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スズキキャリイ お客様よりローギアに入りずらいたのことでお預かりして修理します。


クラッチワイヤーを調整しましたが改善されなくどうやらクラッチの切れ不良によりギアの入りが悪いようなのでクラッチをオーバーホールします。


スズキも対策部品を出しておりこれらを、一式交換するよう指示されました。


ミッションを下ろすのも縦型エンジンですとリフトさえあれば簡単です。


レリーズベアリングの動きが悪く切れ不良の原因かと


このインプットシャフトのミッションケースのスライド部が段付き摩耗していたのでペーパーヤスリで磨きます。クラッチ板の削れたカスが動きを悪くするようで対策部品のレリーズベアリングもグリスは塗布しないようになっています。


クラッチ盤、カバーなど新品に交換してからミッションをドッキングさせ完成です。
交換後はスムーズにギアが入るようになり無事治りました。
新型ジムニーJB64やDA17エブリイも対策部品がありますので 補償範囲内であればクレームにて対応しますので みなさま我慢しないでディーラーに言いましょう。