2017年06月17日
数年前からアクセル踏むと右に、ブレーキ踏むと左に流れるという挙動が出ていた。この車は複数の要因でフロントのアライメントに影響するので、原因が絞れないでいた。
過去にあった原因を羅列すると....
その1:スタビライザーのエンドブッシュがヘタッて変形しアライメントが狂う。
この部品はなんの事はない普通のゴム部品なので良くて持って2〜3年くらい。完全に消耗品。22のナットで締め込んであるのでヘタってもこれを締め込めばガタは無くなる。ガタがあるとアクセルのオフで車体が左右に振れる。急なオンオフでなくても揺れる。
その2:ロアアームの劣化
上記と同じ理由でゴムがヘタるので寿命は短い。ただ、ロアアームの場合はボールジョイントもあるので、これがダメになるとカコカコ言う。
その3:フロントスタビライザーのゴムマウントの劣化/付け根のフレーム割れ
19のボルト4本で止まっているのだけど、その付け根の鉄板が薄いので良く割れる。これが割れても車体はフラフラする。
その4:フロントショックのナックルの付け根の遊び/ボルトの緩み
ナックルは19のボルト/ナットで止まっていて、基本キャンバーは固定だけど上のネジ穴が少しアソビがあってボルトが緩んでるとキャンバーが動いてしまう。これがズレると接地感がなく、フラフラする。しかし左右に揺れる感じとは少し違う。
その5:ステアリングラックの付け根のボディー割れ
これでもアクセルオンオフで左右に揺れる。
その6:ステアリングラック内部のプラスチックカラーの割れ
これが起こると左右に揺れるが、それ以前に車庫入れなどでもガコガコと音と振動がステアリングに来るので割と分かりやすい。
その7:ドラシャフのミッション側トリポリベアリング故障
これでもガコガコ言うが左右に振れる事はそんなにない。
その8:フロントショックの寿命
フロントショック抜けると挙動が変わるので、左右に振れる事がある。しかしそれは急発進と急減速の時に目立つが、通常走行だとあまり気がつかない。
その9:エンジンマウント割れ/エンジントルクロッドのゴム割れ
エンジンマウントとエンジントルクロッド(下にあるのでジャッキで上げないと見えない)のゴムが割れると挙動がガコガコいって安定しないが、左右に振れる事はあまりない。
その10:フロントショックアッパーマウントとカラー
アッパーマウントが割れるとやはりガコガコ言って挙動不安定に。また上部のカラーが割れるとステアリングを切る度にガコガコギリギリ言ってショックも動いてしまうので挙動がかなり不安定になる。だが、これもやはり左右にブンブン振れる原因とは少し違う。
その11:ホイールベースが狂っている
リアのアームも結構いい加減な造りでブッシュもヘタるのが早いのでホイールベースの合っていないA112は結構あると思われる。これは実はクラッチ切って無駆動で走行させるとまっすぐ走り、またブレーキングしてもそこそこまっすぐ止まるのに、なぜか加速していく最中だと加速=左右どちらかに振れる、アクセルを緩める、もしくは変速のためクラッチを切る、をやるとその瞬間だけ反対方向に車体が取られるという現象の場合は疑った方がいい。
つまりサスの沈み込みと関係なく、ほぼフラットで走行しているのに微弱なアクセルワークで左右に車体が振れる場合の事を言っている。
測定は誰かに手伝ってもらってメジャーでホイールのセンター間を測ればいい。実測で3mm以上ズレてるとこの現象が起こる。自分の車は5mmで結構フラついてた。
直し方は難しくはない。他の人もミンカラに書いてたような気がするけど、フロントのスタビの付け根にシムがあるのでこれを入れて調整する。左右が合えばかなり落ちつく。
他にも数件、アライメントに関わる原因があるのだけど、長文化免れないので主なものだけにしました。
今日は朝からこれをやってやっと夕方に直りました。数年間原因が特定出来ず、すごいモヤモヤしてたので今日は本当に気分スッキリンこです。
皆さんの参考になれば幸いです。
Posted at 2017/06/17 22:48:23 | | 日記
2017年06月17日
乗ると『操縦している!』という満足感は最高。キャブ車。
Posted at 2017/06/17 22:22:42 | | クルマレビュー