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2023年11月23日

牛久城址ドライブ

牛久城址ドライブ とってもいいお天気になるという予報で、「牛久城址」に行ってみようとドライブしてきました。

今回もオデくんです。


「千勝(ちかつ)神社」(つくば市)に立ち寄りました。

参道下の駐車場に停めましたが、上に舗装された広い駐車場がありました。



猿田彦大神(千勝大神)を祭る神社です。



天孫降臨の際、天孫一行をより良き地へと導いた神で、家庭円満の道、仕事や経営の道、合格への道、旅や移動の道、などなどに障害が生じた時、それを打ち祓って願いを叶えてくれる「諸願成就の神」だそうです。

「旅や移動の道」に障害?
今日も無事故・無違反で過ごせますように。
どうかスチグレくんが直りますように・・・



って、巫女さんに気を取られてるようではダメですか? (;^_^A

下妻市に「千勝神社下妻社(元宮)」があるようです。


参拝した後、牛久市へ。

本日のメインイベント「牛久城」攻城です。

「市営牛久城跡観光専用駐車場」(牛久市)に停めました。


戦国期、この地は後北条氏と佐竹・多賀谷氏が激しく対立する“境目”であり、城郭が数多く築かれたそうです。

「牛久城」は佐竹氏の南進に備えるために岡見氏が1550年ごろに築城したと伝わります。



天正15(1587)年、下妻の多賀谷氏の攻撃で、岡見氏の有力支城である谷田部城や足高城は落城するも、牛久城はかろうじて多賀谷氏の侵攻から守り切ったそうです。

しかし天正(1590)年、秀吉の小田原攻めの際に牛久城は落城。秀吉により由良国繁が城主となるものの元和9(1623)年に廃城となっています。

民家わきから攻城です!





「腰廓」?


土橋(?)を渡ると・・・


いきなり「本丸」?


当時は三方を牛久沼に囲まれてたようなので、本丸側の防御は薄かった?

戻って北に進むと・・・


「二の丸」?


本丸より高い感じがしたのですが・・・

土橋(?)を渡って「木戸口」の方へ。


畝堀?


「三の丸」に出ました。




こちら側に説明板がありました。


東西約800m、南北約1kmに及ぶ惣構えの城で、北条流の築城技術を取り入れた複雑な縄張りだったようです。

数年前までは歩くことも困難だったみたいですが、歩きにくい所はなく、保存整備に感謝です。
順路などの表示は無く、帰宅してからネットで調べて、あそこが「本丸」?という感じですが、それもまた面白いです。



【参考にさせていただいたサイト】
お城散歩 日本の城のガイドブック/ガイドマップ 牛久城


攻城を終え、「かっぱの小径」を歩いて「河童の碑」を見に行くことに。


「(特養)元気館」の方のおクルマ? 好きなのばっかり!




「河童の碑」、てっきり牛久沼の畔にあると思ってかなり先まで行って引き返し・・・






「牛久市住井すゑ文学館」(牛久市)


庭と展示ギャラリー「抱樸舎」は無料公開。





住井すゑ(1902 - 97)は、大ベストセラー『橋のない川』で知られる奈良県出身の作家です。
この地は夫・犬田卯の郷里です。
2018年に建物・土地がご遺族より牛久市へ寄贈され、改修し2021年に開館されました。





展示棟は\100。写真撮影はNGです。


中には住井すゑが使っていたテーブルや万年筆、蔵書類がありました。
係の方がとてもていねいに案内してくださいました。


「牛久市住井すゑ文学館」から少し歩くと・・・



「小川芋銭記念館 雲魚亭(うんぎょてい)」(牛久市)


河童の絵を数多く残したことから『河童の芋銭』と呼ばれる画家・小川芋銭(おがわうせん 1868 - 1938)が最晩年に建てた住まいを兼ねたアトリエです(市指定文化財)。

