この整備ブログシリーズも4回目です。今回はドアの接合部を渡って配線していきます。
なお作業に関して、同様の事を自分でされる場合は自己責任でお願いします。配線接続に関しては常時電源に接続するので、バッテリーマイナスを必ず外して作業して下さい。
Warning Flash LEDの取り付け (2) T’Z大阪共販のドアウォーニングLEDパーツの動作確認で説明したように、作動させるためには、プラス線を常時電源(もしくはルームランプ線)に、マイナス線をドアオープン検出線(ドアカーテシスイッチ線)に接続すれば問題なく作動するはずです。
これは
【ブログ】C-HR用Moving Skuff Plate取り付けの時に接続した方法をそのまま採用します。したがって、ドア接合部を渡って、スカッフプレート下までプラス線とマイナス線を取り回すことにします。
これは、AvestのサイドミラーシーケンシャルウインカーVertical Arrowの時に行った事と同様の作業です。
ドア接合部のGI2コネクターを取り出します。
GI2コネクターのカプラーを2つに分離します。
サイドドア側のカプラーから更に端子が挿さっているカプラーを取り出して、ロック(リテーナー)を解除します。
カプラーの空きポートに025型Fメス)端子を挿入する事にします。
プラス線用配線とマイナス線用の配線2本を挿入する事にします。
空きポートに白(プラス用)・黒(マイナス用)の配線で作ったの025型F(メス)端子を挿入しました。
ドア側とは反対の車両側のカプラーには025型M(オス)端子を配線付きで用意します。
先程メス端子を挿入した空きポートに対応するポートに同様に配線を挿入する事にします。
こちらはプラスを赤線・マイナスを黒線で配線を作り、カプラーに挿入しました。
ドア側と車両側のカプラーへのセットができたので、GI2コネクターを戻す前に、カプラーを接合させた状態で通電チェックを行います。
プラス線・マイナス線それぞれ通電している事を確認しました。これで、あとは配線を取り回せば大丈夫です。
ドア側のじゃばらを根元まで剥いて、配線通しを通して、配線通しの先端に配線をテープで巻き付けて引き抜きます。
まずここまで引き抜いて
さらにこのカバーを外して配線を通し、既存の配線部まで取り回しました。
車両側の配線は、運転席奥から配線通しをドア接合部に通し
配線通しの先端に配線をテープで固定し
運転席下の車内に引き込みました。
このようにして、配線のドアの接合部渡りができました。この時点でもう一度通電チェックをしています。
室内に引き込んだ配線のうち、プラス用の配線(赤線)は、スカッフプレート下の常時電源(元はピンクの太い線ですが、今回がそこからmoving skuff plate用に分岐した赤線)に細線用エレクトロタップで接続しました。
この接続は常時電源への配線なのでかならずバッテリーマイナスを外してから行って下さい。
続いて、室内に引き込んだ配線のうち、マイナス用の配線(黒線)はBピラー内のドアオープン検知線に細線用エレクトロタップで接続しました。
これで室内側の配線は終了です。
次にドア内での配線接続に移ります。GI2コネクターから取り回した配線(プラス白・マイナス黒)の先端に汎用カプラー(メス)を取り付けました。
こちらはAvanzareですが、配線に汎用カプラー(オス)を取り付けました。
そして、電源側の配線と接続しました。残ったグレーのカプラー(メス)は使用しませんので絶縁しておきます。
Avanzareの場合は最終的に図のようなルートて配線を取り回し接続しました。
TZ大阪共販のウォーニングランプの場合は写真のように接続しました。運転席側は元々のヒューズ付き配線です。車両側は青色ルートです。LEDは緑ルートです。
ヒューズの前にLEDコントローラを入れました。LEDコントローラを入れる事によって、LEDをオンオフできたり、照度をコントロールしたり、点滅モードにしたりする事がリモコンでできるようになります。本来はECUから助手席側の配線を分岐する仕様ですが、助手席側はここから分岐せず、ヒューズボックス無しの配線を使って助手席側のみで配線しました(みなさんは助手席側にもヒューズを入れて下さい)。
配線はスイッチパネルを外せばすぐアクセスできるようにしています。カプラーも取り出せるので、外すのも容易です。
点灯の確認です(Avanzare)。問題なく赤色点滅で点灯しました。
動画がこちらです。
ウンドーガラスを下ろして点灯するかどうかもチェックしました。開いた窓の部分に手を入れてます。
動画がこちらです。
これでAvanzareおよびTZ大阪共販のウォーニングランプの配線は完了です。価格もお手頃で、ドレスアップ効果も期待でき、安全性も向上します。みなさんおすすめですので、是非取り付けてみて下さい。
(追記です)
エーモンのドア開閉スイッチ[1559]を用いてドア接合部の配線渡りをしなくても簡単に配線をできる方法を
【整備手帳】Warning FLASH LEDの取り付け(番外編)ドア開閉スイッチを用いた配線として投稿しました。こちらも併せてごらん下さい。
なお、作業については、以下の投稿を併せて読んでいただくと更によくわかると思います。
【ブログ】Vertical Arrowを自分で取り付けるために (1): GI2コネクターを取り出す
【ブログ】Vertical Arrowを自分で取り付けるために (2): GI2コネクターまでフロントドア内で配線の取り回しとカプラー部での端子接続
【ブログ】C-HR用自作ステアリングヒーター(5): 導通チェックと配線準備
【ブログ】C-HR用Moving Skuff Plate取り付け
C-HR FANの過去の投稿リストはこちらです。
C-HR FANの投稿リスト4 (2018-03-09~)
https://minkara.carview.co.jp/userid/2755058/blog/41209960/
C-HR FANの投稿リスト3 (2017-12-10~2018-03-011)
https://minkara.carview.co.jp/userid/2755058/blog/40832099/
C-HR FANの投稿リスト2 (2017-09-04~12-08)
https://minkara.carview.co.jp/userid/2755058/blog/40524491/
C-HR FANの投稿リスト1 (2017-05-20~09-03)
https://minkara.carview.co.jp/userid/2755058/blog/40524264/
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2018/03/08 15:07:17