デフロック動作確認(転載)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
取扱説明書にも書かれていますがデフロックの点検手順です。
ジャッキアップします。
手でタイヤを回すだけなので地切りすれば大丈夫です。
リアの場合サイドブレーキの解除が必要です。
トランスミッションはニュートラルにします。
2
輪留めは確実に。
デフロックの操作には四駆である事とトランスファーがニュートラルではない事が必要で、成立していないとキャンセルされます。
フロントデフロックと四駆の動作確認は片側前輪をジャッキアップして手で回して行えます。
3
点検中はどうしてもキーONの状態になります。
尚、エンジンを始動させると四駆になりタイヤを手で回せないので注意して下さい。
アクチュエーター及びデフロックコントロールコンピューターの動作音で電気的な確認は行えますが、実シフトとは別です。
4
リアデフロック、又はフロントデフロック及び四駆へのシフトの確認は持ち上げたタイヤを手でゆっくり回して行います。
先ず、ロック前に手で回るか確認。
デフロックONでアクチュエーターが作動しますが、5秒間ほどです。
再開するにはキーOFF~キーONします。
ロックすると噛み合う音が聞こえます、聞こえなくても手でタイヤを回せばロックされます。
5
シフトされると、タイヤは回らなくなります。
解除の時も、手で回しますが噛み合い具合で逆方向に回した方が良い時も有りますし、速度を早くしたり遅くするのも効果が有ります。
ミッションが入っているとタイヤは回らず、左右を同時にジャッキアップしているとデフロック時は同じ方向に回転します。
6
デフロックアクチュエーターは、待ち機構のスプリングを圧縮させて、ギアが同期した時にシフトフォークを動かします。
ここにはリミットスイッチの端子が3個有り、アース側で接続不良等が有ると動作しません。
7
カバーの裏(中側)にスプリングの受けが有ります。
何らかの事情でオーバーランするとスプリングが外れてモーター音はするが、実シフトができない状況に陥ります。
実際に発生し、偶発的に回復しましたが、リアロック状態で走行する事になってしまいました。
8
修復の際に使用した手動のシフトスイッチです。
燃料タンクとファイナルメンバーの間にリアデフロックに繋がるカプラーが有りますが、そこから割り込ませて別途電源を用意して単独で作動させます。
通常はデフロック解除に固定した配線ですが必要に応じて入れ替えればデフロックオンに使用できます。
リアバンパーの上のカプラーは間違って発注した(突起の位置が逆)カプラーです。
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