前回、次期購入候補をフォーカスに絞った所までのお話しでしたね。
今回は、オーリスの120Tに何故決まったのか、そこまでのいきさつまで話せたらイイかなと思います。
さぁ、候補は決まりました。
カタログを見て毎日ニヤニヤするワタシを見て妻も欲しいクルマが見つかったと察した様です。
見て見ぬふりをしていたのですが、「なんか良いクルマあったの?」と、聞いてきました。
「あったよ、欲しいクルマ」とワタシ
でも、それ以上は言葉にしません。
前回、プジョー307SWが買えなかった事が原因ではなく、高校卒業する息子の進路がまだしっかり決まっていない事と、フォードの日本撤退が引っ掛かる所があったからなのです。
でも、それ以上欲しいが先行してしまって自分でも訳がわからない状態です。
アフターサービスや保障に関して正式な発表も無くイマイチ踏ん切りも着かない宙ぶらりんの感じなので、購入もしていないのに、どうしようと考えたりこんな事初めてなので、戸惑ってしまいます。
妻もワタシの態度で余り深く聞いて来ません。
それでも、こんなもの買って来たりするので気持ちは察してくれていた見たいです。
まっ普通わかりますわな。
で、妻を連れてフォーカスを見に行きました。
妻は今回はその気が無かったのか、フォーカスを見る事も無くワタシ一人で営業さんと話しをしてきました。
そこで分かった事、フォードの看板は2016年の10月頃降ろす事と、車輛の販売は長くて9月迄、でも在庫が無くなったら終り、新車の保障や新車に関連するサービスは期間が終了するまで責任を持って継続する、パーツの供給に対しては現在日本フォードが代理業務行ってくれる会社の交渉をしているので心配はない。
との事でした。
でもね、一番大変なのは現場の人達です。
エクスプローラの発表会の一週間前に撤退の発表でディーラーは何も知らされていなかった、正に青天の霹靂とはこの事ですよね。
自分達がどの様な形で次の仕事に従事するのか何も決まっていない状態で商売しなければいけない事の大変さ
想像出来ません。
後、購入に関しても本当に親身に相談にのって頂き有り難いかぎりでした。
モヤモヤしながら夏を向かえフォードの撤退も残り僅かになりました。
息子もいくつかのオープンキャンパスへ行き進路が固まった様です。
行きたい学校の入試と、合格の発表が9月末と日程も目処がつき後は、購入予算の問題と支払い方法がクリアできれば買える状況へ、
さあ、妻よクルマを探す旅に出ようではないか。
カタログを妻の前に差し出し彼女の好みを聞く事から始めました。
妻はフォーカスは、「イカツくて好きじゃない」だそうで、「どうせならプジョーにしたら?」ときました。
ひとの気も知らずに、でもね、「じゃあプジョー見に行ってみる?」としました。
先ず、動かない事には話しにならないからね~
で、
試乗ですよ~
ウチの奥さんね、並の人より身体のセンサーの感度が良くて、助手席に乗っていても「ちょっと前滑ったね」とか「なんかカーブの時の傾きが良くない」などとクルマ好きでも驚く感想言うのです。
で、彼女の感想は?「乗った感じが安心感がる、MPVと似た乗り味だねイイねコレ」
と、驚く感想を言うじゃないですか、確かに自分でも違和感の無い乗り味で何か安心すると思っていた理由が解りました。
MPVと308の共通点は?
リヤサスがトーションビームである事、彼女は短時間の試乗でそれを見抜いていたのです。
見積もりを頂いた帰り道妻に言いました。
「乗り換えるのであればMPVと似た乗り心地のクルマはいらない!散々乗ったからもっと違ったクルマを乗りたい」
妻はハッとした様に「あ~確かに同じ乗り心地のクルマはいらないね」
妻も理解したようです。
「マツダのクルマは?いいの無いの?デミオなんかイイじゃん」と妻、ワタシは「デミオは小さい、アクセラがあるケド、会社の駐車場の斜め後ろに白のフルエアロのアクセラがあって同じクルマを乗る気にならん」
と、一蹴
今回は時間的にも余裕が無くてまた来週別のクルマを見に行く事になりました。
翌週、妻と娘と三人でフォードのお店へ
営業さんと店長さんがお出迎えしてくださいました。
ワタシ自身もこの
フォーカスさんを手に入れる為にやって来たと言っても過言ではありません!
