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AKB48の前田敦子がロボット役で出演しているＴＶドラマ「Ｑ１０」は、「野ブタをプロデュース」と同じ木皿泉さんの脚本で、夫婦で毎週楽しみにしています。木皿泉というのは、僕らとほぼ同世代の夫婦共作の活動ネームのようですが、前回の野ブタ同様、今回も挿入歌がグッと来てしまいます。

第1話）ジローズ「戦争を知らない子供たち」
第3話）はしだのりひことシューベルツ 「風」
第6話）堺正章「さらば恋人」

次は何かな？と妻と話していたら、「どれも北山修の歌詞みたい」と。北山修氏は精神科医でありながら、70年前後には音楽活動も活発だった人。妻の仮説が正しければ、今後使われるのは『あの素晴しい愛をもう一度』『花嫁』『白い色は恋人の色』あたり。どれも切なくなるほど懐かしい。

同じ作詞家・阿久悠氏によれば、歌謡曲とJPOPは、映画とブログほどの違いがあるそうです。記憶は不確かですが、前者は人に幸せになってもらうための世界観を構築するのに対して、後者は俺を理解してくれというメッセージのみ、と。昭和に青少年期を過ごした僕らは、こういう大人に育まれていて、当時の歌謡曲にも（全部ではないでしょうが）そういう他者への思いが込められていた。精神科医だった北山修氏にもそういう思いがあっての作詞活動だったのでしょうね。

「Ｑ１０」はロボットという下手をすると破綻しかねないキャラクター設定にもかかわらず、いわゆる悪人が登場せず、他人への思いが（すれ違うことはあっても）常に充満していて、それらを支える挿入歌として70年前後の歌謡曲が選択されているという意味では、良心を感じることが出来る数少ないＴＶドラマだと思います。すでに半分くらいが放映されてしまってはいますが、オススメです。土曜日21時。

※写真はＱ１０の撮影に使われていると思われる、鹿浜橋の袂にある鉄塔を真下から見上げたところ。

13時頃カルボナーラでカーボローディングしてから出発、今日は一目散に荒川ＣＲへ。というのも、あじこぼさんの日記を見て俄然ブルベ（200km）に興味が湧いたものの、これまでの一日最長は80kmちょっと（しかも6時間以上かけて）。今日は片道50kmまで行って折り返すことで100kmを達成してみようという安易な計画です。（→なら、もっと早起きしろよw）

いつもは休憩する新岩淵水門をスルーして朝霞水門まで一気に。スポドリ飲んでまたすぐ出発。秋が瀬橋、上江橋、入間大橋などで右岸と左岸を行ったりきたりしながら、気持ちのよいコースを選択。時速は24km/hを下回らないようにするだけで、ひたすらロングライドのために体力を温存。右脚で「踏んで」しまう癖があるので、今日は左脚を軸に「回す」ことを意識してみました。

15時頃、ようやく見慣れた川岸屋（うどん屋）に到着。ここは息子と車載で大宮まで行き、そこからサイクリングで2回ほど訪れています。そうか、あそこまで自走で来れたんだ～。ここは店先に自転車のサドルを引っ掛けるバーが設置してあるのがよいですね。たくさん走ったご褒美として、今日は肉うどんを所望。うん、美味い！おばさんに「気をつけてね」と声をかけられ、今日のcafe a-waterを近くの上尾丸山公園で開くことに。ここまで来ると紅葉も随分色づいているし、池で釣りをするおじさんたちも楽しそう。

サイコンを見ると距離はまだ44km。50kmに少し足りんのぉ～、と一服かましていると、紅葉が夕日に輝き始めているじゃありませんか！やべぇ。うどんと珈琲で休憩しすぎだよぉ。時間は16時過ぎ。慌ててカフェ撤収し、家路をまっしぐら。

