こんにちは、C-HR FANです。
インスタやCarTuneですでに紹介していますが、昨年8月に夜間国道を走行中に鹿との衝突事故に会いました。
全損にはならなかったですが、全損にしても良かったぐらいのダメージを負いました。あまり事故の事をぐだぐだと紹介してもどうかなと思い、ブログやパーツレビューにはしてきませんでしたが、最近補修という面で情報提供した方が役に立つかなと思い、補修の様子を少し紹介していきたいと思います。
補修パーツについては別途パーツレビューや整備手帳で紹介していきますが、今回は事故の概要について紹介します。
鹿は前方から左下にかけて衝突しました。左前方からの様子です。左フェンダーアーチモールが外れ、フェンダー鋼板も大きく曲がってしまってました。ボンネットも歪んでしまっています。
ヘッドライトカバーは割れておらず、ランプ自体は正常に作動していましたが、光軸が大きくずれていました。またフォグデイライトは衝撃で外れて、バンパー内部に落ちていました。
外部の損傷の詳細です。
①エルフォードのフロントガーニッシュが割れていました。
②フロントバンパーが数カ所で割れていました。
③フォグデイライトが外れて、内部へと落ち込んでいました(レンズが割れていました)
④フロントコーナーガーニッシュも割れていました。
⑤フロントバンパー下の樹脂部分が外れて曲がっていました。
⑥ボンネットが歪んで曲がっていました。
⑦サイドのフェンダーの鋼板が大きく曲がっていました。
⑧フェンダーアーチモールが外れて、クリップを固定するパーツも消失していました。
下の写真は修理工場でバンパーを外したところです。
フロントおよびサイドのフレームに損傷はありませんでした。バンパーやフェンダーが損傷を吸収(とくにサイドフェンダー方向に衝突のエネルギーが逃げた)したためと思われました。
ラジエータやエンジンに損傷がなかったことはラッキーでした。
初期の見立てでは、フロントバンパー、左フェンダー、ボンネットは交換しないといけないという評価でした。
しかし、修理工場でバンパーを外したところ、両方のヘッドライトが損傷を受けている事がわかりました。
上の写真は右側(運転席側)のヘッドライトです。一見、損傷はないように見えますが、ヘッドライトを点灯させるとヘッドライトの光軸が大きくずれていました。
上の写真は予備に持っていた正常の左側(助手席側)のヘッドライトですが、先端にはヘッドライトを固定するステーがあります。
また上の写真のように内側下にもリング状のステーがあります。
一見、損傷のないように見える右側ヘッドライトですが、赤丸の部分のステーが割れていました。あるいみ、ステーが割れることにより、ヘッドライト本体の損傷を免れたようです。ただし、内部に設置しているLEDが外れて、結局、殻割りして修復する必要が生じました。
こちらは衝突部に近い左側ヘッドライトです。こちらも外見上損傷がないようにみえますが、固定用のステー(全部で4つあります)がすべて割れてしまっていました。
これは左側ヘッドライトの裏面(下面)ですが、ハウジングのヘッドライトコンピュータがついている部分が大きく割れてしまっていました。この部分に大きな力がかかったようで、ヘッドライトコンピュータも固定用のステーも割れてしまっていました。
ヘッドライトユニットを外したところです。下面部分に大きな損傷を受けていました。
このまま修理に出すと、おそらく2つとも新品交換になり、かなり高額になってしまったでしょう。
右側のヘッドライトは補修用のステーで補修することにしました。また左側のヘッドライトは中古のヘッドライトを購入して、DIYしているLEDを載せ替えて修理することにしました。日頃からDIYしていることにより、修理費用を大幅に少なくすることができたので良かったです。
次回以降はステーによる右側ヘッドライトの補修について紹介しようと思います。
Posted at 2022/01/21 14:12:58 | |
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