装着済みのラルグス車高調。レートはF8k、R4k。
そもそもこの吊るしのレート設定ってどうなの?ってトコロ。。
実際、段差越え(深めのマンホールなど)ではリヤから不快な音(バタンってなる)がする。
底突き(バンプタッチ)しているのか?
リヤに関しては、車高調整、減衰調整やらで何回バラした事やら。。
最終的にはアジャスター全上げ、減衰16段戻しの設定。これでも不快な音は無くならない。
リヤのばねについて調べてみた。
レート4k、自由長190mm 荒巻形状(つづみ型)線径10mm巻き数5巻半くらい。なので線間密着させると60mm。ストロークは190-60=130mm
有効ストロークは10mm余裕を持たせて120mmくらいでしょうか。
すると耐荷重は4k×120mm=480kgとなります。
ただし、荒巻なので巻径の違いがあるので、可変レートと思われる。
最大4kなのか、初期縮みレート4kなのかわかりません。
因みにダンパーのストロークはバンプラバーまで130mmありました。
続いてmyV40の車重を測ってみた。燃料は満タン。
F軸重960kg、R軸重585kgと諸元通り。
輪荷重はF右490kgF左465kg、R右300kgR左310kg
となりました。因みに私が乗った状態でR右が320kgだった。
そしてレバー比の計算。
フロントはストラットなので1で良いかと。
リヤはマルチリンクのセパレート。
ロアアーム長はボルト間で485mm。スプリングの皿の中心までが355mm
だったのでレバー比485÷355=1.366≠1.4
スプリングが1mm縮んだらタイヤ側(ダンパー)は1.4mm縮むということですね。
ホイールレートは、4k÷1.4÷1.4=2.0k 実際この意味がよくわからない。。
4kg/mm⇒2kg/1.4mmということですかね?
ここからR右で計算してみると、300kg÷4k=75mm
ダンパー側では300kg÷4k×1.4=105mm
計算上では1Gで既にこれだけストロークしている計算になります。
ただ、プリロードをかけてるので実際はもう少し落ち幅は少ないはずですが。
どこかのサイトで見たんですが、3cmの段差を50k/mくらいで越えた時に
瞬間的に1.3Gの衝撃がかかるそうです。
これを計算してみます。
乗車時R右320kg×1.3G=416kg荷重がかかります。
この時スプリングは416kg÷4k=104mmのストローク(許容内)
しかしダンパーは104mm×1.4=145.6mmストローク(許容オーバー)
ダンパーの有効ストロークは130mmなので完全に底突きしています。
ただ、ダンパーが底突きする前にロアアームのバンプラバーが先に当たるようになっているので(アームロックと言うらしい)あの不快な音はこれだったのかと推測されます。
結果、リヤの4kg/mmというレートはレバー比を考慮すると役不足である事がわかりました。
これを解決すべくリヤスプリングを直巻スプリング化(レートUP)する事にしました。
因みにこの件に関して、私個人の解釈で計算したものであるので、間違いなど多々あるかもしれませんので、ご了承ください。間違いがあったら指摘して頂けると幸いです。

これは1番最初にセットした時の画像。
アジャスターがこの位置だとベタ車高です。
Posted at 2020/07/05 18:06:00 | |
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