実家での雑用、かんすいOFF,かんすいOFFであった方へのWEB上でのご挨拶など、ひと段落着いたので。(コメントへのレス付けは、たまりまくり。
これが書き終わり次第、そっちやります。
さて、これを書き終わったらRINさんとこへトラックバックする予定だったが、ページを削除している模様。
仕方がないので、記憶に残っている限りで、彼の理論の間違いを指摘しておきます。
彼の理論によると、ビッグスロットルは、境界なんたらで、空気の流れないところが有り、
実質的な開口面積がビッグスロットルは小さく、標準のスロットルは、ビッグスロットルより実質的な開口面積が大きいので、流速、流量とも標準のスロットルが優れる・・・・・と、言うような理論展開だった。
基本的にありえない。すぐに気がつくと思う。
簡単な思考実験にかけてみる。
洗車を終えて、カーシャンプーの泡を流しているところを想像してみる。
ホースで、水をかけて、泡を流しています。
ホースをちょっと指でつぶして、車に水をかけています。
A水に勢いをつけたい時
ホースを指でさらにつぶします。
当然水の勢いが増し(流速が増す)、そのかわり流量が若干落ちます。
(ホースを指でつぶしても、単位時間当たりの流量にまったく影響がないのならば、水の太さが減った分を流速の増加分で丸々カバーして、ちゃぼさんが三度の飯よりも好きな例のベルヌーイの定理が成り立ちます。実際のところ、抵抗等も増えるので流速は増加するけれども、単位時間当たりの流量は、減少します)
Bたっぷり水を出したいとき
ホースをつぶしている指をどかします。
水がゆったり、たっぷり出ます(流速が減少し、流量が増します)
さて、RIN氏の言ってることが正しいとするならば、
Bをしたときに・・・・つまり、ホースから指をどかした時に、
水流が強くなり、流量も多くなるということになるが・・・・
実際、そんなふうになるわけがない。
ホースから指をどかしたとたん、水は、さっきまで勢いよく出ていたものが、くたんとなる。そのかわり、水は、太くゆったりと流れる。
RIN氏の理論は、現実とまったく合致しない。
てなことで、明らかに間違っている。
もうひとつ、思考実験にかけてみる。
Ⅹ:鉛筆の背中(鉛筆の芯の正反対の削ってないほう)
を、手のひらに、力いっぱいぐりぐり押し付けてみます。
まあ、2ミリくらい手のひらにめり込む・・・・てなところでしょうか。めり込んだ深さが、流速にあたり。手のひらにめり込んでいる、鉛筆の体積が単位時間当たりの流量と、イメージして欲しい。
流速は遅く流量が多い
手のひらに接している面の面積が、スロットルの開いているところとイメージする。(スロットルの開口面でスロットル手前の正圧の空気と、スロットルからインテークマニホールドの間の負圧の空気が押し合っている)
上記が、実質的な開口面積が大きい標準のスロットルに値する。
Y:鉛筆の芯の方を手のひらにぐりぐりします(危険、痛い)
ビッグスロットルの状況をスライドさせて再現している。
3、4ミリは、めり込むでしょうか。
めり込んだ深さが、流速にあたり、めり込んだ体積が単位時間当たりの流量となります。
流速は速く流量は少ない
なぜこのような状況が生ずるか、接する面積が小さいと、単位面積あたりの荷重が大きくなるからだ。だから、鉛筆の芯は痛い。
逆に面積が増えれば、単位面積あたりの荷重は減る。鉛筆の背中で、手のひらを押しても大丈夫。
RINさんの理論のように開口面積が大きいほうが流速も速く、流量も多いというならどうなるでしょう?
鉛筆の背中で手のひらを押すと鉛筆が手に深くめり込んで手のひらが血だらけ
鉛筆の芯で、手のひらを押すと、手にほんの少しめり込むだけで、つぼを押したみたいで気持ちいい
上記のようになるはずです。
そんなふうになるでしょうか?
