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模型飛行機の世界でも、カーボンやケブラーが多用されるようになりましたが、やはり模型といえばバルサ。
加工が楽で財布に優しく、長く続けるのに最適な素材だと思います。
車のパーツもバルサで作れないかな？

今までは全開高回転の燃調の安定とレスポンスを重視していましたが、最近は全開走行をする機会が減ったので、それに合わせたセッティングにしたいと考えました。
定速走行でガスを絞って「低燃費化」を図り、シフトダウンしなくても踏むだけで十分な「トルク」が出るという、安楽仕様です。
アクセル開度が大きい時に回転数が低いと濃く、回転数が高いと薄くなるというエマルジョンチューブ（以下、ETと略す）「F11」の特性を利用しました。

（旧）MJ135、AJ210、IJ55F8、PJ35、その他省略
（新）MJ135、AJ210、IJ50F8、PJ35、その他省略

まず最初に交換したのはエマルジョンチューブ（F16→F11）
・全開高回転の空燃比(13.0:1)に変化はない。
・全開加速で、空燃比のばらつきが大きい。（F16に比べて）
・スロー系統が明らかに濃すぎ。

次に交換したのはIJ（55F8→50F8）
・低負荷定速走行で13.5:1と約１割薄くなったが、僅かでもアクセルのオンオフがあれば12.5:1前後を示す。
・低回転からの立ち上がりで空燃比が安定し、トルクフルになった。
・50F9にすると更にトルクフルになるが、極低速でブローバイガスとポンプジェット（PJ35)の効きすぎにより濃くなってしまう。ブローバイガスを大気放すれば50F9がベスト？
・IJを小さくしたら、全開トップエンドの空燃比が13.5:1前後と薄くなったので、メイン系統にも影響があるのは確か。このままでOKとした。

エマルジョンチューブはF16とF11しか使ったことがありませんが、両者を使い分けるなら、高回転の安定を重視するならF16、低回転の扱いやすさを重視するならF11でしょうか。
その他、ET・IJのどちらの交換が影響しているのかは調べていませんが、アクセルオフでの空燃比（燃料カットがないので）は、今回のセッティングの方が目いので、これも燃費に影響するかもしれません。

９ヶ月ぶりに空燃比計を付けました。
マフラーを外して19mmの穴を開けてセンサーの台座を溶接し（ヘタクソ）、機器を車にセットするまでに約30分間。作業時間は以前より早くなりました。

とりあえず今日は現在のセッティングの傾向を確認するだけでしたが、「全域最適化」という壮大な構想を実現するために立ち上がったのです（oouso）
早い話が、最近車の使い方がマイルドになってきたので楽チンに運転できるように燃調しようというだけのこと（笑）
今でも楽チンだけど、空燃比計の数値を見ればもっと楽チンにできる可能性が分かるのです。

現在のセッティングは全開走行を重視したもので、速く走ろうとしている時は常にパワー空燃比付近に収まり、ばらつきも少ないです。
しかし低回転低負荷時ほど空燃比のばらつきは大きくなり、定速走行で必要以上に濃いとか、低回転から加速させたいときに薄すぎるなど、気になる点はありました。
レーシングキャブレターであるWEBERにはこのような街乗りを含めて全域に対応できる機能はなく、お馬鹿なポンプジェットのおかげで、低速走行でプラグがかぶるという現代っ子には理解できない現象が起こるのです。
アイドリングの回転数は、アイドルアジャストスクリューで最高回転を示すところから僅かに絞ります。これもポンプジェットの悪い影響を低減させるための知恵なんですね。私は更にポンプジェットのサイズを下げて、低回転からガバッと踏み込まないようにしていました（古典的なキャブの使い方）
だから街中でシフトダウンせずに踏むとガスが薄目になりトルク不足を感じることがあります（山を登れば元気ハツラツ）

とりあえず、定速走行でガスを絞って「低燃費化」を図り、踏めばさっと「トルク」が出るようにする案。
①エマルジョンチューブを交換（F16→F11）して、下が濃くなる分だけアイドルジェットのサイズダウンで調整。ただし全開時の空燃比の変動が大きいから、別の悩みが出そう・・・
②メインジェットとエアージェットを共に大きくする。
③お蔵入りしていたPPJ(パワーポンプジェット）を復活させる。PJを基準にするのは難しいそうですが。

上記のいずれか、または組み合わせによって低回転から踏み込んだ時のトルクを増大させ、低気圧に弱くなりやすい分を手動燃調装置で補おうと思います。
でも、またどこかで妥協しなきゃダメなんだろうなぁ・・・

魚を食べていたら、喉に骨が刺さりました。
必死にご飯を飲み込んだりお茶をがぶ飲みしたりしたけど、腹が一杯になるだけで効果なし！
そこで指を突っ込んだら骨の感触が！
しかし引っかいても取れないどころか、更に深く刺さった様子。
wifeに取ってくれ～と懇願して口の中を見せたら、大爆笑しながら「写真を撮ってからね」と＜悪魔
痛いのをガマンして長時間にわたる写真撮影を耐えしのぎ、ようやくピンセットで取ってもらいました。
1.5cmほどの長さで、5mm程度刺さっていたそうです。

日没頃、ラジコングライダーを飛ばしました。
風も音も無い静寂の中に浮かぶ飛行機がとても素敵に見えました。
飛ばす条件としては良くないけど、雰囲気は良いし微妙なセッティングもできて満足しているところでした。
飛行場から去ろうとした瞬間、辺り一面から地響きが沸き起こり、足元がドドドドッと揺れ始めました。
震度４の地震が収まり急に静まり返った暗い山から、魔物が出てきそうな気がして怖くなって走って車に戻りました。