アイドリングストップキャンセラー調整(失敗編)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
突然ですが、私はアイドリングストップ機能が大嫌いです。
まず、ターボエンジンが突然アイドルストップすると、タービンの潤滑が停止し焼きつく恐れがあるので、過負荷走行直後には非常に好ましくありません。
次に、ちょっとの時間アイドルストップしたところで、大して燃料節約になりません。逆にセルを頻繁に回すことでバッテリーへの負担が大きくなり、寿命が短くなります。
そして、一時停止の交差点でいきなりストールされたとき、そして再始動時間の残念感。例えば渋滞で、前の車が動き始めたとわかってブレーキをリリースした途端にあっちでキュルキュル、こっちでキュルキュル。渋滞が動き始めるまでに時間がかかるったらありゃしない。
ちょっと話がそれましたね。
暫く前にアイドリングストップキャンセラーを装着したとリポートしましたが、これはイグニッションオンと共に、速やかにアイドルストップをオフモードにしてくれるという、私にとっては物凄くありがたい代物でした。
しかし、先日リコールから帰ってくるとそれが起動しない。
ディーラーマンに聞いても、そんな機能をカットするようなことはしていない、と。
更に、もし心配ならばもう一回取り外してイグニッションオンし、また付け直してみたらどうか、と。
うーむ、これはちょっと一度開けてみなければいけないようですね。
2
ならばすぐにでもと思ったが、そうは問屋が簡単に卸してはくれません。
作業を行おうとした日の14時頃まで降っては止み、また降っては止み、時折雷が鳴る始末。
ようやく工具箱を持ち出した頃には15時近くになっていましたとさ。
まずは運転席のサイドシル付近のカバーを外します。
これは嵌っているだけなので、真上に引くと取れます。
ちょっと硬いかもしれませんが、思い切って真上方向に引っ張ってみましょう。
3
次にアクセルペダル右側のカバー。
アクセルペダル付近を覗き込んだところですが、ペダルの右上に、黒っぽいネジのようなものがあるのがおわかりでしょうか。
これは手で回せますのでサクッと外します。
そして右側に写っているカバーを引っ張って外します。これも嵌っているだけなので簡単です。
4
そして、ボディ開口部をぐるっと一周取り囲んでいるゴムのパーツを画像のように一部めくって外します。
結構簡単に外れてきますが、そんなにたくさんの範囲にわたっては外す必要はありません。
5
次にハンドルコラム下回りを囲んでいるカバー(アイドルストップスイッチなどなどが並んでいる箇所)を外します。
ここは画像に写っているネジを1箇所外す必要があります。
あとは嵌っているだけなので、運転席側に引くだけです。
その際、中でコードが繋がっている箇所がありますので、思いっきり勢いに任せるのは避けるようにしてください。
しかし、内装はがし(テコのようなヘラのようなもの)を使うほどではないと思います。
6
無事に外れました。
画像中央部に色とりどりのコードが束になっている所に、変な灰色っぽいパーツ(2cm×4cmぐらい)が結線されているのが見えるでしょうか?
実はこれがアイドリングストップキャンセラー本体で、白いパーツを使って結線しているだけです。
まず、この結線を解き、一旦エンジンをかけます。
その後再結線し、再度エンジンをかけ、アイドルストップが自動発動したら成功、という訳ですね。
7
何とか結線を解きました。
またすぐ再結線するので、線を外すだけに留めます。
さて、エンジンをかけて…
やはり当然といえば当然ですが、アイドルストップは発動しません。
では再結線してエンジンをかけてみます。
今度はエンジン始動と同時に、アイドルストップオフのオレンジのランプがピピッという音と共に点灯…
しませんね。
うーん、ちゃんと結線はしていますし、スイッチでアイドリングストップのオン・オフは普通にできるみたいです。
もしかして、キャンセラー…壊れた…?
もしくは内部で断線かハンダの剥がれでも起こしている…?
8
とりあえず、起動しないということがわかった以上、そのまま装着しておく必要はありませんので、本体を外して手元に置いておきます。
もしかすると、車仲間のO氏が分解していじって直してくれるかもしれませんし…
そして、元通りに戻して今回の作業は終了となります。
無駄に疲れただけでした。
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