3月3日〜5日にかけて関東全域でまあまあな降雪がありましたね!
幸い私の住む埼玉東部では積雪はありましたが道路上に残るほどでは無くスタッドレスタイヤでなくとも普通に走れる程度でした。
結果から言えばスタッドレスタイヤ、今回の雪では必要なかった。と感じる人が殆どだったのではないかと。
私は春夏秋冬いつでもどこでも自分の車で移動したい人間なので基本的に冬場スタッドレスは装着しています。ウィンタースポーツやる人なんかも当然そうですよね。
ただ大多数のそれ以外の人は「いや通勤と買い物にしか使わないし数年に一回積もるかわからない雪の為にわざわざ買わないよ。降ったらその日は乗らなければ良いし。」って人と
「通勤で毎日乗るからもし積もった時に困る。安心の為に冬場は毎度スタッドレスにする。」って人が居ると思います。そして大体が前者であるかと。実際降雪した日、職場など周囲の通勤車を観察したところスタッドレス装着率はせいぜい3割程だったと思います。
5日に仕事で秩父市方面(トップの画像)に行きましたがこの状況でもノーマルタイヤは居ましたw
頼むから1人でひっそり事故っててくれ…
まず言える事は「降ったらその日は乗らない」という考えはほぼ守られないという事。
2018年の関東の大雪の時なんかも酷かったですね。通勤時間は全く降っておらず帰宅時間にはドカ雪、そこら中でノーマルタイヤ勢が立ち往生していました。

当時の様子と通勤車。漢の5MT&ABSレスのFF車でしたけどこの程度では何も問題無し。
よく赤⚪︎山で雪ドリを楽しんでました。
ってそんな事はどうでも良くて。
実は冬場スタッドレスタイヤに履き替える事って「雪が降らなくても」そんなにコスパが悪い物ではないです。
スタッドレスタイヤってそもそもどんな特性のタイヤ?って事で
遥か昔のスパイクタイヤからの〜って話は知っている人も多いしwikiでも見りゃ直ぐわかるので割愛。
大事なのはタイヤの「適正温度」。
細かい事は置いておいてここで言う温度は主に路温又は気温を指します。
大体どこの製造メーカーも言っているのは7℃を境にサマータイヤとスタッドレスタイヤを分けています。
簡単に言うと
7℃以上で本来の性能を発揮でき、7℃以下で性能が落ちる(主にグリップ力)のがサマータイヤ。
7℃以下で本来の性能を発揮でき、7℃以上(実際のところはもう少し上の温度)では性能が落ちる(主に耐摩耗性)のがスタッドレスタイヤ。
実際はもっと複雑ですがこんな感じです。
タイヤ温度で何が変わるかと言うと硬度です。
基本的にタイヤは硬いと減りにくいがグリップが低い。反対に柔いと減りやすいがグリップする、また温度が上がれば柔くなり下がれば硬くなるという特性があります。
即ち、サマータイヤは冬にグリップ力が下がりスタッドレスタイヤは夏に減りやすくなる。という事。
言うてそんなん素人がわかるレベルで変わるん?って思うかも知れませんが、保険会社の統計では環境的要因(雨天、積雪、路面凍結等)を除いても冬場は明らかにスリップ事故が多くなる傾向だそうです。うん、素人がわかる時は事故った後かも知れない。本物は事故ってもわからないか…
という事で安全に運行するには雪降らなくてもスタッドレス履いた方が良いよ?事故って数十万飛ぶ位だったらケチらない方がよくない?って話でした。
本当はもっと詳しく(シリカ配合率やその他成分について)書きたかったのですがダラダラ長くなる上、こんな誰も読まないクソブログなのでこの辺にします。
いつかタイヤについてはサーキット復帰した時にでもまた語りたいと思います。
多分もっと長くなります
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2025/03/06 22:57:01