車上オイルパン交換　その２

オイルパン取り外しが終わったので、今度はキレイに掃除して取り付けし直します。普通はここで社外品や、ＧＤＢのオイルパンに交換してエキマニも変えてグレードアップといくところですが、そこは気にしない方向でｗ

オイルパンのフランジに付いた液ガスをスクレーパーで取り除き、ワイヤーブラシでこすり落とします。このときにカスがたくさん出るので、写真のように雑巾などをあてがい、できるだけオイルパン内にゴミが入らないようにします。
それでも混入は避けられないので、パーツクリーナー２本使って内部をしっかり洗浄します（笑）
ゴミが残っててそれを吸い込みエンジンブローということだけは避けたいところです…

よくオイルパンを脱脂したら、液ガスを塗ります。
薄く塗れば硬化時間が短くて済むけれど、漏れるかもしれない恐怖も。

今回は一晩おける環境を確保できたので、たっぷり塗り込んでしっかり硬化させる方針でいきます。
ヒートガンなどで温度を上げても硬化促進されるのかな？

この後は、外したときと逆の手順で組み付けていきます。
ガスケット塗布不良が心配なので、エンジン側にも指で薄く液ガスを塗りました。あとは助手にオイルパンを支えてもらいながら、ストレーナを取り付け、オイルパンをボルト穴を合わせながら真っ直ぐ取り付けます。
ウニウニ動くので、とにかくボルトを対角線に２本入れて手締めします。

問題のメンバー直上のボルト４本、特に中央２本は、手で入れることも難しいです。
そのため、以前ダイソーの工具コーナーで買っておいた「ラチェットドライバー用　フレキシブル・エクステンション」を使います。かなりぐにゃっと曲げた状態でも、ビットを手で回せます。回転軸がブレまくるのでアルミテープを軸に巻いて微調整し、「電ドリビット→3/8ソケット変換アダプタ」を付け、10mmソケットを組み、ラチェットドライバーでボルトをねじ込みます。
このＳＳＴ、10mmソケット以外は全て百均ですｗ

怪しい写真ですが、このようにしっかりボルトをねじ込めてます♪
ものすごく便利です。

仮締めできたら、あとは取り外し時に使ったエクステンションを用い、本締めします。対角線上に締めこんでいきます。
6.5Nmだったと思いますが、手るくレンチなのでたぶん8～10Nmくらいで締めちゃったと思います。
締め込む手応えが固くなったところが目安だそうですが、感覚的にはちと緩そうで、ここの加減が難しいなと感じました。

３０分ほどアイドリングして、いつもオイルが滲んでいた場所を覗き込んでみました。カラリと乾いております♪
油温、油圧ともに正常。よし、これでオイル漏れ修理完了だ！！

ちなみに、確認のため外したら、お掃除前はこんなんなってました。フライホイールのカバーです。
ここからオイルがメンバーに垂れ、さらに走行風でミッションなどに飛び散ってました。

この作業でエンジンをかなり持ち上げたためか、排気漏れが発生しました。排気系オール純正なのに、荒々しいレーシーな音がしますｗ
よくよく振り返ってみると、徐々にこの音が大きくなってきていたので、おそらくタービンサポートパイプが限界で排気漏れを起こしていたところ、今回のジャッキアップで負荷がかかりトドメを刺してしまったのではないかと…
フロントパイプ外してから持ち上げれば良かったと後悔です(ToT)

しかし、長い間悩まされていたエンジンオイル漏れが直ったので、気分はすっきりです。また時間を見て、今度はサポートパイプを交換しちゃおうと思いますf(^^;