ラレーツーリストのスケルトン

写真はコペンハーゲンの自転車屋に貰ったラレーの最新カタログの一頁、Tourist De Luxe Brooksというモデル。

シートチューブの傾きに目を奪われるけれど、実はトレイルの大きさやリアセンターの長さにも特徴があるようです。

競技用ロードレーサーとは異なるツーリング用自転車のカタチは、ロードレーサーのサドルやハンドルの、カタチや高さを長距離向きにするだけでなく、スケルトンの考え方から変える必要があると言うことなのでしょう。ただ、ロードレーサーのスケルトンをカッコいいと感じる眼には、そこからズレて来ることに違和感があるのも事実ですね。

因みに、ポケロケのリアセンター：フロントセンターは4250：5750で、比率にすると0.73。ある人のブログでは、ランドナー0.74、ピスト0.69だとか。また、このラレーツーリストや英国式28号は、写真で測る限り両者とも0.75でした。

自転車に試乗した時の印象や乗り味の一部が、自分の身体とのフィッティングやパーツの違い以上に、こうしたスケルトンの違いに依る部分が大きいのではないか。28号に試乗して以来、自転車の力学的特性に興味が出て来ています。

折りしも、シクロツーリストブックスの最新刊が、自転車ビルダー入門だとか。読んでみようかしら？