
その素敵なスポーツカーでどう言う事を行えるのか、どう言う処へ出かけて遊べるのか。
高級レストランやホテルやゴルフ場やクラブ（新旧ナイトクラブの意）の様なレジャー施設で歴史有る欧州スポーツと匹敵又はそれ以上の御持て成しを受けれるか否か？？
この辺は欧州車は上手です。

性能ハードだけでは、勝者も何時かは必ず負けてしまうのが世の常です。
故にソフトの部分を抜本から補強対策しないと、永遠に国産スポーツは欧州スポーツには勝てる見込み無いでしょう。
頑張れ『昴＆HM＆SUZUKI！！+DATUSN』。。。

特に昴は戦前からのエリート集団/中島飛行機ですから、歴史的にも欧州スポーツカー＆高級車に負けない歴史が有りますから一番の期待の星です。
少々田舎臭い処が弱点ですから、もっと都会的な部分と中島飛行機と言う航空機メーカーのエリート性をアピールしたら更にエクスクルーシブ性が高まるので、スポーツカーや高級車での戦いに唯一勝てる可能性の有る会社かも？？
HMはレース勝つのが大好きな肉食系の国産車メーカーでしょう。
今は食う為にミニバンメーカーに成り下がって居ますが、期待はしています。

写真は2006ルマンチャレンジの前座旧車レースCRJモテギ時の各クラス優勝マシーンが選択されて表彰された時の写真です。
残念ながら国産車は一台も参加して居ませんでした。
故に優勝も有りません。
旧車のFIAペーパー取得可能なのはDATSUN初代240Z（しかもGノーズ付かないLです）、SR/SP、510の日産系がメインでしか無いので歴史が浅くて悲しいですね～。

Fit1.5RSですが、小さく狭いエンジンルームに更に小さなエンジンが低く搭載されています。
ここのエアークリーナーBOXとECUに対して、フロントグリル～ボンネット裏を通ってエアーインテークからラム圧かかる様な形状の導入経路が奇麗に取り付けられて居ます。
レースカーでは普通ですが、中々大衆車でこう言う風に奇麗に装着されて居るのは滅らしいです。
当然エンジン吸入温度が低く成り易く、ECUへの熱対策もされる為、渋滞時や長期間使用時の性能低下が少なくて済みます。
たった1.5L/120PS/14KG程度の小さなエンジンですが、6SP/1050KG、CVT/1080KGと車重も現代車の中では軽い部類で、横置きFFですから、しっかり前加重かかって居る割に前後バランスも益しで、タイヤ＆ホイールも標準185/55-16/6JJ（写真は185/55-15-6JJ）と現代車の中では『おみ足』も細めで乗り易いです。
特に雨等の低ミュー路時は軽自動車（車高の低い軽や昴サンバー等）の一部には負けますが、総じてコントロール性は限りなく高位に有ると思います。
CVTもDレンジでは完全に燃費モードですが、Sレンジに入れればマジで奇麗に素早いシフトアップダウンを素人より数段上手にこなしてくれます。
この程度のパワー＆トルクと現代車としては比較的軽い車重ならば、DSG装着で重くなるよりは益しでしょう。

未だに、1960年代の残り香で『外車万歳/国産F＠ckYou』の世代も少なく有りませんが、渋滞灼熱等の悪環境下でも性能低下が少なくゴキブリの様なタフネスさにより耐久性の有る国産車の実力の総合高性能は素晴らしいと思います。
しかも、あの程度の性能維持能力耐久性しかない欧州車に比べると未だに『低価格低維持費』です。
わたくしは事実用車に関しては、国産万歳です！！

下記TMSCさんのページに日本草創期の自動車クラブ史が少々ですが出て居ます。
また、ＳＭＳＣ鈴鹿サーキットのサイトにも少々出て居ます。
昔は旧SCCJ（当時の公認クラブ）とNDＣ（現在も公認クラブ）からスタートしたんですね。。。

DATSUNと言うNISSANのオールドネーム復古らしいです。
70年代まではセコンドネームで有りました。
特に欧米では日産以上に有名な名前。
初代フエアーレディSP/ＳＲ、S30初代Zカー、名門の510ブルなど皆欧米で爆発的売れたDATSUN/日産です。
プアマンズポルシェ＆BMWと呼ばれましたが、コストパフオーマンスでも実際の走りでも遜色無い処か上回って居る部分も多く80年代以降世界一の実総合性能『日本車』の礎を造ったと思って居ます。
わたくしは現在日本で最古のJAF公認クラブであるDATSUN ＣLUB TOKYO（NDC/日本ダットサンクラブ）に所属しているので二重の喜びです。

写真は2007年ジャパン・ルマン・チャレンジの前座のCRJレース参加時の『ロータス37/FIA』の御尻の写真ですが、ここにも『NDC日本ダットサンクラブ』のステッカーを貼って居りました。