修正ボーリングから無事ブロックが帰ってきました。ここまでに、色々苦労がありました。社外87mm鍛造ピストンの購入から始まり、6月半ばに、加工をお願いする予定の工場が移転のため7月上旬にならないと作業ができない→作業依頼のため6月下旬にダミーヘッド付きで作業ができるか確認→持っていないと連絡があり、急遽戸田レーシングに無理を言ってお願いしました。
事情を説明して作業を依頼する前にシリンダーの傾きについて聞いてみて、色々分かったことがありました。
事実3SのシリンダーはNAもターボも生産時期によって真っ直ぐに穴が開いていないシリンダーが何機かありSWの4型以降や特にアルテッツァのBEAMSの3Sに多いみたいでこの傾きが正常なのかどうかと言うとグレーな回答でした。傾いていてもエンジンは回る、但し真っ直ぐなシリンダーに比べるとフリクションロスが多くなりメタルやクランクに負担がかかりやすい。傾いたシリンダーは上面も傾きがありシリンダー面研の時には細心の注意が必要でボーリング時も上面に歪が残ったまま掘ってしまうとさらに傾きがひどくなりシリンダーブロックとヘッドの隙間が開いてしまったり、正規のピストンクリアランスが保てなくなってブローしたエンジンもあったそうです。
6月終わりに、ブロックを戸田レーシングに送り待つこと3週間 無事加工から戻りました。クリアランスも多少大きくなるかも と言われていたのですが、5/100~6/100で施工してもらうことができました。
これでようやく作業再開できそうです。
またこの間に色々な物?をポチってしまいました。
色々これからが楽しみです。
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2017/07/22 22:39:51