ロードスター NDを相棒として毎日活用しています。
毎日の工程で市街地が30分、狭く過酷な峠道が6分ほど。6分といっても峠で40km/h維持しながらだとかなりの距離を走ります。
これまでボクスターを2台乗り継いできた事もあり、その経験から毎日ロードスター NDを味わっています。
色々なデメリットも、もしそれが他のメリットとしての交換条件になる場合は、欠点でも否定はできませんが、一方的に「悪さしかない点」が二つあると感じています。
1、一つ目が純正シート。
これはどんなに味方して吟味してあげても悪過ぎる…
私のは最初からホワイトの純正レザーシートですが、まるでハンモックの様に圧を掛けた所だけがドンドン沈み込み、元に復元する力がありません。ロードスター NDで腰痛が多発するのも頷けます(怒)じゃあ交換すれば良いじゃないかという声も聞こえてきますが、交換前提のプロダクトっておかしいですよね…
ロードスター NDユーザーはみんなシートで悩んでいます。外してせっかくレカロに替えたとしても背面のセンターボックスに干渉したり、内臓ヘッドスピーカーの移植に費用が掛かったり…
なにより純正の見た目を失いたくないのに、そのシートがダメだと本当に辛い。ホールド感も悪く、太ももから自然な先の高さにアクセルペダルがないというのも不満です。トラックの様に下に踏む様な感じです。
そしてそれをカバーする為に、ランバーサポートととし腰当てクッションを使い続けると、クッションとの接触部分が更に凹んで、クッションを抜いて座るとボコんと凹みを感じる。
こんなのは運転用シートでありません。大好きなクルマだけど、そこだけは客を舐めていると思います。見た目だけはカッコいいのですが…観てくれ騙しだと思います。
2、もう一つの欠点は?
それは峠のコーナーリングで、グリップしているのに、お尻に「滑ってる?」と勘違いさせるような変な脚の動きをするということです。(ATのレザーパッケージにはリヤスタビライザーが無いことは関係ないのでしょうか?)
恐らくリヤのアームのジオメトリー計算の悪さだと思いますが、コーナーリング最中にリヤの踏ん張りがフッと抜ける様な振る舞いがもの凄く気持ち悪く、ドライバーを「滑った?」と勘違いさせるので、楽しみを半減させます。
ポルシェの場合は、一番素のモデルをフルノーマルで乗っても絶対にそんなことはありません。ポルシェを基準に車と言うものの基準を身体が覚えていると、日本車の力を入れるべき部分と抜くべき部分のポリシーの差を感じます。
田舎ドライブ
Posted at 2022/11/10 18:59:06 | |
トラックバック(0)