
こんばんは。
シンクデザインの佐藤です。
まず、ひとりごとを聞いてください。
いつも大型連休の時はお休みの告知をせずに、静か〜に実は営業しているというスタイルで今まで9年間やってきたのですが、それもバレバレでしてすべての営業日にギッチリご予約が入り「世の中は休みですね〜」とのんびり仕事できていないです。
この世の中がお休みであるうちにコソコソ仕事して遅れを取り戻すのが常でしたが、今年は無理でしたのでもうそれは悲惨です。
しかも、5月のすべての日でご予約が入っている状況で、5月末に決算を迎えるシンクデザインとして、暇など許されない状況が確定しています。
有り難い状況なので、文句言うな!!!!と怒られそうですが、やはり少し余裕があってこそサービスができるのであって、もっと頑張らなければならない状況に立ち向かうしかありません。
はい。
頑張ります。
さて、そんな小言は置いておいて。
いつから開発しているのか忘れてしまったほど長い年月を費やしました【アイバッハ プロキットスプリング】の販売開始のご紹介です。
IS300hをデモカーにしてからですから、いったいいつなのか2年くらい経っているのではないでしょうか。
もうデモカー無いですよ!!!!!
ドイツのアイバッハ・・・・
いやいや文句は言いません。
オリジナルでシンクデザインの理想とするちょっと外れた仕様で作ってくれるのですから。
有り難いと思わなければなりません。
一番は1年や1年以上お待ちいただいたお客さまには大変申し訳なく、また、誰一人として待ちきれないからとキャンセルが無かった事に感謝いたします。
もちろん、もうすでにご連絡は入れておりまして、取り付け作業も行っておりますし、配送するお客様にもすべて出荷いたしました。
すでに本日も含め2台の取り付けを済ませ、今週末までに2台取り付けし、今月のうちにほとんどのお客様への装着を終わらせる予定を立てています。
そのため、5月のご予約状況ですが、ほぼすべて埋まっております。
NX200tのスポイラー取り付けも変わらずのご注文で段取りしにくい状況ですが、やはり頑張るしかありません。
そんな訳で、応援してください。
頑張りますので。
さて、それではどのような仕様なのかをご説明させていただきます。
無事に量産品が大量に届き、ホッとして1台目の取り付けです。
これまた事前に確認を怠った自分の責任ですが、箱を見た感じですと内容物が写真で入っているように見えます。
もちろんダウンサスの形状は何度も脱着テストを行った自分ですので、写真とは違うとわかっているのですが、なんと赤くありませんでした・・・・・
GS用のアイバッハのイメージを皆さんお持ちでしょうから、もちろん「赤」で製品かと思っていますよね。
自分だって赤でオーダーしてますよ。
装着。
はい。
ドイツの人、間違えて黒で量産しています・・・・・
これじゃ純正なのか区別が付かないです・・・・
これだけ待たせて色を間違えるって致命的ではないですか?
でも、色に性能は関係ないという事で、怒らず前向きに性能を重要視しましょ。
お客様も自分も皆さんでアイバッハを前向きに受け入れましょう。
起こってしまった事実はどうやっても変わりませんから。
色に関してはもう触れないでください!!!!
黒いな・・・・・
いや、性能ですから!!!
それでは、ノーマル車高から比較します。
ここまでが純正車高です。
ちょっと腰高ですので、個人的にちょっとスタイル良くしたいところですよね。
この個人的という部分が一番重要であり、シンクデザインの良い所であります。
コンセプトとしては、車高が少し低いグレードあり、知らない人が見ると「何かの特別仕様なの?」と思わせる程度の車高を狙っています。
また、ダウンサスですから、車高!車高!!と考えがちですが、そこはアイバッハを材料として選んでいますので、他社とは大きく違う部分があります。
ダウンサスは一般的に見た目のために使われるパーツですので、落とせば乗り心地が悪くなる。
これが通常の考えですよね。
そこは避けたいので、アイバッハを選んでいます。
純正のスプリングよりも「材料」「製法」の違いにより、もっと高性能なスプリングができても良いと思いませんか?
それを可能にするのがアイバッハですが、そのためには車の特性・組み合わせるショックアブソーバーが重要になってきます。
もともとの純正スプリングからデータを取り狙いを定めて試作していく訳ですから、純正スプリングの出来の良さも重要です。
自動車純正ではコストを掛けれない部分にコストを掛けて良質な物にする。
そこが重要です。
また、純正ショックアブソーバーと組み合わせる訳ですから、純正ショックアブソーバーの許容範囲も重要です。
バネレートと減衰力の関係も大切ですが、スロトーク量(許容範囲)も大切です。
そもそも純正ショックアブソーバーの許容範囲なんて限られていますので、非常に難しいところです。
悪い部分が出ない範囲限界まで攻めて試作したいです。
この試作で苦労した訳でして、数値上では良いはずが実際に装着すると思った通りにならない。
これを繰り返し、何度も脱着する事により、車の癖もわかり現在の量産品になっています。
結果的に、今回のセッティングよりも車高を落とすと材料・製法関係なく良い結果は出ませんでした。
ここで、「売れなければ商売にならない」という部分を追加すると、もうご理解いただけますか?
