3日前、急に「アンテナがつながっていない云々…」とのメッセージがでてテレビが映らなくなりました。
外に出てアンテナを見てもよくわからないので、アンテナポールを外してみると。
「オーマイガー!」 アンテナ線の芯線が切れていました。
ポールからアンテナ素子を外す時に網線もちぎれてしまいました。
これはアルミ缶で作った地デジアンテナだったのです。 どうやら経年変化と金属疲労で切れてしまったようです。
10年近くご苦労様でした。
作り方を調べようとWeb検索するも、記憶にあるページが見当たりません。
仕方がないので絶縁テープとかをめくって記憶を手繰ります。
色々思い出しました。
①同軸ケーブルを12㎝に切りとり、外の皮をむいて網線(網組み銅線)を取り出す。
②網線を残りのケーブルにかぶる。
③ケーブルの先5㎝程の皮をむき、芯線と網線をむきだす。網線はよじっておく。
④露出した網線の根元から12㎝のところに5㎜ほどの幅で皮をむき、網線を露出させてそこにかぶせていた網線の端をはんだ付けする。
思い出したところで早速作業開始です。まずは皮むき。
これは100円均一で買った老眼鏡です。
普段は裸眼ですが、本を読むときは遠近両用を、細かい作業をする時は老眼鏡のお世話になります。
テスタで導通と絶縁を調べます。
OKなので、絶縁テープをまきます。
こんな感じで取り付けます。ただし仮止めです。
雨のかからないところにポールを取り付けて早速受信チェックをします。
D-1最大値が68。いいですねぇ。ほかのチャンネルもチェックします。
D-1=Max68、D-2=58、D-3=61、D-4=60、D-6=53、D-8=72、D-10=68
ちょいとアンテナの向きを変えてみます。
D-1=61、D-2=57、D-3=65、D-4=53、D-6=67、D-8=68、D-10=66
生駒の放送基地方向は高層マンションにさえぎられています。なので反射波の取り込みになります。
時々画面が荒れますが、まあとりあえずはこれで試運転です。
そして今日、時間ができたので一気に完成・設置します。
グルーガンで防水とケーブルの固定をします。ビニルタイを締めなおして余りを切り取ります。
ポールをマジックテープで取り付けます。
高さや方向を微調整してそのたびに受信チェックをします。
が、早速2回目の位置決めでこんな結果が出ました。
いいですねぇ。これはいいですよ。
D-1=81、D-2=71、D-3=75、D-4=82、D-6=73、D-8=73、D-10=72
しばらく見ていましたが、どのチャンネルも鮮明で、画面が荒れることもありません。
最高です。これ以上は望めないだろうと思い、ポールを固定します。
テレビを見ながら飲むビールがうまいっ!
Posted at 2018/06/27 22:34:51 | |
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