
昨年暮れの30日~年明けの7日迄、年越しクルーズに行ってきた。





3年前だったか? 5月の連休に充てて9日間のクルーズ(横浜発着で台湾、沖縄、石垣、高知だったか)を1年前から申し込んで置いた物の、前年から流行り始めたコロナが猛威を奮い出した事で、ぎりぎり3月迄様子を見た物の、一向に収束する気配はなく、むしろ悪化しつつある状況を踏まえてキャンセルした苦い経験がある💦
そのリベンジという事ではないのだが、たまたま妻が今回グアム、サイパン寄港のみで、後は終日クルーズというパッケージを見つけた事で、今年85歳の義母も足腰はもとより、若干認知の傾向も見えだした昨今、多分最初で最後の経験になるだろうという事で、主治医の「殺す気か!」という言葉も聞き流して同行させて行って来た🚢

ペースメーカーを入れていて、更に糖尿の疾病がある為、人は誰しも魅かれそうな〝食べ放題&飲み放題“という言葉も、義母にとっては悪魔の言葉となってしまう。
無理は承知で、食べさせない、飲ませないという管理を周囲がしない限りは、生還の可能性は限りなく低くなる。
健康保険も出港した時点で、適用されなくなる為、治療を受けても、更にそれ以上の騒ぎになった際は、幾らの高額請求が来るものやらとドキドキは尽きない。
万が一、グアムに入院したとしても日本から家族を呼び寄せて(義母の場合は我々が居たから良いが、同行した友人も心臓系の疾患持ちなので)、治療費は勿論高額になるし、驚いた事に他中で下船したという事でキャンセル料迄発生する💦
そんな義母達には、死亡時最高1億の保険を掛けて行ってきたのだが、何とか無事生還できた。
しかしこれは健常者であっても、予約してから半年とか、1年先に元気な状態で臨まなければならないと言う事だけでも相当なプレッシャーにはなる。
TVでも頻繁にクルーズの番組は見掛けるが、賭け事が好きな人が勝った話しかしないのと同じで、メリットは多いが、そこに辿り着く迄の諸手続きだったり、追加パッケージだったりと手間も費用も又多かったりする。
そんなこんなひっくるめても、やはり重い荷物を引きづってあちこち移動するという部分が省略でき、その分の時間をゆっくり愉しめるという点では、これは一度経験すると嵌ってしまうというもの頷ける。
今回の私の目標は、クルーズ自体を愉しむのは勿論だが、折角グアムに行くのだから実弾射撃ですね🔫

これはYouTubeでもよく出てくるウエスタン・フロンティア・ビレッジの社長さんには色々とお世話になって、お陰様で義母を含めて4人全員が実弾射撃ができた。 ターゲット迄の距離は凡そ10mあり、見た途端「突然これかよ!」と心の声が叫んでしまった💦
義母はターゲットの丸い円もはっきり見えたという事で、或いは4人の中では最も視力が良かったかも?
それと、射撃終了後手元に引き寄せたターゲットが綺麗に無傷だった事は別な問題かと・・・
何れもS&Wで22口径は殆ど反動も無く、当てる事を優先するには良いかもでした。 38口径になると流石にそこそこ反動も出て、やはり連発するには跳ね上がった銃身が落ちるタイミングも加味してトリガーを弾くという動作は必要かと感じましたね。
44口径は、ガラスの外側から見ている分には〝酷く音がでかい”印象ですが、実際にガラスの内側だとその衝撃波は周囲の物がビビる程の迫力❣
当然その反動も38口径の比では無い為、〝ダーティーハリーのあの一連の動作がオーバーな演出ではない事を痛感”
そして勿論・・・間違っても、的に真面に当てようなんて事は余り考えない方が・・・(^_^)v
それと、出発前に友人が急遺してしまった事が余りにも突然で大きな事件でもあったのだが、折角だからこの機会を生かして南十字星を(そう言うの好きな人だったから)撮って来ようと思った。
これもまた大変な騒ぎではあった。
確実に緯度を加味して見られそうなのはグアム、サイパンの停泊の2日間だが、初日のグアムは明け方は完全な雲だらけで不可能だった。
その積りで持って行った三脚は軽量&コンパクトを優先してしまったが故、手摺より上までカメラが上げられずにあっけなく断念
愛用のライカレンズのコンデジも、Mモードでも星屋写真には全く適さなかった(昔、美ヶ原に行った時には長時間露出もできたのだけどね)
ま、長時間露光すると、その後スマホに替えてあれこれ撮ったけれど広角にしても1s以上では流れてしまい撮れないので、出来るだけ明るいレンズで短時間露光する必要があるかと・・・
すったもんだした挙句、とりあえず撮れたのでこのミッションもクリア~!
Southern Crossは亡き友に捧げよう💐

