我が家の車庫は長い間、パイプで建てた簡易的な車庫でした。去年の暮れに温めてきたアイデアがあったので屋根にウッドデッキが付いた車庫の設計図を書き始めました。あーでも無い、こーでも無いと試行錯誤を繰り返してほぼ完成したのが六月でした。
過去に飛行機の設計図を書いたことがあるので、木造住宅の構造の本を参考に設計しました。独自のアイデアを詰め込んでの設計なのでワクワクしながらも楽しく設計図を完成しました。しかし、実際に建て始めるには固い動機が必要でした。それには完成を目指してのロマン。夢を持ち続けることでした。床はフローリングで、コンクリートには絶対にしない。綺麗だが冬は居られない。寒さで耐えらないコンクリートだ。
屋根の高さは材料になる材木の長さで決めた。4mが最上の高さにした。二階のウッドデッキの柵、目隠しの高さにした。
基礎は沓石を使った。水平基準線を出して、沓石を配置した。次は角材の溝切り加工。ノミで掘るのではなく。3800円で購入したチェーン溝切り機での加工。素早くのぞみの幅と深さに掘れた。図面を参考にしながら柱、桁、梁を寸法出したら、組み立てだ。柱を立てる。桁と梁を組み立てて羽根つきボルトで固定する。筋交いを入れコレもボルトで締めつけてガッチリ固定。屋根の構造は二重になるので桁と梁の下側に垂木を渡してポリカ板を張れるようにした。全面にデッキでは暗くなってしまうので半分の屋根は半透明なポリカ板に。
次は外壁には塗装済みのコンパネベニヤ板を貼り付けて、裏側は防腐剤を塗布長持ちするかなぁ?しかしながら材木が大量に残りそうなので外壁には4m×90×15のアカマツの木を貼って格好良くする。
丁度良いアスファルトルーフィングが半値で販売されていたので、急きょ設計変更した。柱の横にもう一本添え柱を斜めに立てる。良いアイデアだ。コンパネを裏返しに張り替えた。ルーフィングを壁下地にして
アカマツ材を下から重ねて取り付ける。
我ながらよく気がついたと思う。オシャレだと言われて気分がいい。
下側には明かり窓のようにポリカの波板を家の周りの柵に張り付けたら、足下が明るい。
車庫の前後は吹きさらしで良いとしたが、実際には屋根が高いので、雨が吹き込むし中の物が濡れて困るので日差しを作ることにした。二階のウッドデッキには杉の木にした。床用に厚めで綺麗な材木が目に止まった。防腐剤を二度塗りして乾かして塗装した。ウッドデッキの床に補強して張り付けてた。
目隠し板を張れるように柱を立てる。金具で取り付けてみた。ここで桁が頼りなく思えて補強した。45×90×3600の防腐剤済みのものだ。ボルトで締めつけて取り付けた。
更に、柱を追加して立てる。105×105の杉
一本が950円、安い。ガッチリして心強い。五本ほど購入した。一本は半分に加工して、柱と日差しの梁にした。網戸を作成して軒下に吊り下げた。雨よけ大正解だ。
次は、棚の作成。
完成した屋根の上のウッドデッキに上って見ると、見晴しがよく屋上が出来たみたいですよ!
Posted at 2019/12/22 10:23:29 | |
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