展示車輛は白、話しによるとコレが最後の車輛でこれが売れたらSOLD-OUTだとか、う~ん悩ましい。
妻と娘と一緒にショールームでフォーカスをあちこち触ってどんな感じか尋ねると、二人異口同音「良くわからない」
ちゃんと試乗しなきゃね。
で、三人で試乗しました。
感想は、あろう事か二人クルマ酔いしたじゃありませんか!
印象と言うより何故クルマ酔いしたのかサッパリ訳がわからない(゚ω゚?)
ワタシはどちらかと言えば余り荒い運転はしない方なので、しかも、かなり慎重に運転したはずなのにナゼ?
とりあえず帰ります。
営業さんからは、売れたらごめんなさいと言われました。
しょうがない売れない事を祈るばかりです。
体調が良くなってきてから二人に聴いて見たところ、「
今まで乗った事が無い感じで解らなかった」
まぁ、しょうがないです。
(T△T)こんなものか、でもね、最後の一台だからといって焦って契約するのもいかがなものでしょう、勢いで買えれば良いけど後々の事もしっかりと考えておかなければ痛い目に合うのです。
翌日、最後の一台が売れたとわざわざ連絡を頂きました
(ノ_・、)自分ではもう、どうにも出来ないレベルになりました。
残った選択肢はフォーカスの中古か別のクルマにするか
もう、しょうがない一旦棚上げしましょう。
しばらく買い替える気持ちは封印して、2016年の秋口
MPVをもう少し乗る事にして、いつものネッツトヨタへオイル交換へ、ここのネッツの裏手にスーパーがありまして妻が珍しく「たまにはあそこのスーパーで買い物するからオイル交換一緒に行く」
と余りディーラーへ行かない妻と息子と三人で行きました。
いつもの通り後輩君と、軽く会話してると「あぁ120T試乗車今日ありますよ、乗ります?」
妻に「乗る?」と聞くと
「どんなクルマ?」
普段試乗なんかしない妻ですが、フォーカスの件があり
何となく乗ってもいいかな?と思った見たいです。
「じゃあ、準備しますね。」と後輩君
登場したのがこちらの
オーリス120Tブリックレーン
ワタシ自体初体験のクルマです。
助手席に妻、後席に息子と後輩君の四人で試乗コースへ
期待していなかった分とてつもなく裏切られた感じでしたね、まず今まで体験した事の無い加速感、何て言うんでしょうか、全くショックも無く本当にスゥーっと加速する感覚、CVTのミッションは妻の愛車がミラココアだったり、レックスやVIVIO、プレオと歴代のスバルCV
Tを所有して乗ってきた身からしても異次元の加速フィ
ールでした。
そして、混雑した街中の渋滞でアイドルストップした時の静粛性は本当に静かで驚く事だらけ、足回りも以前の時に比べて、フラットに近い感じがしました。
試乗を終えて、珍しく溜め息がでました、良いクルマです。
妻も、大変気に入った様で、後輩君から「よかったら見積だけでも出して参考にしてみませんか?」の言葉に
「お願いします。」
と、こんな感じで話しはトントン拍子です。
でも、こんなに都合よく話しは進みません、ただオーリスというクルマ、今までのトヨタ車から見れば別格のクルマです。
トヨタはある一時期とてつもなく良いクルマを造り、それをベースにしてドンドン悪くして行く悪しきサイクルが在ります。
その件は、またいつか別の機会にお話しするとして次回に続きたいと思います。
次回、我が家にオーリスがやって来る?です。
では、また(*'‐'*)♪