こんにちは(^p^)
先週、かねてからの懸念事項だったエンジンマウントの交換を実施いたしました。
最近エンジン高回転時の内装のビビり音が気になっての交換です。
エンジンを気持ちよく回せないのは辛い…
またアイドリング時にハンドル越しに伝わる振動も気になっておりました。
例によって例の如く、伊丹空港近くの八光自動車さんに、
ジュリエッタ嬢を預けます。
サービス氏より
「今のハンドルの振動を覚えておいて下さい。」
との言葉。
そいつぁ楽しみだ、とコーヒーをいただきながら待ちます。
営業氏の
「次回交換時はジュリアに乗り換えましょう!」
なんて冗談も、
ろめ夫は社会の底辺で貧乏なので華麗にスルー。
ジュリアは欲しいですが30前であの車はは分不相応かと…
待つこと40分程度、作業完了のお知らせ。
作業後ケータイのショートメッセージで
作業内容を説明するウェブページのURLが送られてきました。
動画の内容とメカニック氏に伺った内容をまとめると↓みたいな感じです。
この部品がエンジンマウントです。
車体前面に向かってボディの左側と
エンジンを繋いでます。
この辺です。
ではもう一方、ボディに向かって右側はどうなっているかというとトランスミッションと繋がってるそうな。
トランスミッションは2つのマウントでボディに固定されており、今回の整備では取り替えておりません。
ではなぜこれが振動に影響するのかというと…
エンジンマウントを確認すると、
銀色の部分は鋳鉄のかなり頑丈な素材で出来ているようです。
概ね3つの大きな鋳鉄部品で構成されており
青く囲った部品を黄色で囲った部品(2つの鋳鉄部品で構成)が挟み込んでいます。
そして一方(たぶん青の方)がエンジンに接続され、
もう一方がボディにそれぞれボルトで接続されています。
もちろんこのままだとそれぞれの鉄のパーツがぶつかり合い大変なことになるので、
ゴム(ブッシュ)で緩衝させています。
↑上で赤く囲った黒い部分です。
このゴムブッシュでエンジンから発生する振動を一旦受け止め、ボディへの振動伝達を緩和しています。
ジュリエッタで良く見られる(ジュリアQVなんかもかなりマウントが柔らかいらしい)エンジンマウントの劣化とは即ちこのゴムブッシュの劣化にであり、エンジン振動がボディにダイレクトに伝わってしまった結果内装のビビり音、ハンドル振動が発生するようです。
ここで交換前後のマウントを並べて見ます。
左が今回ヘタって交換した分、
右が今回取り付けた新品です。
分かりづらいですが中央の構成部品の位置に注目して下さい。
左側はゴムがへたった結果下方向に位置がズレています。
裏返してみるとヒビ割れ等、明らかに劣化しています。
放っておくと振動がボディを蝕んでいきそうです。
今回交換しておいて良かったです。
と、いうことでジュリエッタ嬢を受け取りエンジン始動!
なんと!ボディが全然、全然振動しません、
シフトノブもハンドルも静かなものです。
凄く高級な車に乗ってるような感動です。
水温が安定したところでアクセルを踏み込むと、
淀みなくエンジンが吹け上がります。
もちろんビビり音もしないし回転上昇自体がスムースです。
劣化時の荒ぶりながら回る様もそれはそれで風情がありましたが 苦笑
あまりにも嬉しかったので友人を呼びつけ芦有へ 笑
2速でぶん回すのが凄く楽しい、3速でも楽しい。
ちなみに私のジュリエッタ嬢はハンズフリー用のマイクをバックミラー根元のあたりに取り付けていますが、振動が軽減され電話相手からは音がクリアになったと評判です。
後日、滋賀方面へ片道100キロほど高速を走りましたが高速での静粛性もかなり向上しておりました。
たかが部品一つの交換ですが効果は絶大でした。
いつまでも走っていたくなりましたが自制。
こんなことなら早く交換しておけば…
Posted at 2018/03/10 15:10:50 | |
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