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近頃バッテリーは満充電なのにセルの回転が弱々しいので、セルモーターのブラシ交換に踏み切りました。
まず右のエキパイが邪魔してやり難い場所から六角レンチでボルト2本を外します。配線はその後外します。私のようなバカモンは始め、ここにトライし、ドライバーが入らないと喚いています(笑)
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プラスチックハンマーで軽くボディを
叩きセルモーターが外れた時点で配線を外し本体を完全に外します。そして長いネジを外しますと、ご覧のような状態です。
いかにもモーター内部といった感じです。
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シャフトを抜いてブラシと接触する部分を見ますと、黒っぽくなっていますので真鍮のブラシや
1000番のサンドペーパー等で磨きました。
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一応ピカピカになりましたので、この作業は終了です。
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ケースの中を見るとブラシがありました。
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ブラシ2つの内1つはネジを緩めて簡単に外れましたがもう一つはねじ止めではないので配線をぐいぐい引っ張りましたが駄目そうなの切断して外しました。
この後、ケース内の汚れ等全部拭き上げてから次の工程に移ります。
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上が新品のブラシで下が今まで付いていたものです。左側(+?)が少し摩耗している感じです。替える必要があるのかなどと言ってられません、開けたのだから。
ここから+側のブラシの線を本体に半田付けして、溝にスプリングを入れ、そこにこのブラシをセットしてスプリングでブラシが飛び出さないようにシャフトを挿入ですがどうやっても無理。それはそうですよね、スプリングでこのブラシをシャフト側に押し当てている訳ですから、5の写真はシャフトを抜いた時のブラシの状態ですから、ブラシがスプリングでビヨーンと飛び出してる状態。七転八倒するも上手く行かず半ばキレそうになるも平静を保ちつつ、そうだ、もう一人いたら出来るかもと、ヨメを呼びます。
「手伝ってごせ!」1の写真にありますT字型の補強プレートを一枚ずつ両手に持ち2つのブラシを押さえつけます、そして「そこだ、行け!」とシャフトを上から押し込ませます。するとあら不思議今まで散々苦労してたのが一発で大成功パチパチ。さすが夫婦の合体パワーですね。オイッ
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さて苦労してなんとか組み終えて、ふとボディを見ると、錆が出ていたので錆落とし後、塗装しまして装着は明日に。
一夜明け、はやる気持ちを抑え右側の赤いOリングにシリコンオイルを塗布し、エンジンに無事装着しました。そして恐る恐るエンジン始動 !おっ一発で始動、しかもセルの音が大きい、でも不要なノイズが混じっているような、屋内だからか?まあ始動出来たから良しとします。はあ疲れた。
最後に肝心の作業の写真を撮り忘れていた事をお詫びします。余裕がなかったもので(笑)
そして、いろいろ調べてみると、この4DNのセルモーター、ブラシ交換はかなり厄介な事が分かりました。先ず+側は圧着してあるため交換時は半田付けを要し、シャフト挿入時はかなりの技術を必要としますので初心者向きではないと思いました。
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