こんにちは、C-HR FANです。
ブログ「大阪共販ウォーニングランプがある日点灯していない事に気が付いた件」で紹介したように、アウタードアハンドルの入れ換え作業後に大阪共販のウオーニングランプが点灯しない事に気が付きました。
それで色々確かめているうちに、その原因がウオーニングランプの部分において、少しひっぱった事により、配線がちぎれてしまっていた事にある事が判明しました。
今回はこれを補修できないかやってみたという件についてご紹介です。
これは部品を部屋に持ち帰って、分解したところの様子です。固定用のゴムパーツ自体がちぎれてしまっており、その下で基盤の銅板ごとめくれてちぎれてました。
基盤に残ったゴムパーツを綺麗に剥がして、パーツを分解してみました。LED側はこのようになっています。
LEDの左のプラス(+)の文字が...そして両サイドに電極らしきものがありますね。
裏側は電極の銅板が完全にめくれていましたが、両サイドに表面から貫通していると思われる点状の電極部が残っていました。そこに抵抗が入っているECUを含んだ純正回路を介して電流を流すとLEDが無事点灯しました
(LEDの基盤に直接12Vの電圧をかけると一瞬でLEDが壊れるので注意して下さい)。
やった〜と一人興奮 d(⌒o⌒)b。
下の写真の上にある二つの電極は共にプラス、下の電極は共にマイナスのようでした。この電極がひっぱって取れる事はまずないので、ウォーニングランプをひっぱって配線が取れた人は補修を試みるべきだと思います。
それで、わずかに残った電極に、もとある配線の半田ずけを試みました。ただし写真のような方向でハンダ付けすると、配線が横方向になるためハウジングに収まりませんでした。
このような方向で中心に向かって配線をハンダ付けしました。プラスとマイナスの芯線が中央付近で接近するので、お互い接触しないように細かい作業でした。
これが結構むずがしい...。何回かハンダ付けをしては、外しを繰り返しました。
ハンダ付けがうまくいった後は、それが外れないように周囲をボンディックで固めました。
このようにハウジングに収めますが
配線がこのように中央にこないとちゃんと収まりませんでした。
カバーも付けまして...
点灯確認です。うまく点灯し、ほっとしました。
ハウジングから配線が出るところもボンディックで固めました。これで少々ひっぱっても大丈夫です(たぶん)。
それで、ドアに固定する際に今回はすこしたるみを多くしようと思いました。ただし、たるみはどこまでも大きくしていいという訳ではありません。たるみが大きくなるとウインドウガラスに干渉するようになるからです。
それまでの配線のたるみがこれぐらいでした(助手席側の写真ですので、向かって右側が外側になります)。
それを今回これぐらいにしてみました。下の方の配線はドアの外側を通しています。手前のゴムの部分をウインドウガラスが降りてきますが、これぐらいなら大丈夫です。
底の部分もこのように渡ります。
今回、助手席側でウインドウガラスが降りてきたところの様子も撮影してみました。助手席側なので写真左側は後方になります。
外からみればこれくらいウインドウガラスが下まで降りてきますが、配線は下のサービスホールの下端ではなくて、上端に出してきています。
ウインドウ後部にはガラスの切れ込みがあり、その切れ込み部の下に配線渡りの筒状パーツがありますので、その下をくぐれば問題ありません。
動画がこちら(この動画、結構面白いと思うのですが〜)。
このようにして、配線がちぎれた大阪共販ウォーニングランプの補修を行いました。これから、同じパーツの取り付けを行われる方は参考になさって下さい。取り付けた後でもフロントドアのサービスホールにアクセスする場合には配線がちぎれないように十分注意して作業して下さい。
以上、「配線がちぎれた大阪共販ウォーニングランプの補修」について。やらかしも包み隠さず公開するC-HR FANでした。
C-HR FANの過去の投稿リストはこちらです。
C-HR FANの投稿リスト8 (2019-04-18~)
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2018/06/14 06:18:12