
<作業1日目>
予定としてはルールライナーの搬出と清掃。
まずはルーフライナーを外す為に、付属の部材を外していきます。
① バッテリーのマイナス端子を外す。
② ルーフ部の手すりを外す。
③ Bピラーカバー、Cピラーカバー
Bピラーについては上部と下部に分割されているのと、前席用のシートベルトが通っているので、必要なのは上部ですが、下部も外して室内側下部のシートベルト固定ボルトも外す必要があります。ここまで考えながらで左右で30分ほどかかりました。
Cピラーについては、ピラーカバーのみ脱着できましたが、右側にリアガラス用のアンテナ&熱線の配線があります。
④ Aピラーカバー外し
Aピラーは内部にエアバックがあり、エアバックが作動した場合にピラーカバーをピラーに繋ぎとめるフックベルトがあり、これを外すのが一苦労でした、エアバック作動時にフックが噛みこんだ状態でカバーが飛び散るのを防ぐために一度はめ込んだ爪が外れない構造です、先細のペンチでつまみ出すなど本当に苦労しました。1日目の作業の最難関箇所でした。
⑤ 室内灯前後取り外し
フロントは内装剥がしでランプのレンズ部分を抉り外し、

内部のネジ2本を外し、全体を後ろにずらす。

リアは全体を前方にずらすことで外れました。製造後11年経過した欧州製プラ部品ですから、破損させないように細心の注意でのぞみました。
⑥ サンバイザー左右取り外し
最後にサンバイザーを左右取り外しますが、本体側をネジ2本で取り外し、受け部分を後方に抉りだすことで、ルーフライナーは前側がバサッと外れて落ちた状態になりました。
⑦ ルーフライナー取り外し
サンバイザーを外して前側が落ちた状態でしたが、後ろ側はまだルーフについた状態です???何故???内装用ファスナー(フック)で固定されてるのかと考え軽く力を入れて引っ張りましたが、外れません???どうしよう!!引っ張るとリアランプの左右で何かで固定されてるようです。前側を無理やり覗き込むとルーフの鉄板の切り込みにライナーの突起で固定されていました。
何のことはないライナー全体を前方にずらすことでバサッとライナーが落ちました。
ネットでの情報収集で判っていたことですが、ライナーの裏側にはルームランプの配線がホットボンドで取り付けてありました。
何故鉄板側でなくライナー側についているのか疑問ですが、ライナーを取り出すにはこれを丁寧に剥がします。これでライナーは取り出し可能な状態になりました。
⑧ ネットの情報収集でセダンでもリアウィンドウガラスを外さずにルーフライナーを取り出せることは判っていましたが、何処から出すかの情報は得られていませんでした。
自分ではライナー全体をひねりながら助手席ドアから出せるのではと考えていましたが、ドアの開きが足りず無理なようでした。
残るはトランクスルー経由でトランクからですが、これは自分の考えでは前席が邪魔で無理に感じていました。
トランクスルー開けて後席背もたれを前に倒しても前席の背もたれが邪魔で出せそうにありません。
前席のヘッドレストを外し、一番前にスライドし背もたれを前側に倒すことで何とかトランクスルーを通せる程度に前側のルーフライナーを下げることが出来ました。
それで高さの問題はクリアできましたが、幅も足りません、ライナー全体を山状に撓ませることで何とか少しずつ通過出来そうです。
トランク後端まで引き出しましたが、幅的には今度は上側に抜かなくてはなりません。が、これは山折りの状態で反らせる必要があり無理な話です。だとするならトランクのリアランプの内側の狭い部分を通すようにさらに深く山折りする以外になさそうです。
ルーフライナーがポキッと折れるのではとビクビクしながらなんとかライナーを取り出すことに成功しました。取り出した際に前側の角が少しダメージを受けてしまいました。これは対策が必要なようです。
朝10時前に始めた作業ですが、ここまでで3時を過ぎています。なれない作業で手探りでしたので、予定より2時間ほど遅れての作業です。
⑨ ルーフライナー清掃
取り出したライナーを出来る限り清掃するのですが、軍手や亀の子タワシが有効とのことで、出来るだけこれでゴシゴシこすります。古い劣化ウレタンが取れていきますが、1年前に注入したスプレーボンドが強固に残っていて、一つの鬼門となりました。用意した純アセトンをウエスに染みこませて丁寧にふき取ります。辺りが薄暗くなったこと頃にライナーは見違えるほどに綺麗になりました。

予定では100均お風呂断熱シートをルーフ鉄板裏に敷きこむ作業もする予定でしたが、今日の作業はこれで終了です。
Posted at 2016/09/13 22:29:35 | |
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