
部屋の片付けがてら見つけた。
初めて期間従業員なるもので労働をしたのは、トヨタだった。
その次の2回目もトヨタだったが。
見つけられた紙はこれくらいしかなかったが、濃密な思い出。
当時自身は、学校を出てから就職せずのフリーターでいたが、親が新聞広告で見つけたのがきっかけでやってみることにした次第。
その時の期間工仲間で、彼女を紹介してくれる人が居て付き合いもしていたが、車もないのに安城の彼女の自宅まで電車で行ったりしていた。
自宅から徒歩で待ち合わせの安城駅に来る、その間にナンパされたとか言っていたので、モテモテの彼女だったのだろう。
それにしても、自身は愛知のことなんかまるで知らないし、遠いのによく行ってたと思う。
その期間工、配属先は明知工場で組み立てだった。
上司(GLという、職長ともいう)がハズレで、こいつは悪代官みたいな人だった。
社員からも嫌われていて、自身は初対面の時に休憩室に呼ばれ、「お前みたいにフリーターでボ~っとした奴は・・・」などとほざく、差別意識高い系の上司でいた。
まだ仕事に慣れるには早い、1週間くらい経った頃か。
作業中にこの悪代官はやってきて、仕事はどうか?と尋ねられた。
それで自身は正直に「足が痛いです」と言うとこの悪代官ってやつは、冗談だろうが自身の足を軽く蹴ってきて、「おう、痛いか?痛いってことは感覚あるな。なら大丈夫だ」などと笑っていた。
無論、鬼・悪魔の部類だ。
そんなことよりも仕事はキツく、段々と安城の彼女とも遊ばずで寮生活の引きこもりになり、ほどなく彼女とも別れた。
次の日の朝から仕事と分かっていても、ラブホテルで1日中遊んでいたくらいだったが、仕事がそれを上回った。
そんな期間工を誰かにおススメするかって話だが、するワケはない。
ただ、やるにしてもメーカーレベルでなら、強いてあげるとすれば、ある。
それはまた別の機会に書いてみる(かも)。
Posted at 2022/09/02 13:26:01 | |
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