が、5時近いＣＲはほとんど真っ暗。街灯なんてありません。この時間にＣＲ走ってるローディが少ないことが、僕の無知を物語っている気がします。フロントライトAKSLENを点滅から点灯に変え、バイザーを上げると光が遠くまで届くものの、行きほどのスピードは出せません。しかも、足先が冷たくなるし、右膝裏の筋が痛み始めました。やっぱり右で踏んでいるみたいです。サドルの上でストレッチやマッサージで誤魔化そうとするものの、結構辛～い。それでも、朝霞を越えて新岩淵水門まで来ると、やっと帰ってきた実感がじわり。荒川ＣＲを脱する地点にある五色桜大橋は近代的なデザインで、特にライトアップが素晴らしいですね。

100kmは無理でしたが、ロングライド記録は更新。でも、年明けのブルベは距離は2倍で坂道だらけ、寒さも半端無いでしょう。脚力、ペダリング、冬装備、ブレーキ交換など、まだまだ課題が多いことを知りましたとさ。

走行時間：4時間39分
走行距離：90.6km
平均時速：19.3km/h
延べ走行距離1016.0km（since2010.7.17）

今日はお天気に恵まれていたので、wheelさんらに倣って、自転車での移動カフェをしてみました。初オープンの場所は、千鳥ヶ淵緑道にある石のベンチ。

・キャンプで使っているJETBOILで湯を沸かして
・予め挽いておいた、ブラジル・セラード農場の一番摘みブルボンクラシコ（ピーベリー）の豆を投入
・よくかき混ぜてから、JETBOILにプレス用のフィルターをセットし、1～2分待ってカップに注ぐ
・携帯灰皿を用意して、CASTER MILD 3mgに火をつけ、一服

自転車と珈琲と煙草。すべて嗜好品ですな。満足♪
通りがかりの老夫婦に「いい香りですね～」と声をかけられたけれど、お分けできる量もカップも無かった！今度は用意して振舞ってみましょうか？

帰りに白山通りのMatsuemonに立ち寄り、抹茶と和栗のオムレットを購入。ここは抹茶にこだわった洋菓子屋さん。まだ2回目なのに、店主が僕を覚えていてくれた。大人の味で、オススメです。次回は行きにここで買っていこ♪

走行距離：13.5km

ナイトランでの安全性を高めるだけでなく、来年チャレンジしてみたいブルベで着用が義務付けられるヘルメット後部に装着するライトとして、アウトドア用のヘッドライトで長年お世話になっているブランド、PETZLのSIGNALを購入してみました。

特徴は、
■本体9g+電池（CR×2個）6g=15gという軽量さ
■クリップあるいはストラップを使って装着可能
■3LED（点灯は下1、点滅は横2と下1が交互に）
■点灯で40時間、点滅で120時間の2モード
■1m防水

自分が使うヘルメット（LASスクアーロ）の形状では、後頭部にフィットさせるアジャスタブル・ベルトに装着するしかないため、軽量かつクリップタイプのこれはぴったり。ストラップを使えば腕に巻きつけることも可能。ボタン（白い部分）が大きくクリック感があるので、乗車中にサッと点灯させることが容易。機能的でいながら人に優しいPETZLのデザインが好きです。knogのクールなデザインも嫌いじゃないけど、機能性を犠牲にすることが決してないPETZLの信頼感が上かな？

今日は昼まで寝てしまったけど、そろそろ都心部でも紅葉が見られそうなので、いつもの荒川ＣＲを北上。

サドル下につけた「きづきベル」は、車道では全く鳴らないけれど、ＣＲを逆風で走る27km/hでは、まるでお囃子のように鳴り続けるので、なんだかこちらも勇気づけられる。

少し汗ばんできたかなと思ったのも束の間、岩淵水門の少し先、新荒川大橋を越えたところにある桜並木が紅葉し始めていた。

真っ赤に染まった紅葉も好きだけど、緑・黄・赤が混在してのグラデーションも、いまこの瞬間だけのものと思うと面白い。バックの空が青空でないのが残念だけど、明日はここでカフェをオープンしてみようかな。

走行距離28ｋｍ