サムライプロデュース・フロントガーニッシュのマットブラック化計画(2)
https://minkara.carview.co.jp/userid/2755058/blog/ の続きです。
装着時の写真です。きれいでしょ?
あっ、一つ言い忘れましたが、塗装時には裏の両面テープはエッジから離して貼っていましたが、それで装着すると、端が浮いた感じになるので、装着時には裏面のエッジ近くまで両面テープを追加して(元々両面テープがついていた所に)貼っています。
サムライプロデュース・フロントガーニッシュのマットブラック化計画(1)でどたばたしながら、剥がせる塗装でようやく塗装を完了・装着したC-HR FANですが、本当に剥がれないか、検証が必要です。
高速道路を走行した後、いつものガソリンスタンドで洗車機にかけてみました。
洗車中です。
洗車後、おそるおそる確認しました。
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どう?
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大丈夫かな?
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今までの苦労が…って事になんないよね?
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洗車後の状態がこちら!
ま、ま、まったく問題ないぞ!
すごい、すごいぞ!
は、は、は、ははは…。
やっぱり角(エッジ)を回るように塗装したので、全然剥がれてないです。
角(エッジ)を裏側までカバーしてるので、擦っても剥がれないのです。
この後、3回ぐらい(計4回)機械洗車にかけていますが、現在のところ塗装は全く剥げていないので、耐久性は大丈夫だと思います。
今回の経験で、剥がせる塗装とサンドペーパーの使い方・コンパウンドの使い方を学びました。ど素人の私でも少しずつスキルアップを実感してます。
ここで
剥がせる塗装のコツをまとめます(一部雑誌の記述もあります)。
(1)前処理:当然、塗装面をきれいにして、脱脂も十分します。この場合、ほこりや水滴なども塗装ムラの原因になるので注意して下さい。
(2)裏から塗装:はがせる塗装は塗装の端が弱いので、角(エッジ)がある場合は、角(エッジ)を回り込んで、裏まで塗装するようにしてください。表・裏がある場合には裏から塗装するイメージです。
(3)裏から塗装する場合、表(おもて)への液だれに注意:裏を塗装する場合、パーツを裏返して塗装する事になります。1回目の足付けで薄く塗る場合はいいのですが、2回目以降厚く塗る場合に液だれを生じるおそれがあります。液だれは肝心の表面(おもてめん)にできてしまうので、その時点で塗装失敗になります。したがって、万が一液だれしても、表面(おもてめん)につかないように、表面(おもてめん)はしっかり養生して下さい。
(4)厚めに塗る:剥がせる塗装は基本的に油性ではなく水性。油性の場合はシンナーの効果で表面(ひょうめん)が平滑にならされていく性質があるのだそうですが、水性にはそれがないそうです。そのため、重ね塗りする際も1回目からたっぷりと(垂れない程度に)塗る必要があるとの事(個人的には1回目は足付けのみ、2回目からたっぷりと塗るのが良いと思います)。油性と同じようにパラパラと吹くと表面(ひょうめん)はきれいに仕上がらない事があるそうです。
ちなみに油性の塗料の場合は一般的な塗料と同じ感覚で塗装できるそうですが、塗料のお値段もだいぶ高いみたいです。
(5)乾燥するまで十分待つ:塗料が十分乾燥しない間に、重ね塗りすると、乾いてきたときに星状のひびがでてくる時があります(こうなってしまったら失敗確定です)。これは1回目の乾燥不足が原因です。1回目の塗装が中まで乾燥せず密着しないまま再度塗ったため、2回目の塗膜が乾いて収縮する際に1回目の塗膜が引っ張られて筋のようになってしまうためです。
(6)ドライヤーはなるべく使わない。
ドライヤーを使うと表面が早く乾きますが、表面より奥が乾いているかというとそうではないようです。なので、ドライヤーで表面を乾かして、すぐに重ね塗りすると(5)のように、星状のひびが入ってしまいやすいようです。実際私もこの間違いをしてしまいました。ドライヤーで乾かして、乾いたな~と思って、次の塗装をするとひび割れて失敗・やり直しになってしまいました。なので、ドライヤーは極力使わないようにしましょう。
(6)3回目(最後の)塗装した後は、養生テープをすぐ剥がす。
養生テープの境目は塗装がくっついて、養生テープを剥がすときに塗装が剥がれてしまうことがあります。なので、3回塗装(4回塗装する場合は4回という意味で最後の塗装という意味です)の後は養生テープが塗装が乾く前に剥がすようにして下さい。
(7)仮に失敗しても、すぐに剥がさない。十分乾燥して剥がれるまで待つ。
すぐに剥がすと逆に塗装が固まって一塊になっていないので、ぐちゃぐちゃになります。無理にはがそうとすると、さらに最悪になってしまいますので、乾くまで待ちましょう。そして、塗装が残っている場合は、私みたいに擦って落とそうとせず、溶剤(アルコールなど)でこすると、きれいに剥がせます。
(8)仮に剥がす場合も、重ね塗りした状態で剥がす方が剥がしやすいです。
たとえば、試し塗りで1回だけ塗装した後に剥がそうとすると、塗装膜が途中でちぎれてしまうので、剥がしにくいです。
以上、剥がせる塗装を用いて、塗装した報告です。
剥がせる塗装を用いると、テールランプのブラックスモーク化もできるそうですよ。興味のある方は一度試してみて下さい。
格好よく、一発で決めました〜みたいな話も良いですが、どたばたしながらできました〜ってのも参考になると思います。
May Forceさんもリベンジしてはどうでしょうか?
C-HR FANの過去の投稿リストはこちらです。
C-HR FANの投稿リスト8 (2019-04-18~)
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Posted at
2017/09/03 05:50:16