牛久藩の重職にあった父が廃藩置県により失職し、一家はここに移り住んだようです。

当時のまま、とてもきれいに無料公開されてます。写真撮影はNGです。
現在もすぐお隣にご子孫が住まわれてるとのことでした。

「カッパ松」




その昔、いたずらカッパをこの松にくくりつけて殺そうとしたところ、カッパがあまりに泣いて詫びるので、気の優しい若者は、二度と悪事をしないことを約束させ放してやると、それ以来、沼で溺れる人はなくなった・・・



「改善一歩の道標」


大正11(1922)年に城中青年会が旧牛久村の主要な道すじに立てた道標の一つで、小川芋銭が「永久に耐えられる石柱にしなさい」と寄付してくれたもので、現在7本が地区内に残っているとのこと。

青年会が芋銭先生の名を刻もうとすると、「改善一歩」と刻むよう言われたそうです。
“自分の歩む道を善い方へ改めて進みなさい”という意味だそうです。


「河童の碑」(市指定文化財)




昭和27(1952)年に芋銭を敬慕する人々によって建てられた碑です。


一旦、駐車場に戻り、クルマで「徳月院」へ。


かつての城主・由良国繁(ゆらくにしげ)の母・妙印尼(みょういんに)の墓碑である五輪塔や小川芋銭の墓があるお寺です。

入ってすぐ左手のお堂に「閻魔大王」と「奪衣婆(だつえば)」の座像がありました(ともに市指定文化財)。




「閻魔」は死者を裁く十王の中の第五の王で、死後五七日(35日目)忌の審判に当たるという・・・死者の衣を奪う「奪衣婆」は閻魔の妹なんだそうです?!



芋銭の作品『樹下石人談』のモチーフとなった榧(かや)は推定樹齢450~500年の大木(市指定文化財)。


本堂裏手に小川芋銭の墓と妙印尼(みょういんに)の五輪塔がありました。






妙印尼は戦国屈指の女傑だったそうで、その母のおかげで国繁は牛久に所領を得ることができたそうです。


この後、ランチとしました。

「中華団欒食堂りんりん」(牛久市)


ネット情報で塩ラーメンが美味しいというお店です。11:30開店で15分程並びました。開店時点で約10人位並んでました。

待つ間、隣に座ったおばちゃんたちと少々会話を。「女化神社行って来たのけ?」と聞かれ、面白そうな感じだったので、帰りに寄ってみることにしました。

塩ラーメンも美味しそうだったのですが・・・

「とつげきラーメン+ジャンボ餃子(4ケ)」\1,090


「中華丼」\730


いや、とても美味しかった~


で、食後に・・・(;^_^A)


しばらくぶりに来てみたら・・・





?!!? 俊ちゃんが\550 、ずうとるびが\1,100~ ?!!? ( ゚Д゚)

で、お買い上げはコチラ↓


タツローの「IT' A POPPIN' TIME」\16,500 ではなく、
松崎しげると寺尾聰の2枚(どちらも\110)(;^_^A)


この日最後は、おばちゃんたちに教えてもらった「女化(おなばけ)神社」(龍ケ崎市)。

  
Wikipediaには「社地は牛久市女化町内の飛地にある。」・・・ってどういう意味? 牛久市なの? 竜ヶ崎市なの?

祭神は保食命(うけもちのかみ)で、五穀豊穣・商売繁盛の女神だそうです。

「女化稲荷社」→「保食神社」→「女化神社」へと改名した歴史があるようですが、「女化稲荷神社」と呼ばれることが多いようで、現在の社殿は平成14(2002)年に再建されたものです。











周辺は「女化原」と呼ばれる元原野で、『女化物語』という民話が伝わり、その一つは、牛久城主岡見氏の老臣・栗林義長が猟師に狙われていたキツネを助けると、社前に亡き妻に似た女がおり・・・というような・・・



確かに原野かも・・・



いやあ、近場にこんな面白いところがあったなんて・・・また訪れたい牛久市です! 竜ヶ崎市も!




帰り道、牛久学園線(国道408)のアメリカフウ(モミジバフウ)がきれいでした。

ブログ一覧 | オデッセイ | 日記
Posted at 2023/11/25 21:14:42

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