欧州車向け(割合、最近のモデル)にオススメな
エンジンオイルは
メーカー指定の中の
1番軟いモノです。
判断は◯◯W-30とか書いてある
後ろの番号が低いモノです。
理由は
・燃費が良い
・軽やかにエンジンが回る
・フリクションが少なくなっている事を感じる(↑と重複w)
からですネ。
「焼き付き等が怖い」から、
硬めのオイルにする、というのは古過ぎる考えなのです。
欧州車は「エンジンオイル種の指定」があります。
例はACEA C3 または、ACEA A3/B4のような規格です。
これは高温・高圧下での焼付き防止を規定しています。
(HTHS粘度規定)
つまり欧州車のメーカー指定のオイル種での粘度で選択すれば、
軟いオイルでも硬いオイルでも焼付き問題は無くなるのです。
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硬めのエンジンオイルを使用する事を
否定する訳ではありません。
では、硬いオイルを入れたい方の理由として適切なのは
・メーカー指定の粘度がそもそも硬い
・十万キロ〜何十万キロ走る事を考慮し、
エンジン内部の耐久性を保つため
とか
・重厚にエンジンが回るフィーリングが好き
・エンジンノイズを抑えたい 【追記】
または、
・使いたいオイルメーカーやブランドで軟い粘度がない
そして燃費を多少犠牲にしても、そちらが優先
という理由なら、その方が良いでしょう。
「音やフィーリング」を大事にしたい方は多いと思いますし、
そちらが重要ならそうしたら良いのです (燃費は多少犠牲になります)。
それは個人の選択の自由ですよね。
(ただ、硬いエンジンオイルを入れているのに
燃費が悪い、とか頭の悪い事は言わないようにw)
この世は全てバランスというかバーター条件であり、
エンジン内部保護と燃費性能の二つともに良いというのは
中々無理だったりコストが異常に(桁違いに)高いことになるからです。
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ちなみに旧めのBMW M等のモデル等の
硬いオイルがメーカー指定されているクルマは
絶対に硬いオイルを入れて下さい!
これは、エンジン内部のクリアランスが
硬いオイルを使用する前提で設計されているからです。
エンジン内部の潤滑不足となり、
内部の部品が削れていってしまいます。
最近のMモデル(F系以降)とは、設計思想が異なるので
軟いオイルは入れられないのです。
(逆に、この記憶や経験から新モデルに乗り換えているのに
硬めのオイルを入れている方も居るでしょうが、
設計思想が変わっている事を理解した方が良いでしょう)
P.S.
欧州向けとしたのは、欧州車しかACEA規格を
指定してないからです。
国産車やアメ車でも、焼付き防止を考慮するなら
ACEA規格も通っているエンジンオイルにすると
きっと良いでしょう。多分、知らんけどw
ちなみにガソリン車のみならACEA A3/B4。
ディーゼル車もガソリン車もという事ならACEA C3です。
ACEA規格は後の数字が順に並んでいないので、間違えないように。
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Posted at
2023/11/09 07:25:05