不思議な程、航行中は曇よりしていた空が、何故か寄港地のグアム、サイパンの日だけ、紺碧な海と真っ青な青空を見せてくれた事にはただただ感謝m(__)m

グアムはどこも綺麗に整備され〝ここなら住みたい“とさえ思わせてくれた。
道行く車もカメラを向けただけで気さくに手を振ってくれる。

この点は恐らく日本ではロードスター同士ですれ違った時くらいかもしれない
逆にサイパンはそれ程離れて居ないのにやはり私の中では〝玉砕の島”という思いが浮かんでしまう。実際に寄港した船から見る鬱蒼と茂った木々には、今でも誰かしら・・・と思わせてしまう重苦しい様な空気感があった。
何より驚いたのが、行き交う車の殆どがフルスモークだった事






昔乗っていたオッデセイにもミラーフィルム(着色したスモークは退色と、そんな事はしないけれど赤外線カメラだと簡単に透過してしまうのを知っていたので)を貼っていたのだけれど、子供達がサッカーをやっていたので、県外も含めて遠征する度に車出しで試合中は一日飲んだり騒いだりする人も居る中、車内で寝て居るには最適でしたね。 そんな我が国では勿論、前席は周囲は不可‼なのですが、前面ブラックアウトなのは、驚きもだがある種の威圧感さえ感じた。
でも、暑い国だから・・・許す! というのなら、何でグアムで一台も見掛けなかったのか??? 何とも不思議
それと集合場所のホテルから船に帰る途中で見掛けたカマロのコンバチ・・・売りに出ていて6,500💲でした。2014年物で・・・日本円に換算すれば94万程・・・
手荷物にはならないけれど、持ち帰れる物なら買ってきたい程だ。

それともう一台、ジムニーの改造車
これは見つけた物の、撮っている間がなかった事もあり、乗船してからデッキの上から見える事がわかったので、改めて撮った。
ジムニーは国内でも弄っている人は幾らでもみるが、屋根を撤去しないでのオープン感はともかく、トレッドを弄ってある潔良さには思わず座布団一枚上げたくなってまった。
デッキで日焼けしつつ

何か聞こえるかと持って行った広帯域受信機であれこれサーチしたものの、太平洋上で唯一聞こえたのが日本のCB無線(というか、未だやってる奴がいるのだ!と驚き!)

ドリンクパッケージを付けた事で、結構な種類のアルコールが飲み放題🍸

という事もあり、私は〝時には成人限定のBAR

で、時にはボサノバを聴きながら、夜な夜なマティーニ浸り(^_^)v”
デッキ脇のバーのカウンターに並んでいた〝明るい農村の一升瓶の違和感は半端なかった💦
老々介護の疲れか、はたまた反動か? 妻は帰国後熱がでて昨日お医者で目出度く〝インフル陽性“のお墨付きを頂き、大人しく蟄居状態
一緒に行動してた私は・・・陰性判断が出たものの、多分しょっちゅう風邪薬を飲んでいたりした事で、偽陰性かもなんて自分では思っている。 実際熱はないものの相当怠い
妻は船内でたまたま入ったトイレの床に吐しゃ物で・・一瞬〝やばい“と思った事があったと申しておりますが、本当にやばかったのかもですね💦
治安もですが、様々な経験をさせて頂いた今回の年越しクルーズでした。
そうそう、ドレスコードは何種類かあります。白い物を着るWhite Day、華やかな物を着るtropical day、勿論formal、そしてcasual こんな程度で大丈夫でしたが、実際にはあれこれ持って行った割には着なかった物が多かった💦
中で知り合ったご夫婦で普段は飛鳥専門で乗っておられるという方のお話では「飛鳥は全然静かだと」の事・・・
今回のベリッシマは確かマルタ船籍だったかと思いますが、船長を始め主だったスタッフはイタリアの方で、その他のフロアスタッフはラテン系の方が多かったけれど、当然何のイベントも、普段の会話さえもラテンの乗りですね(^_^)v
この点は、日本船籍の飛鳥が静かという意味は逆に取れば〝日常の延長で誰にも邪魔されずにのんびりしたい“というシニアの方には良いのかもですね。
そこへゆくとベリッシマは普段大人しめな国民性の日本人が〝はじけちゃう”楽しさを知ったり、その切っ掛けには良いかと思います。
勿論、昔から念願だった飛鳥も実際に乗って見なけりゃ良さはわかりませんからね。
で、また行っちゃうんでしょうね、やはり
車のオープンもですが、オーディオ🎵 でもマルチのオールホーンシステムに一度嵌っちゃうと・・・と申しますが、クルーズも同様に・・・
一度、それを知っちゃうとね 蟻地獄状態ですね💦
何事も生きている内が花💐