冬はスキーと決めていたのですが、年々悪化していく暖冬のため(日帰りで行ける範囲は広島ぐらいなので)今年は別なことをやろうと予定していなかった真冬のソロキャンプを計画。金曜日に強制有給がもらえてたので一週間前にキャンプ場に金~土曜で予約をとってみると、その時点では他のキャンパーの予約がない状態。これは初の完ソロのチャンス。(完ソロとは、他のキャンパーがいないまま、一人でキャンプ場を貸切状態のままでソロキャンプを完遂すること)
でも冬のキャンプは自発的では初めてなので、対策を十分過ぎるほどしておかないと。
というわけでこれらを用意。
発熱ソックス、ニット帽、ネックウォーマー、防寒手袋、あたたかタイツ、焚き火での火の粉除け用の綿100%のブランケット。
そして電熱ベスト。
念のためスキーウェアも持って行きました。これで防寒対策はバッチリのはず。
CX-3は荷室が狭いのですが工夫するとキャリア使わなくて意外と積めます。
後席シート倒して、後席足元に小物を詰め込めていきます。
ブレーキング時に荷物が前に崩れ込んで来ないように、大き目で薄いマットやテーブルでシート間を塞ぎます。
万が一のため窓際は柔らかい物を置いています。
後ろから見ると限界に見えますが、右手前にまだ余裕があります。ちなみに、助手席はバッグ一個だけ置いています。
(ウーハー降ろせば…)
キャンプ場到着。ここはオートキャンプ場ではないのですが、搬入撤収時に車を横付けできます。荷物を全部降ろした状態がこれになります。
ソロキャンプとして考えると、平均的な物量を遥かに超えています。
(受付で再度確認したところ他の予約は入っていないとのこと。完ソロ確定です。)
この後に設営にはいるのですが、その時に予報されていなかった雨が降り始めました。その日の降水確率は10%でしたが、やはり冬の山は変わりやすい。一応、雨対策もしてましたが風も強くなり一苦労。設営後には止んで夕食の準備、薪割りして火おこししようとした瞬間また雨が。今度は更に強い雨風で一旦幕内に退避。1時間以上過ぎてやっと治まりましたが、もう周囲は真っ暗。
で、今回のキャンプの晩飯はこれ!
ですが山口県民にとって瓦そばは身近なものであって、近所のスーパーに行くと、
こういったものが4種類ほど販売されています。つゆ付きで麺は生で既に茹でられています。少し油を付けて炒めるだけで手軽に作れてしまいます。県民はフライパンまたはホットプレートで作ります。自分も自宅で何度作ったのかわからないくらいです。
まっ、外で作るのはこれが初めてなんですが。
食べ終わると、雨が嘘のように晴れ渡り、夜空も奇麗。星もスマホで撮れるほど。
冬は虫がいないから良いと言いますが、実は真夏でも場所や時期によっては虫がいないのです。昨年の夏に晴天続きで体温越えの37度の気温の中、広い芝生のサイトで木々が遠くにあるキャンプ場では、夜も早朝でも全然寄り付きもしなかったです。広い芝生では、虫にとっては日陰のない灼熱の砂漠なようなものなんでしょうね。まあ人間も、それなりの猛暑対策をしておかないと干からびますが。
そして、本来はやってはいけないマナー違反な行為(他のキャンパーに迷惑をかけるという意味で)である、夜遅くまでの焚き火ができる。
管理人さえ帰宅していて本当のぼっちキャンプ。完ソロのメリットでもあります。自分以外は誰一人もいないのですから。
冬のキャンプは特に思うのですが、焚き火を眺めるだけで真の無心になれる。
普段ではイヤホンか極小で聴いているラジオも完ソロでは気にする必要も無くなります。
ちなみに、青の飲むヨーグルトのペットボトルは中身は別物で、食器用洗剤が入っています。
防寒対策の極めつけのアイテムがこれです。
イワタニのCB缶専用のガスストーブ。勿論ですが、一酸化炭素中毒にならないように開口部少し開けて換気しながら使っています。
使うと温度はこのようになりますが、
熱は上に溜まるので、床はこれよりも低くなります。実質幕内は20度くらい。8.8度は室外温度ですが、外部センサーをインナーテントとフライシートの間に吊るしているだけなので、幕内温度の影響を受けています。
ストーブを使う直前では外は3.8度。内は4.2度で吐く息は白かったです。
シュラフは冬スペシャルのこれになります。
適応温度域が-25度~+5度となっていますが、
-25度の環境では相当着込んで寝ないと無理だと思いますが、体感的に-5度以上だと薄着でもいけるレベルのものです。冬の車中泊でも、これ一つで過ごせると思います。
ランタンはLED派で燃料系のランタンは使っていません。
めっちゃ明るいし光色を3つ選べて、明るさも無段階調整、収納に気を使うこともなくメンテも不要でコンパクト、外でも中でも使えて翌日余った電力でモバイルバッテリーの代わりにスマホ等を充電できるので便利。ただし、味や映えは一切無いですが。
愛用のクーラーボックスはダイワのプロバイザーHD ZSS2700EX
これは打倒シマノとして、開発され昨年発売となった物です。6面極厚真空断熱材と発泡ウレタンの二重構造となっています。蓋のみ極厚真空断熱材と発泡スチロールの二重構造。シマノとの違いは、蓋にまで極厚真空断熱材を採用したことになります。やはり国産釣具メーカーのクーラーボックスは格が違いますね。猛暑のキャンプで翌日の昼前まで凍らせたコンビニのペットボトル麦茶が気泡一つもなくガチガチに凍ったままでした。本来の釣りの環境では、真夏ピーカンの波止場(裸足で火傷するレベル)でも直置きされ日陰に置かれることなく直射日光を浴び続けるといったクーラーボックスにとって過酷な使われ方でも性能を求められているので、こんな反則級のクーラーボックスが生まれてくるんだと思います。
イエティ越えの保冷力を持つオルカと、ダイワ6面薄膜真空断熱材の前モデルを
対決させた動画がありますが、結果を先に言うとドローだったようです。ということは保冷力アップした極厚モデルは最強とは言えませんが、トップクラスであることは間違いないです。
幕内はこんな感じにしています。
床面積が4.3畳くらいあります。このテント大人2人と子供3人の5人用テントですが、あえてソロ用として使っています。部屋化し秘密基地感があって、ゆっくりとまったりと過ごす時が一番楽しいし、腰が弱いので低すぎるテントは苦痛になってしまうので大き目のテントにしています。
床ですが、グランドシート・インナーテント・専用フロアクッション・厚みのあるレジャーシートの4重構造となっています。ここまでしないと冬場は暖房入れても地面の冷気が伝わり、「床がキンキンに冷えてやがるぜ~」状態になってしまいます。
さて夜中の1時過ぎたので就寝します。
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Posted at
2020/02/03 14:57:46