• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+




THINK DESIGNのブログ一覧

2014年07月10日 イイね!

スナップオン エアコンシステム導入からの注意事項 【LEXUS】

スナップオン エアコンシステム導入からの注意事項 【LEXUS】こんにちは。
シンクデザインの佐藤です。

5月末に導入したスナップオンのエアコンシステムですが、お陰さまで大好評でして、ほぼ毎日施行させていただいております。

詳しくは下記のブログにてご確認ください。


  スナップオン エアコンシステム導入 【LEXUS】 の ブログ


そこで、施行して思った事、お勧めな訳、注意事項をFacebookにてご紹介させていただきました。

Facebookでの内容のままとなりますが、記録として残したいので、ブログとします。





お陰さまで1日平均2〜3台と施行させていただき、1週間(5日営業)で画像の通りの台数をこなしています。

奥の2台がブルーのガソリン車の通り、当社ではやはりハイブリッド車への施行が多いです。(緑の缶がハイブリッド用です)

すでに機材を導入してから50台近くの施行となりましたが、新車から数年経過したレクサスまで、様々な状況のエアコンを最善な環境へと改善しております。

そこで、問題となった事例などもあった事により、さらに新車から施行しなければと感じております。

流行らせたいとかそんなくだらない事ではなく、施行を繰り返すうちに学習した事も含めて、良いと思うことは宣伝してレクサスのため、大切にしているお客様の車のために、あらためてエアコンガスの充填をお勧めさせていただきます。

最初は燃費改善や走りを良くするために、この機材は役に立つと導入したのですが、そんな事は当たり前であり、もっと大切な事があると気が付きました。

それは、「エアコンの故障」についてです。

何が原因で故障となるのか、これについて宣伝させていただきます。





エアコンの故障についてですが、新車から数年ですと欧州車とは違い当社が取り扱うLEXUS又はTOYOTAの場合、特にトラブルなく気にする事無く数年又は数万キロと使い続けている方がほとんどかと思います。

今回施行させていただいたマークXも走行距離84000kmからの施行という事で、通常通り施行させていただいたのですが、

規定値が430gでして回収が260g。

走行距離が84000kmでして、170gの不足となります。

新車でも170gの不足は良くある事ですので、規定量まで充填する事でエアコンの効きも良くなり喜んでいただけると思ったのですが、

真空引きする段階でエラーとなり、途中トラブルとなりました。

何度施行し直しても、「カーエアコン側が十分に真空引きできない」とエラー表示となります。

この段階で目詰まりしている事は明確なのですが、どの程度の目詰まりであるかまではわかりません。

ただ、機械側は正確に真空引きできなければ作業を中断して改善するよう求めてきます。

ここで、この機械の開発者と電話にてやり取りし、色々と試した結果、運良く続行できる事ができました。(繰り返すうちに目詰まりがなくなった)

この機械は中途半端な作業は行わず、どちらかと言えば繊細な機械であることから、少しでも異常がある場合はエラー表示となります。

そもそもエアコンの配管内は高圧になり、その高圧であることから圧縮されていますので気化させる事により冷凍サイクルできる訳です。

霧状の冷媒にするということで、その通路の細かさは想像できるかと思います。

今回のトラブルは改善されたので、想像になりますが、おそらくエアコンガスの中に水分が多く、その水分が原因ではないかという結果となりました。

配管内はマイナス30度など、水分にとっては液状な状態を維持できない氷となりますので、通路の妨げとなります。

通路の妨げも含め、水はフロンと化学反応を起こすと酸化もしますので、配管へ悪影響を起こしますし、結果的にその酸化から腐食・ピンホールとなりエアコンガス漏れとなります。

この水分はエアコンにとって天敵であり、あってはならないものという事です。

そこで、この「スナップオン エアコンシステム」なのですが、単に真空引きといいますが、この真空引きがもっとも重要であり、【真空乾燥】であることがエアコンを正確に機能させ、循環を維持するための必要不可欠な要素となります。

【真空乾燥】させる事によりエアコン内の水分を除去しますので、今回のようなトラブルを未然に防げます。

【真空乾燥】でなければエアコンガスの量が十分にあっても故障の原因になるという事です。

つまり、回収して再生する事にも意味がありますので、単に足りないからといってガスを補充するだけでは、根本的な解決にはなっていない、エアコンの悪い環境は改善されていないという事です。

【回収】→【再生】→【真空乾燥】、この手順を踏まないとそもそもの最良な環境を作れないという事です。

まだ説明することはあるのですが、ここまでで、興味のある方は繰り返し読んでいただけると嬉しいです。





LEXUS IS350

引き続きエアコンの故障についてですが、今回初めて解決できない内容となりました。

規定値が430gでして回収が280g。

走行距離が70000kmでして、150gの不足となり、

通常通り施行ができたのですが、施行後の圧力チェックにより【高圧側】の圧力異常という結果となりました。

ここでヒントになったのが【低圧側】なのですが、先に簡単にエアコンの仕組みをご説明します。

エアコンとは液体の冷媒(フロンガス)をエキスパンションバルブにて高圧で噴射させることにより急激に膨張させて低温・低圧の霧状の冷媒にします。

この状態でエバポレーターへ気化された状態で噴射され、エバポレーターが冷やされ冷風となります。

エバポレーターを通過した冷媒はコンプレッサーへ入り圧縮され高圧ガスとなりコンデンサーで冷却されます。

そしてエキスパンションバルブで噴射、と繰り返しています。

今回問題となった高圧側ですが、低圧側が正常の圧力であることにより、エキスパンションバルブでの目詰まりと予想します。

ただ、ここで問題なのが、施行前も施行後もエアコンは普通に冷え違和感が無いということです。
(もちろん冷え方や温度には影響が出ますが、気が付きにくい)

