なかたのブログ一覧

30日に手術して7日に退院することができました。
GWはどっぷり病院漬けの毎日だったので、8日も休みをもらって自宅でのんびり連休を過ごしてます。

写真は私が丹精込めて育てた「胆石」です。（ｗ
あんまりお見せするものでもないのでしょうが、こんなモノだということで。記念にもらって帰りました。

直径10ミリ弱のものから25ミリくらいのものまで大小6個もありました。（1個は潰してみた）
これらが詰まって胆のう炎を起こしていたわけです。

胆のうは肝臓から出る胆汁を一時的に貯めておく場所で、食後に胆のうが収縮して十二指腸に胆汁を送り込んで消化を助ける役目があります。
医者から聞くに、私の場合はもう既に胆のうがほとんど機能していない状態だったらしい。
あまり収縮しないから胆汁が澱んで固まってしまう、たまに収縮すると固まった石が動くので激しい痛みを伴うそうな。
切除した胆のうは壁が厚くなり硬くなっていたとか。
不規則な食生活、コレステロールの過多などが原因であることは想像に易いわけで。

手術はこの手の治療では一般的という「腹腔鏡下手術」を受けました。
へその直ぐ上を3センチほど、その15センチほど上あたりと右脇腹をそれぞれ2センチ弱ほど、3ヶ所を切って挿入したカメラの映像を見ながら行なうものです。
もちろん全身麻酔なので、私自身の記憶は全くありません。
手術台に乗って「眠くなりますよ～」と言われて気がついたら既に病室に戻ってました。
手術は2時間弱と聞いてましたが、若干手間取ったらしく、2時間半ちょいかかったみたい。
「終わりましたよ～」って呼びかけられて、返事をしようにも目が開かないし呂律も回らなくてまともに会話した記憶も薄いまま、翌朝まで眠り続けてました。（＾＾；

術後の経過は良好で、翌日昼からは動けましたし、その晩からは食事もとれました。
もともと機能していない胆のうだったので、普通ならしばらくは下痢が続くらしいのですが、そうしたこともなく、麻酔明けの頭痛と発熱があった以外は健康そのもの。
手術跡の過剰な痛みもなく、看護師さんから「痛み止め要らないの？」って何度も訊かれたくらい。
抜糸というか、糸じゃなくてホッチキス止めしてたのも6日には取れて、7日に退院できた次第です。

昨年秋の健康診断で初めてエコー検査を受けたとき、実は石があることを指摘されてました。
その時までは全く痛みを自覚したことがなかったので放っておいた（実際、石があっても一生痛みを感じない人も居るそうです）のですが、今年に入って痛みを繰り返すようになって摘出した次第。
初めて受ける手術に恐怖心が無かったと言えばウソになりますが、それ以上に今度いつ痛むかという不安とその激しい痛みから開放されたい気持ちが上回ってました。
手術を無事に終えてホッとしています。


今年は本厄なので何かあると思ってましたが、「こんな大変な目に遭った」のか、「この程度で済んだ」のか、どんなもんなんでしょね？