トップケース ブレーキランプ取付け

私の400XにはトップケースとしてGIVIのB47を取付けています。
このトップケースにはオプションでLEDのブレーキランプを取付けることが出来ます。
随分前から取付けを画策していましたが、車体の配線にエレクトロタップを噛ませるのに抵抗があり、色々検討と準備で時間を要してしまいました。

メンテナンスマニュアルにある配線図です。
ブレーキ/テールランプの根元に3Pコネクタがあるのでここに割込みハーネスを入れればブレーキランプ連動が出来るはずです。
多分「桃/青」と「緑」で行けるはず。

車体ではシートアンカー後ろのこのコネクタです。
まず、既存の割込みハーネスがあるか探してみましたが、キジマからもキタコからも400X用の3P割込みハーネスは出ていません。GB350用とかREBLE用の2Pの物ならあるのですがねぇ。
仕方が無いのでこのコネクタそのものを探しましたが、これがまた一苦労。
結局、Yahoo!の知恵袋に相談して特定。
矢崎総業製の防水コネクタHSシリーズと判明。
ご協力頂きました方々、ありがとうございました。
コネクタが特定出来てこれで行けると思ったものの次なる難関。
HSシリーズの3Pコネクタ、メス側はネットショップで見つかるのですが、オス側の扱いが国内のネットショップに無くまた頓挫。
結局海外のネットショップに見つけてなんとか入手出来ました。

お手製の割込みハーネスです。
端子のサイズが0.25なので老眼気味の私にはちょっと苦労させられました。
３本中どの配線から電源を取れば良いか確認の為、取出し配線を３本用意。
車体に組み込んでテスターで確認。
この割込みハーネスで赤とピンク、配線図では「桃/青」と「緑」で正解でした。

これがGIVIのオプションのランプセット。
エレクトロタップが入っていますが使いません。
また、ケースの蓋と本体との間に中継コンタクトがありますが、これもネットで見ると不評なので使わず、ケース底面のコンタクトから直接ランプに繋ぐことにしました。

ランプユニットです。赤いカバーは元の物を流用します。
また蓋に4.5mmの穴あけ加工が必要でした。

作業終了して点灯確認。
ブレーキを掛けないとテールランプだけ通常の点灯。

ブレーキを掛けるとテール／ブレーキランプとトップケース左右のランプが点灯。
うん、いい感じ！
これで後続の大型車からも見易いかな？
ケースの中の配線がまだちゃんと処理で来ていないけど、それは追々。
さて、明日晴れたらどこかに行こうかな？
あ、セローのエンジンもそろそろ組立てなくちゃ…。

下のケースから上の蓋の間の配線渡しは、元々ある蓋の開きすぎ防止のプラスチック製ストラップに沿わせて配線しました。荷物等で引っ掛からないよう蛇腹の配線カバーで隠しています。
その他の配線もケースの内張りを付けて隠しました。内張りは中で荷物が暴れてもガタガタしないし、傷防止にも役立ちます。
柄のセンスは？ですが…。