なるわけがない。
流体が狭いところを通ると、流速が上がるのは、鉛筆と手のひらの、単位当たりの荷重の概念で、簡易的に理解して問題ないように、個人的には考えている。
基本的に、流速と流量はトレードオフの関係になります。
流速をあげようと、インテーク径を細くしたり、バルブ径を小さくしたとしましょう。
トルク、レスポンス等優れるが、高回転域で、空気の流入量が稼げず、結果として、高馬力は望めない。
流量を稼ごうと、インテーク径を大きくすると、高出力が稼げる代わりに、トルクの細い線の細いエンジンとなる。
RINさんの理論のように開口面積が大きいほうが流速も速く、流量も多いというならどうなるでしょう?
車体が許す限り、インテークもエキマニも、目いっぱい太くすればいいということになります。
そんなことはありえない。
流速と流量がトレードオフな関係であるがゆえに、インテークを細くしたり、太くしたりのさじ加減が設計の勘所になるわけだ。
さて、RIN氏ともあろうものが、何故そのような勘違いをしたのか・・・・。
おそらく、水道をイメージしていたのだろうと推測される。
ぽたり、ぽたり・・・と、水がたれている蛇口を想像してみる。
少し開けてみる。
流量、流速とも増す。
さらに開ける
流量流速とも増す。
なるほど、このような状況なら、RIN氏の語る理論も、ありえよう。
しかし、水は、空気とは比べ物にならぬほど、粘性がつよい。
スロットルでコントロールしているものが、水ならばRIN氏の語る理論も正当性を持つ。しかし、空気はあまりにも水より小さい。
水道管に、小さな穴がひとつ空いても、「ぽたり、ぽたり」で済む。
ガス管に同じ穴が空いていたならば、「シュっ~」ってもう、大事件です。
RIN氏のイメージした状況は、エンジンのスロットルの中では起こっていない。
基本的に、ビッグスロットルは、標準のスロットルよりも、OFFって開け始める状況において、およそ、標準のスロットルよりも、エアの流速が遅いという状況は、相当考えにくい。
RIN氏の理論には相当に無理がある。
さて、この人が言うところによるとまた、このお方のように空力を論ずる時ベルヌーイの法則を持ち出す方がいらっしゃいますが、複雑な計算式を完全に理解できてる人でないと引き合いにも出せないのでは?と、カウンター・ツッコミを出したくなるのはちゃぼだけでしょうか?当然ですがちゃぼはサッパリ分かりません(キッパリ
と、上記のようなことをおっしゃる。
不思議なことをおっしゃる方だとおもう。
単位時間当たりの流量が一定ならば流路の断面積が狭いほど流速が速くなる[ベルヌーイの定理]
洗車の時に、ホースをつぶせば、流速が増し、流量が落ちます。(まったく単位時間当たりの流量が一定に保てるならば、あたりまえだが、水の流れが細くなった分を流速の増加分で完全に補って、流量は変わらないが、現実的には、あまりない状況)
ホースを押えてた指を離せば、水流の流速がおち、そのかわり、水がゆったり、たっぷり出ます。
一般の、経験則に何も反するところがない。
ベルヌーイの定理は、流速が2割落ちると流量は、○○パーセントのあたいで比例して・・・・ということではなく、流量を一定に保てるならば、断面積を狭くして、流量を早くすれば、水の太さが細くなったという分を丸々完全に、流速の速さで埋め合わせることが出来る・・・ということを理解して引き合いに出すことに、何の問題があるのか。
そもそも、定理とは、これはすでに結論の出た問題として、ややこしい数字や実験にタッチせずに済むための道具としてあるものです。
定理を構成する数式を意識せずに済むのも定理があるゆえです。定理を引き合いに出すのに数式を理解しろと?万有引力の話すら、数式を理解していないと、語れないというのだろうか・・・。なぞだ。
参考資料