![レクサス RX200t/RX450h リアアンダースポイラー[開発途中経過]【LEXUS】 レクサス RX200t/RX450h リアアンダースポイラー[開発途中経過]【LEXUS】](https://cdn.snsimg.carview.co.jp/minkara/blog/000/037/957/315/37957315/p1m.jpg?ct=cfa947279e8b)
こんにちは。
色々と新商品から新プランなどやり過ぎて宣伝していないのに満足しちゃってる佐藤です。
まずはお待ち頂いているレクサス RX200t/RX450h用のリアアンダースポイラーをご紹介かと思いまして、頑張ります。
スポイラーの開発はLEXUS NXの時にもご紹介した通り、シンクデザインは他社と違いデザイナーからのアドバイスから造形しています。
2014年の10月に開発していたLEXUS NX200tのリアアンダースポイラーのブログを一度確認して欲しいです。
LEXUS NX200t用リアアンダースポイラー開発時のブログ
このブログを一度ご覧頂き、どのように考えデザインしているかを知っていただきたいです。
もちろんレクサスはボディをデザインする時に意味のあるラインの集合で全体のラインが決まりデザインされていきますよね?
車にはコンセプトがあり、そのコンセプトにそったデザインとなりますよね。
そのコンセプトを崩さないようにシンクデザインとしての個性を出してスポイラーをデザインしなければ、レクサスで無くなります。
レクサスで無くしているスポイラーが多すぎじゃないですか?
気のせいじゃないと思いますよ。
今の世の中、「付けました!!!スポイラー!!!!!」って終わりじゃないんですか?
同業者にも言われるんですが、「そうやって自分の趣味で地味なスポイラー作ってると売れませんよ?思ってるより派手にしないと注目されないわ!」・・・・・・ 売りたいから作ってるんじゃなくて、喜んでいただくために作るんじゃないのか!!!! って言いたいわ。
自分と同じ趣味の一部の人のために、理解してくださる方のために。
今回のLEXUS RXのスポイラーは、完全に出遅れておりますので、売らない方向で行きますよ!!!
欲しい人だけ、シンクデザインが好きというか佐藤が好きな人だけ ついてきてください!
足回りから内装から、スポイラーまで意味のある満足できるものだけラインナップとしていきますから!
お客様が自己満足で車が趣味なら、自分はパーツ作って「これいい!!」って喜んでもらうのが趣味ですわ!
さて、すっきりしたところで本題です。
いきます。売らないスポイラー。
LEXUS NXの時よりも複雑にラインが交差するデザインになりましたねRX。
技術の進歩なのか、一昔前では考えられないようなデザインです。
この純正ボディラインに負けないアピールし過ぎない「車全体を引き立てる」リアアンダースポイラーを開発です。
現時点でこの状態です。
純正の黒樹脂パーツをベースに造形していきますので、黒い純正部分と造形した部分の違いにより、全体がわかりにくいのですが、最終的に形状が決まった時点でNXの時のように一色で統一されます。
それまでイメージとしてご覧ください。
まずパッと見た時の違和感は無いかと思います。
この違和感が無いと感じる直感は、とても大切。大事にしてください。
純正から大きく変更されている部分ですが、サイドからマフラーエンド下、そこからディフューザー部分へと繋がるラインです。
純正はマフラーエンド下がほぼ無い状態ですので、貧弱で薄ペッラに見えるのが自分の印象です。
とても700万する車には見えません・・・
そこで一回り大きく見せたいとなりますので、マフラーエンド下まで張り出すわけですが、特にこの部分のライン取りは素晴らしいの一言でした。
もともと純正樹脂のラインでマフラーエンドから前方へラインが入っています。
(薄く赤ラインを入れた部分です)
そのラインから下側を造形しているのですが、マフラーエンド下の張り出しとの繋がりを違和感無く存在させるために絶妙のライン取りで車両全体のバランスをまとめています。
黒い純正部分と茶色い造形部分が別々に見えますが、一体となっていますので、勘違いしないでください。
純正よりワイドに張り出しているのに、純正との調和が取れているのが写真で伝わるでしょうか。
単に純正ラインに合わせているのでは無く、角度によりワイドに見せつつ、そのワイドさが違和感の無いように工夫すると、このライン取りとなります。
車輌前方からのラインとマフラーエンド下側のラインが交差するピークがすべての鍵を握っているのですが、このピークがある事により主張したい部分を明確にしています。
真横から見た場合は、このピークの存在がわかりにくくなりますが、綺麗なライン取りとなっている事がわかると思います。
これが、一つ一つのラインに意味があっての集合体であるために、どの角度から見ても違和感が無いバランスが取れたデザインという事です。
すべての面と角度が合わさってピークができて、エッジの効いた見栄えとなります。
見た目ほどの派手さは無く真上から見てもこの程度です。
純正バンパーと合わせて見てもライン取りに違和感は無く美しいラインである事が理解できます。
文句の付けようも無く、「このままでお願いします!!!!」となりました。
続いてディフューザー部分への繋がりですが、画像の通り文句の付けようがありません。
曲線が綺麗で、この部分だけ見て決めてはいけないのですが、「これでお願いします」となりました(笑)
マフラーエンドからの一体感により全体が一つであるという何と言いますか、年々シンクデザインのスポイラーは進化していると言える一品になりそうです。
純正のデザインを超えていると胸を張って言えると思います。
そんなデザインから「車全体を引き立てるリアアンダースポイラー」とご理解頂けるとかと思うのですが、もう一つ重要な事が。
LEXUS NX200tの時も採用しましたが、「純正マフラーのデザインは悪くないから、より引き立てる」手法です。
今回も悪くないマフラーエンドをリアアンダースポイラーのデザインにより、より格好良く見せます。
純正との比較があったほうが良かったのですが、後日ブログにて比較しますね。
造形した張り出し部分の素晴らしさから、ディフューザーへのラインが特徴的な今回のスポイラーです。
真上から見ても完璧ではないでしょうか。
何も変更希望を出す事無く、打ち合わせが進んでいきました。ここまでは・・・・・
そして今回もLEXUS NXと同様に3本フィン。
は良かったのですが、何度も見ているうちに、このフィンがすべてを台無しにしていないかと思い始め・・・
どんどん小さくしていき・・・・・
見れば見るほど無くても良いのではないかと・・・・
それはさすがにやめたほうが良いと言われ・・・・
最大限に小さく。
ワイドにしてみました。
突起しているデザインでは無く、一体させて存在感を無くし主張しない方向に変更しました。
ここもまた進化したシンクデザインとしました(笑)
これが実際に面と一体化すれば良く見えると思いますよ〜
かなりお気に入りなリアアンダースポイラーになりそうな予感ですが、いかがでしょうか?
意味のあるデザインで主張しすぎない、純正よりも純正のような、レクサスをよりレクサスにするスポイラー。
シンクデザイン佐藤が求めているスポイラーを「これは欲しい!!!!」と言ってくださる方が一人でも多くいれば嬉しいです。
これが「売らないスポイラー」の概要でした。
でも、売れたら嬉しいな〜(笑)
最後にLEXUS RX200tで造形していますが、試作が出来た後にLEXUS RX450hと共用できるように考えます。
フィッティングをしてから考えますので、RX450hのユーザーさまは、もう少しお待ち下さい。
よろしくお願い致します。
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