売れる時期を逃せば作っても意味が無いって事になります。
まず、売れる事は諦めました。
どう考えても今更、IS300h用のダウンサスですよ〜って言っても好きな方は車高を落としていますよね?
でも、車高調にせよダウンサスにせよ、シンクデザインという小さな小さなメーカーが作るものなんて、足回りをメインにしているメーカーさんから比べれば販売本数も大きく違います。
色々なメーカーさんありますから、売れる事を考えて作っている訳ではありません。
どんなメーカーよりも優れた製品を開発しているんです。
もう9年やっている訳で、うちのファンもいるわけじゃないですか。
そんなシンクデザインを支えてくださるユーザーさまにプレゼントです。
(でもお金払ってくださいね(笑))
今までもザックスであったりビルシュタインであったり、どこにも負けない足回りを生産してきました。
今回もどこにも負けません。
喧嘩は売ってませんよ?
ひそかにうちのダウンサスを装着の方が「これは凄い」って言ってくださるだけで良いんです。
ついでに他のパーツも買っていただければシンクデザインを続けていけますので。
そんな訳で、一番最後にリリースされるLEXUS IS300h用の【アイバッハ プロキットスプリング】。
まだ車高を落としていない方、興味のある方、そんなに言うなら買ってやろうじゃないかと太っ腹な方、どうぞ使ってみてください。
今までのダウンサスの概念を覆す仕上がりとなっています。
という事で、一番訴えたい性能の部分はブログではお伝えできませんが、ローダウンした状態をお伝えします。
フロント 15mm〜20mm タイヤとフェンダーの間、指2本
リア 5mm〜10mm タイヤとフェンダーの間、指1本半
この落ち幅で雰囲気はだいぶ変わります。
バランス良く仕上がったと思います。
レクサスとして上品に車高を落とし、純正よりも高性能で楽しめるIS300hです。
1号車として装着させていただいたIS300hですが、いつもの常連さまでして、量産品として試作品との違いが無いか中低速でのテストコースで試走させていただきました。
ここで改めてシンクデザインの凄さを感じる訳ですが、テンション上がりました。
もちろんアイバッハとしての特性を十分に引き出せているのですが、それ以上に車の仕上がりが半端ないです。
■段差乗り越え時の吸収力
■ロール時の収束
■タイヤの接地感
どれをとっても乗りやすく反応良く一体感があります。
一押しのスタビライザー強化とLSDは済んでいませんが、フロントロアアームブッシュからセンターフロアブレース、リアサスペンションメンバーカラーにブレースなど、すでに装着済みの状態でのアイバッハでしたので、車の仕上がり方が自分の理想通りで文句なしです。
もっと凄さを求めてスタビライザー強化やLSDを追加したくなりますが、このままでも良いんではないですか?と言いたくなるほど自然で素直でレクサスです。
それと、馴染んだシンクデザイン ブレーキパッドも扱いやすく最高でした!!
一つ一つのパーツは純正を補正するためのパーツですので、絶大な効果を発揮するものは少ないですが、各パーツのトータルバランスでこのような仕上がりになると、改めて感じました。
ちょっと大切な事を忘れているところでした。
やはり一つのパーツ装着によって、できるだけ喜んで欲しいと欲がでますので・・・・
基本は純正のマージンを取り過ぎている部分を改善して、その改善により純正の良いところを引き出す、純正としてコストを掛けれない部分にコストを掛けて良質なパーツに交換する。
これを要所要所で的確に行えば本来の性能をフルに発揮でき、素直な走りやすい車に仕上がります。
もちろん、それだけお金は掛かりますが、それだけの価値はあると思って本物を生産しています。
ちなみに、車を楽しむレベルで乗り心地など悪化させる事無く、レクサスとして家族で乗っても違和感の無い事を基本としています。
特にIS300hに関しては、もともとインテリジェントスポーツでは無くなりましたから、すべてのパーツを装着しても問題ありません。
つまり、ノーマル状態からアイバッハのダウンサスを装着し、物足りなさを感じた場合は、アシストするパーツを追加していくことにより車が仕上がっていきます。
これほど楽しいものはないのでは無いかと自分は思います。
すべては信用していただくしかありませんが、特別過激な運転をしない普通に乗られている方でも十分楽しめるIS300hになります。
車ってこうでなきゃって必ず思っていただけると思います。
このブログを見ているという事は、ただ車に乗っているのではなく、何か面白いパーツは無いのかって気になっていると思いますので、一度お試しいただけると嬉しいです。
また、1号車はF-SPORTでしたが、2号車はバージョンLに装着しました。
同じようにどのグレードでもIS300hであれば、装着可能です。
現状、たくさん在庫ありますので、是非お試し下さい。
ホームページの更新はまだ先になりそうですので、GS用をご選択していただき、ご注文フォーム一番最後の特記事項記入欄へ「IS300h用を注文!」とご入力ください。
下記アドレスとなります。
アイバッハ プロキットスプリング ■ カタログページ
それでは、今日もこんな時間になってしまいましたので、明日の準備をして帰宅します。
それと!明日営業して7日(木)・8日(金)はお休みです。
また、11日(月)〜16日(土)までお休みです。
ご迷惑おかけしますが、よろしくお願い致します。
ありがとうございます。
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シンクデザイン株式会社 代表取締役 佐藤 義博
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