こんにちは、C-HR FANです。
前回【ブログ】アウタードアハンドルイルミネーション(リア)の取り付け (2) 配線取り回しの実際に引き続き今回3回目(この取り付けシリーズの最終回)です。
前回ドア渡りのルート確認を行いましたので、そのルートにそって配線を接続したいと思います。
なお、同様の作業を行う場合は自己責任でお願いします。また今回はルームランプ線という常時電源に接続しますので、接続時にはショートを避けるためにバッテリーマイナスを外して作業される事を強くおすすめします。
さて作業の実際ですが、以前前後ドラレコ(ZDR-015)の取り付けの際にジャバラを通すときにきつかったという事を書いたところ、みん友さんから配線通しにパーツクリーナーを散布するとすべりが良くなりますよというアドバイスをいただいていたので、今回そのようにやってみました。
結果はとてもよく滑る...。ばっちりだ〜。ジャバラの中をスイスイ配線通しが通っていきました。
リアのドア接合部はフロントとちがってゴムブーツだけですので、配線を通すのが楽ですね。
ドア側から配線通しをつっこんで、HI2カプラー部に出してきました。
先端に細線のダブルコードをテープで巻き付けて
ドア内部からドア側に配線を引き出しました。
ドア内部の様子です。既存の配線に沿わせて下方に配線を通します。
スピーカーの配線が出る下側サービスホールの前方でドア内部からドア内側へ配線を出してきました。
次にドア接合部でカプラーに配線を接続します。ドア側は前回も説明したように、左上型のメスターミナルが入るようになっています。詳しくは
【みん友限定】C-HRのドア接合部GI2コネクターを自作配線で渡るをごらん下さい。
左上型のメスターミナルですね。これを用いてターミナル配線を作製しました。
プラス用配線とマイナス用配線にそれぞれターミナル端子を取りつけました。
リアのドア側のカプラーです。カプラーの空きポートにプラスとマイナスの2本を挿入する事にします。
ターミナルを挿入する場合はリテーナー(ロック)を解除してから挿入するようにして下さい。リテーナーを解除しないと奥まで挿入できません。また奥まで挿入できるとカチッと音が聞こえます。
空いているポートにプラス線用とマイナス線用の配線を挿入しました。挿入後はリテーナーを元に戻してロックを掛けて下さい。
これは車両側(室内側)のコネクタです。こちらはオスターミナルのカプラーになっています。ごらんのように右上型になっています(オスターミナルはこれまでの作業ではすべて右上型なんですよね)。
右上型のオスターミナルです。これからプラスとマイナスの2本のターミナル配線を作製しました。
同じようにリテーナー(ロック)を解除してターミナルをカプラーに挿入します。当然ですが、ドア側のターミナルを挿入したポートに合わせて車両側(室内側)のターミナルを挿入して下さい。
このようにして配線のドア渡りが完了です。カプラーを元の位置に戻す前にBピラーの外側でカプラーを接続して通電チェックしました。
Bピラーの内側からドアの接合部を渡ってドアへと配線が通じています。
ドアの内部を通って、スピーカー配線の出口からドアの内側へと配線が出るようにしました。
ドアの内側を通るのでウインドーガラスに干渉するおそれはありません。
ドア内側で配線がぶらぶらしないように、この黒い金属パーツの内側に配線を通しました。
そしてLEDと接続です。
ドア内はこのようにして配線を取り回しました。ドア上部のサービスホールもそのままゴムキャップ(プラグ)を閉じても問題ありません。
室内で配線を接続する前にこの時点で12V電源を接続して点灯チェックしました。
点灯確認の動画がこちら
点灯確認後、ドア内部の配線を結束バンドで固定していきます。片手しか入らないので結構難しかったです。写真のようにドア接合部から結束バンドの輪っかを作ってドア内へと引き入れて固定しました。
片手しか入らないのでちょっと難しいですが、しっかり既存の配線に固定です。
スピーカー配線に沿わせて結束バンドで固定しました。
後は配線接続部をテープで補強・保護し、内張りを戻してドア内での作業は終了です。
最後に室内でBピラーから前方へと配線を取り回し、プラス・マイナスをルームランプ線のプラス・マイナスに接続します。
これは助手席側での作業時の写真です。一旦後方部分へ配線を取り回し、既存の配線に沿って底を通して前方へと配線を導きました。
フロントのアウタードアハンドルイルミの場合はフロントドア内でAvestさんのVertical Arrowのオプションランプ線に接続しましたが、リアのアウタードアハンドルイルミの場合は車両側(室内側)でAvestさんのVertical Arrowのオプションランプ線に接続する事にしました。
この場合、
マイナスコントロールですのでマイナスを単純にボディーアースに接続しては正常に作動しません。
接続先は以下で解説していますので参照して下さい。
【ブログ】Vertical Arrowを自分で取り付けするために (3):フットランプの配線接続
https://minkara.carview.co.jp/userid/2755058/blog/40973530/
また、シェアスタイルさんの動画では助手席側スカッフプレート内でのカプラー部で接続しています。
上記の接続先と結局は同じ配線ですのでこちらでも構いません。(注:シェアスタイルさんの取り付け動画や画像に関しては、以前ブログ内で使用して良いと個人的に許可をいただいています)。
動画はこちらです。
以上でリアのアウタードアハンドルの配線接続は終了です。
接続確認です。
ウインドーガラスを下げても問題ないですね。
パーツレビューでもご紹介した動画です。
以上、3回にわたって紹介してきましたがC-HRのリアドアのアウタードアハンドルへのLEDの取り付けでした。興味のある方は参考にしてください。
C-HR FANの過去の投稿リストはこちらです。
C-HR FANの投稿リスト8 (2019-04-18~)