
先月末に手を付けた頃はコチラはまだ本格的な梅雨に突入する前だったような。完成したのは梅雨も明けて夏本番になってからという時間差💧
塗装を始めた途端に飽きがきたフルクラムの気分転換に、積んであったモデロイドシリーズのマドックスを作り始めました。
元ネタは1987年のOVA「メタルスキンパニック マドックス01」に登場するパワードスーツです。作品は観たことないんですが、当時HJ誌でミリタリーに振った連載やってたのは熱心に読んでましたね。
色々な派生型や試験運用の部隊が競合車輌と戦わされて全滅したり、最終的にパワードスーツではなくリモートコントロールするロボットに行き着くストーリーがリアルで魅力的でした。
そういうわけでコイツもOVA仕様ではなく「自衛隊の試作品」としてソコソコリアルに見えることを目指します。

箱が他のモデロイドシリーズ(パトレイバー等)の倍ほど厚みがあるだけに、中身もぎっしり詰まってました。
完成全高12㎝と小振りなのに何処に使うのか不安になります。

ガンプラのように塗装前に組み立てられる部分は先に進めようとしましたが、通常のプラだけでなくABSやPOM(ソフビらしい)素材が混じってるので割れ防止の為には塗装してから組み立てないといけない部分が多く、作業は遅々として進みません…

接着→合わせ目処理が出来ない素材のくせに目立つ箇所に合わせ目が来るという鬼設計なので、新規導入したスジボリ堂さんのダンモで段落ち処理しました。
よく考えられて作られてるだけあって使いやすく、初めて使う道具にしては綺麗に処理出来たと思います。

スナップキットを組んだ状態で塗装してパーツが割れるのは、嵌合部分にテンションがかかった状態で溶剤が浸透するのが原因だそうなので、小さいパーツもひとつひとつ分けて(素材毎に使うプライマーや塗料も分けて)塗装するメンドイ作業が続きます💧
この頃には梅雨真っ只中でしたが、つや消し塗装のパーツばかりでしたから神経遣わずに済んだのは幸いでした。

塗装の済んだパーツから積み立てていきます。
今回は自衛隊の試作品ということで報道陣向けのお披露目の時のように外装はOD一色にして、内部機構はガンプラのようなグレー単色ではなくバイクのフレームのように素材毎に色を変えてみようと思います。

巨大ロボットではなく人体に近い大きさということで安全上注意が必要と思われる箇所は虎縞模様にして、機体全幅の両端となる翼端部分は特殊車輌のように紅白に塗り分けてみました。

塗装前にすれば良いのに今頃翼断面を再現しようとして孔を空けたアホがいます💧
翼端の折れ曲がり部分はシリンダー等が見えるようにしたかったですが(今回は)見送りました…

翼上端のフックは一体成形されてるので切除して、アフターパーツのランナーから径の違うものを切り出して再生しました。

大まかに組み立てたら細部の塗り分けも始めます。
タミヤエナメルのチタンゴールド&シルバーとガンダムマーカーのメッキシルバーEX&ホワイトゴールドを素材毎に使い分けてます。
ホバーノズルの蛇腹部分はフランカーの時同様シルバー塗装→リアルタッチマーカーで焼け表現をしてみました。

いつものようにメンドクサクなったので💧大まかな部分はグレーで誤魔化し、目立つシリンダー等のみ塗り分けてます(どうせ見えませんから…

素材がアレなのでエナメルではなくクレオスのウェザリングカラーでスミ入れしました。
歴戦の戦車や航空機と違い卸したての機体ということで、汚ならしくならないようなるべく綺麗に拭き取ります。

頭部?のバイザー&トサカにはハイキューパーツのオーロラグリーンシールを貼ってみました。
光の加減によっては綺麗に反射しますが、昼間太陽光に当たると安いラピーテープのようにしか見えず残念です💧

デカール貼ります。これがやりたかった!の「技本」仕様です。
1/35の10式戦車用デカールですが概ねぴったりサイズでした♪

1/20くらいのスケールなのにガンプラのようにあちこち細かいデカールをベタベタ貼るとウソっぽくなりそうですので、人間のサイズから見易い大きめのものを火器類のラベルとして貼るくらいにとどめます(物足りずに後で余計なコトするんですが…

背面のセンサー?カメラっぽい箇所にもオーロラグリーンシール貼りますが、小さく切り出してから台紙を剥がすのは滅茶苦茶大変でした💦

こんな具合に反射すると綺麗に見えますね。
最後におかしなナンバー&表示が見えますが💧完成画像はフォトギャラリーに載せたいと思います。
Posted at 2023/07/30 23:01:19 | |
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