
軽自動車のドア数枚分はある厚さのCLSのドア。
最近のメルセデスのドアは薄くて軽くなる一方で、昔のズシリとした感触がないと言われますが、CLSのドアは例外かもしれません。実際はどうかわかりませんが、窓の小ささと相まって、側面衝突への安心感も感じられます。
この分厚いドアのために、1875の車幅ほどは室内が広くないのも事実です。
また、ただでさえ駐車場での隣の車との車間が少ないのに、さらに乗降性を悪くしている一因ともなっています。
しかし、上端および下端はそれほど厚みがなく、あくまでエクステリアデザインのきれいなラインを作り出すための、分厚さであることがわかります。
つまり、ドアひとつをとっても、CLSの寸法はデザイン優先で、ある意味極めて贅沢な作りだといえましょう。
CLSではベンツがデザインのために合理性を捨てたと言われることがありますが、デザイン目標達成達成のためにあらゆる部分が緻密に組み上がっており、合理性を失っているどころかガッチガチに合理的にできている気がします。
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Posted at
2007/04/08 18:43:01