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2011年12月19日

Beyma 12GA50 試聴用ボックス製作

皆様 こんばんは

8AG/N用の試聴ボックスを作ろうと思っていたのですが、作業場に置いてあった板を見ていたら、30cmの12GA50も聴きたいな~と思い始めてしまいました。
それで、12GA50を収められる大きさの箱に急遽変更しました。


この板材は、25cmの10AG/Nを収めていた箱がどうも音質がいまいちでがっかり感が大きかったので、むかむかしてばらしてしまったOSBボードの残骸でした。
板の寸法としては450mmくらいずつあったので、30cm口径も十分収まる大きさの箱が作れます。

ちなみにこのOSBボードは近所のホームセンターでサブロク板が一枚1000円ほどです。
厚みは11mmですので、SPボックス用としてはちょっと薄いですが、あまり大金かけて試すこともなかなかできないので、仕方なく使っているというところです。
でもちゃんと作るとまともな音が出ます。

製作にあたって12GA50の数値でシュミレートしてみたところ、だいたい54Lほどの空気室容積が良好のようでした。
でも板の寸法はできるだけ大きく使いたかったのと、メーカー推奨容積は70Lだったので、一辺の長さを400mm前後にしました。
それで、今回の容積は75L弱の計算になりました。
ユニットや補材などを差し引くとちょうど70Lくらいでしょう。

今回は密閉型やバスレフ型ではなく、Qtcの高いユニットに適すると言われる後面開放型を試してみることにしました。
この方式のメリットは、背面がふさがっていないので、空気がバネのようになって振動板の動きを妨げることがなく、微少な信号にもよく反応するようです。

では早速箱の組み立てに入ります。
要した工具は、丸のこ、カンナ、インパクトドライバー、木工ボンド、細軸コーススレッドです。
ボンドのみで仕上げるのにこだわる人もいるようですが、私はそこまでのこだわりはないので、両方併用しています。

丸のこで裁断し、カンナで切断面をまっすぐに整えておき、四本500円ほどの杉材を骨格としてボンドとコーススレッドを使って止めていきます。


ぴったりに作ろうとすると意外に時間がかかるものです。
ちなみに今日は一個しか作成できませんでした。

30cmに穴をあけたバッフルは以前切ってあったので、作成した箱の寸法に合わせてカットし、バッフルを止めていきます。
そして、ユニットを設置します。
なぜか緊張の瞬間です。






12GA50の裏面は、前面に劣らずとてもごついです。
Beymaの開発陣は、きっとこのユニットに相当力を込めたのではないかと思います。
8AG/Nや10AG/Nはプレスフレームですが、12GA50はアルミの鋳物バケットで、厚みもすごいです。
持った感じもずしっときます。
連続250W、ピーク500Wの入力を受け止めるにはこれぐらいしないとならないのでしょう。
今回使ったケーブルは放送局等御用達、カナレのスピーカーケーブル4S6です。
このケーブルはくせがつきにくく、比較的柔らかいうえにノイズなどの対処はきっちりされているので安心感があります。

できあがったので車に乗せて自宅にて試聴をしようと思います。


このボックスはずっしりと重量感があります。
持ち上げるのが意外とよいしょという感じです。
つないだアンプは自宅使いしている、12AX7+KT88パワーアンプと、NEC CD-10が試聴機です。


試聴用ボックスを部屋に置いてみると圧倒的な存在感があります。


ちょっと暗いですが、奥に見えるスピーカーは父が作成したスピーカーシステムです。
ちょっと大きな音量にすると、ガラスが震え出すほどの低音です。
こぶりなシステムですが、大変音質が良く、ベースの音が腹にきます。


さて音だしをしてみました。
試聴CDはオスカー・ピーターソン、チェロとピアノの「白鳥の湖」、ポール・デスモンドのサックスなどから適当にチョイスです。


ボックスの下には銅のインシュレーターをかましました。


まず、聴いた印象は非常にバランスがいいです。
微少音量でも、ライブCDで客席の音や演奏者の息がしっかり聞こえてきます。
反応の悪いユニットではこうはいかないでしょう、能率が高いユニットと反応性のいい後面開放方式が良い方向になっているものと思います。

低音は… なんてこった… ごっつええ感じやないか…

メーカー公表の周波数特性から想像していたような低音予想とは違い、非常に良質です。
口径にしては少ないと思われる方もいるかもしれませんが、スーパーウーハーのような作られたような低音が嫌な自分にとっては自然な低音に聞こえます。
まさにウッドベースはこういう胴鳴りをするに違いないという気持ちの良い響きです。

大口径フルレンジユニットは高音の再生限界が低いなどとも言われますが、自分にとってはツイーターの追加の必要はまったく感じません。
むしろ中域から高域が出すぎているとさえ感じるくらいです。

小さい部屋だからそんな大きなユニットは必要ないと言われることがよくありますが、小さな部屋でも大口径ユニットはとておいいなと感じました。
良質な低音と余裕の広がり感は聴いていてとても気持ちがいいです。

能率が高いユニットは音がスパッと飛んできてかなりきつく聞こえてしまうかなと思っていましたが、音がとてもウォームで暖かみがあり、落ち着いた音質もとても得意なようです。
しかし、一転して激しい音楽では豹変したかのようなガッツある音がぶつかってくる印象です。

12GA50はBeyma開発陣の渾身の作に感じました。
一本ですべての帯域をカバーしなければならないユニットを設計するのは相当技術力が求められるはずです。

このユニットはアルテックやJBLの12インチのビンテージユニットの交換用としても使われることがあるそうですがそれも納得で非常にいいです。
なぜこのユニットがもっと評価されないのかな?

ギャラクシータブで再生時のFFTをはかってみました。
ジャズなのであまり高い周波数までは含まれていないことと、スマホのマイクユニットをそのまま使っているので、あくまでも目安です。
(騒音の数値は計測器としての騒音計と合わせてあるので正確です。)


台所にいたうちの奥さんも、白鳥の湖のチェロとピアノはかなりいいと言ってくれました。
10AG/Nがあまりよくない結果だっただけにとても嬉しいです。
今まで家で使っていたスピーカーシステムも一緒に片側をつねげてみると、明らかに今回製作の12GA50のほうが音量が大きいです。
能率の高さを実感できました。
もし250Wのフルパワーをかけられたとしてたら、ジェット機の騒音よりも大きな音が出るのではないかと思います。
1Wで102dBもの音圧が出せるユニットは今時そうざらにはありません。
アンプのボリューム位置も10時方向くらいで近所に迷惑になっていそうなほどの音量で鳴っています。
たった8W程度のアンプとは思えない力強さと音量です。

こんな簡単な構造の箱でも作るのはなかなか大変なものですが、がんばってもう一個評価用ボックスを近日中に作ってみたいと思います。

近々8AG/Nでも評価したいと思います。
この箱の中に6個入っていますので、どなたか使ってみたい方いませんか?
ヨーロッパより直輸入です。
比較的安価なユニットなので使いやすいです。


いや~高能率ユニットは素晴らしい!
12GA50がカーオーディオとして車内で使えたらよかったなあ~
これが使えたら見た目と音質のど迫力が鬼のように迫ってきそうです。
ハイゼットがホールになりそう

ブログ一覧 | 音響 | クルマ
Posted at 2011/12/19 22:25:02

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