
<作業2日目>
① 断熱材敷き込み
朝、起きると小雨が降る生憎の空模様です。ルーフライニングを張るのに、駐車場もしくはウッドデッキでの作業を考えていましたが、どちらも完全な雨除けは出来ないので、雨が止むのを待ちながら、前日予定遅れになった断熱材の敷き込みを行いました。片側にアルミの張られた2ミリほどのウレタン素材ですが、アルミ側を室内側にするのか鉄板側にするのか、ということで2枚をスプレーボンドで張り合わせ、両面アルミの素材を作り出しました。

これで室内の冷暖房の断熱と外側の鉄板の熱を遮断する効果を期待できるのではないでしょうか???
この制作した両面アルミの断熱材を、購入しておいた、耐熱の両面テープを利用し て丁寧にルーフ鉄板に張り付けていきます。
⑦ ライニング貼り付け
断熱材を敷き込み雨が上がるのを待ちましたが、予報に反して雨が上がりません。翌日は用事があり夕方まで出かける予定が有ります。張り付け作業は今日済まさないと乾燥やドア内貼りの作業に影響が出てしまいます。止むを得ずダイニングを片づけてここで作業を行うことにしました。室内での作業はボンドの匂い等気になりますが、ダイニングなので換気扇が使えますし、ダイニングテーブルを使うことで作業台も確保できます、ボンドの飛び散りさえ注意すれば案外最適な作業場です。
まず、ルーフライニング全体にスプレーボンドを捨て吹きします。これはボンドの染み込み防止の為で重要な作業のようです。乾燥させつつライナー側にも同じようにボンドを捨て吹きします。両方がある程度乾燥したところでライニング中央にスプレーボンドを本吹きし、対応するライナー側にも吹き付けてまず、中央を張り合わせます。その後徐々にスプレーを吹きつつ、少しずつ張り合わせていきます。ライナー素材に伸びが足りない為に、ちょうどルーフの手摺の部分の凹みがどうしても浮きが出来てピッタリとは貼れませんでした。最終的には手摺で抑えられるので多少の浮きには目を瞑らざる負えませんでした。
その後、余った部分をハサミでカットしつつ、ライニング裏側に折り返し部分を再度張り合わせた(ネットで得た情報では折り返して裏に張ることで隅の皺を解消できる)のですが、作業後の今、思い起こせば今回使った、5mmウレタン張った状態では厚過ぎるようでした。折り返し張をするには折り返し部分のウレタンをハサミで切るか剥がすなどして薄くする必要があると思います。
隅に若干の皺は寄ったものの、全体的にはそれなりに貼れたのではないでしょうか!
ルーフライナーはこのまま乾燥のため放置してドア内張りの作業に移行します。
⑧ ドア内張り外し
ドアの内貼りを外すにはまず、ドアノブ内部のクリップを全て外します。



次に内貼り全体をやや持ち上げながら力ずくでエイヤーッと剥がします。本当にここはかなりの力技です。内貼り内部の黒いクリップ3個が鉄板と内貼りを繋いでいるので、それを外すのに力がいるのです。正直外れるときの『バキッ』という音には驚きました。
⑨ 再生不可の溶着接合
外した内貼りからドアハンドルを外すし、目当てのライナー部分を取り外そうとしましたが、ヌヌッ・・・ドア内貼りは上部・中部(ライナー貼り付け部分)下部(ドアポケット部)の3ピースの構造(フロントはさらにスピーカー部のサランネットを分割)ですが、このパーツ同士30か所以上がプラで溶着されているのです。外すには溶着の頭を細めのノミで飛ばしてしまえば簡単ですが、再生するのはどうするかが課題になります。同じ溶着のグルーガンなら簡単ですがおそらく強度不足でしょう、それなら強力な接着剤か???簡単には答えは出そうにありません。
作業断念か迷いましたが、まあ、材料も調達したことだし、後から考えようと(なんとポジティブいや無謀)めでたく3分割は成功です。

⑩ ドアライナー清掃

古い布張りを剥がし、ルーフライナー同様にタワシや軍手で劣化ウレタンの除去をしますが、やはり先日注入したボンドが悪さをして作業時間を増強させます(ちょっと後悔)
何とか綺麗になったところでこの日の作業は終了(日没を大きく過ぎております)

Posted at 2016/09/13 23:13:17 | |
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