【シーサー】
誰もが知ってるオキナワ名物。
民家やマンションの入り口に対に置いて、災いをもたらす悪霊を追い払う魔除けです。
【ガーディアンベル】
アメリカのハーレー乗りから広まったバイクに付けるお守り。
バイカーの間に広がる伝説で、道路には「Evil Road Spirits(道路の悪魔)」が居ると言われていて、バイクに小さなベルを付ける事で、道路の悪魔は鈴の中に閉じ込められて、鈴の音色にヤラレ、バイクから道に転げ落ちるとのこと。
【シーサーベル】
上記2つを合わせたモノ。
15年ほど前、旦那達ハーレー仲間がカスタムの為にたむろってる鉄工所が作ったバイクに付ける沖縄ならではのお守りです。
最初は仲間の絆を示す意味が大きく、身内の中だけで広まりましたが、ここ5年ほど前からハーレーショップは勿論、一部バイク屋でも一般の方向けに売るようになりました。
旦那はこれに3度も助けられたそうです。
ハーレーから落ちて拾ってる間に後続車だった車が、車線をはみ出して曲がってきた観光バスと正面衝突。旦那はセーフ。
落ちる前に鈴の音が大きくなって路肩に停めた直後に対向車がカーブを曲がりきれずに旦那の進んでいたであろう道路の先に突っ込んだり等々、このベルが身代わりになることで大きなアクシデントを避けることができたようです。
私も旦那と付き合いはじめからこのベルを渡されて、1度はバイクで、2度目はクルマで助けられました。
バイクの時は、ベルが大きな音を立てて落ちたので急ブレーキかけたら後輪がロックしてそのまま転倒。10mほど滑走して止まったら、大型ダンプが急ブレーキで目の前に停まった…。(@@;)
ダンプの運転手さんが心配して降りて来ました。ダンプの前を走っていた観光客のレンタカーが道を間違えたのか、急に路肩に停めたので避けるために、対向車線に大きくはみ出した、とのこと…あのまま私が転けずにコーナー曲がってたら…。ブルブル(^0^;)
クルマの方は私がやんちゃしてたのでトラブルの内容は書けませんが大きな事故にならず無事でした(*^O^*)
1度でも災いを救ってくれたベルは、「マブイ(魂)を落とした」という事で旦那達は鉄工所で溶かします。感謝しながら…。また使えそうでも災いを1度でも吸い込んでくれたベルは2度と使いません。
旦那のバイク仲間も同じ様なことが多くあって、このベルはクチコミであっという間に広まりました。
沖縄のハーレー乗りや大型バイカーはほとんどと言って良いぐらいこのベルを車体のどこかに付けてます。
コペンも納車時にワイパースイッチにぶら下げました。
沖縄って、内地の人が「またまたぁ~嘘だろ~?」という話しが沢山あります。
ウチの実家のおばぁなんてしーみーとかで皆が集まると摩訶不思議な話しを一日中話してます(^^)/
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沖縄の事 | 日記
Posted at
2017/06/01 11:42:46