特に問題が起きていないようにみえて、実は目詰まりしており高圧側は圧力が通常よりも高い状態で過酷な状況となっています。

なぜエアコンは冷えるのかというと、目詰まりしていても噴射されている冷媒もありますので、通過している冷媒だけで冷やしているということです。

完全に詰まって通過できなくなって初めてエアコンとして機能しなくなり、異常が起きたと気が付きます。

エアコンとして機能しなくなる前にも異常高圧となっていますので、その異常高圧であることから、コンプレッサーに負担もかかり、コンデンサーにも負担がかかり、必要以上に過酷な状況から、故障する可能性も考えられます。

つまり、エアコンガスが漏れる、コンプレッサーが壊れる、など、エアコンが機能しなくなる要素は色々とありますが、エアコンガスさえ規定値が入っており、余計な水分のない状態のエアコンガスであれば、異常な圧力にならず故障しにくくなるという事です。

ですので、新車の時点で正確な【回収】→【再生】→【真空乾燥】を行い適正にする必要があります。

もともと新車の時点で適正であれば、良いのですがほとんど新車で50台近く施行してきた実際の経験から、かなりのばらつきがありますので、正確で無い事は証明できております。

平均して100g程度の不足であることから、正確に充填できていないレベルで、しっかり質の良い環境を作れているのかも疑問です。

新車の時点で規定値の通りで、ばらつきが無いのであれば、エアコンの不具合など起きないのではないでしょうか?

新車から2年や3年で効きが悪くなるという事例もあります。

エアコンガスが良質でエアコンとしての環境が良い状態で整っていれば、故障しない可能性は高いと思います。

また、エアコンの効きが悪いから、「ガスを補充しておきますね」というのを良く聞きますね?

環境が悪いから効きが悪くなっているのに、ガスだけ補充して改善される可能性は上記内容から少ないと思いませんか?

ガスの量も、もちろん大切ですが、その前に正常な環境がなければ手遅れである事が多いと思います。

ですので、新車の時点で完璧にしとく意味が十分にありますよ!という内容です。

また、すでに数年経過している車輌に関しては、どのような状態になっているか中を見る事はできませんので、施行前に圧力チェックを行い、異常ではいかを確認してから施行に入る事にします。

ただ、施行した事により、ガスを回収して圧送しますので、悪い要素を誘発する可能性もあります。

触らなければあと数ヶ月異常にならなかったという事もあり得ます。

ですので、施行後に修理となるケースも十分に考えられますが、そもそもが悪い環境であったということですので、クレームとしてお受けする事ができません。

ご理解いただいた後に、ご依頼いただけると幸いです。

どのみち近い将来に修理であると思っていただけると幸いです。

今回のように、エアコンが効いてはいるが異常であると判明する事もあります。

放置していれば他に故障する部分が増え、コストが掛かった修理となっていたと思っていただけると助かります。

よろしくお願い致します。


お問い合わせ : info@think-design.jp まで


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
 〒243-0435神奈川県海老名市下今泉1-19-10
 シンクデザイン株式会社 代表取締役 佐藤 義博
 TEL:046-236-6777 FAX:046-236-6778
 定休日:火曜日・水曜日
 営業時間:9時~17時
 ホームページ:http://www.think-design.jp/
 ホームページⅡ:http://www.lexus-parts.jp/
 フェイスブック:http://www.facebook.com/ThinkDesign2006
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
Posted at 2014/07/10 12:38:46 | コメント(4) | トラックバック(0) | その他 | イベント・キャンペーン
みんカラ+ 自動車業界人の日常をチェック

プロフィール

「LEXUS RX450h
サンシェード

圧倒的に発送でのご注文が多いのですが、もちろん取り付けもやります
IS用は最後の1台分が売れましたので販売終了
無くなる前に買っておいてください
在庫限りで次はありませんよー

今日は休日出勤で遅れを取り戻します」
何シテル?   04/23 08:48
2006年設立のLEXUSアフターパーツメーカー GS350→IS250C→CT200h→GS250→IS300h→NX200t→RX200t→UX25...

ユーザー内検索

<< 2014/7 >>

  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

リンク・クリップ

LEXUS IS250C 愛知県 S様 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2012/10/28 19:55:56
バックスクラッチャー★HP 
カテゴリ:バックスクラッチャーホームページ
2009/03/13 22:23:17
 
シンクデザイン★ブログ 
カテゴリ:ThinkDesignブログ
2009/03/13 13:24:06
 

愛車一覧

レクサス UXハイブリッド レクサス UXハイブリッド
2006年設立のLEXUSアフターパーツメーカー GS350→IS250C→CT20 ...
レクサス NX レクサス NX
現在開発中のレクサス NX200t用 リアアンダースポイラーです。 詳しくは下記アドレ ...
レクサス RX レクサス RX
LEXUS RX200t(バージョンL)をデモカーにパーツ開発を進めていきます。 時間 ...
レクサス RXハイブリッド レクサス RXハイブリッド
ブルーバナナのデモカーLEXUS RX450h(F-SPORT)を使い当社のデモカーと同 ...

みんカラ+リンク

ThinkDesignホームページ
ThinkDesignホームページⅡ
バックスクラッチャーホームページ
ThinkDesignツイッター
ThinkDesign フェイスブック
ヘルプ利用規約サイトマップ
©2019 Carview Corporation All Rights Reserved.