実録!最前線 交通警察潜入24時
東名高速道路。
1日の利用台数が40万台を超える日本の大動脈。
ここは静岡県警察 高速道路交通警察隊、隊本部直轄隊。
静岡県の中心にあり静岡県高速道路の要所である。
ここを拠点に精鋭達が高速道路の安全の為、厳しく目を光らせている。
2019年11月24日 午前9:00 上り線 日本坂トンネル 付近
この時間帯はまだ交通量も少ない為、速度超過の違反が多いとの事。
と、そこへ黒の乗用車がパトカーを追い越して行く!
どうやらこちらの覆面パトカーに気付いていない様子。
すぐに追跡を開始。
トンネル出口を過ぎた所で計測。
法定速度を超えているではないか。
すぐにサイレンと赤色灯で違反車両に速度違反を伝え隊本部へ誘導。
巡査長:なにか急いでいましたか?
違反男性:べ、別にそうゆうわけではありません (音声は加工してあります)
巡査長:免許証と車検証を持ってパトカーの後に乗ってください。
違反男性:免許ちょうと、ちゃ検証ですね。
違反した男性はかなり動揺している様子だ。
巡査長:#@%$ さん、ご自分で何キロくらい出していたかわかりますか?
違反男性:110Kmまでは出ていないと思いますが・・・。
白々しい回答である。
巡査長:1**Km 出てますね。
違反男性:うわー、マジかぁ・・・。
巡査長:追い越しの際にスピードがかなりのってしまったようですね。
これ以上出ると危険と判断し止めさせて頂きました。
違反男性:どうせ止めるならもっと早くに止めてもらいたかったです。
なんとも身勝手な言い分である。
巡査長:お乗りのお車はスピードが出やすいタイプかと思いますので
注意して運転してください
巡査長はそうやさしく諭し違反切符を切る。
違反した男性はこの日、箱根方面にドライブに行く途中だったとの事。
「こんな事になってしまったので今日は自宅に帰ります」
肩を落とし取材カメラにこう答えた男性は自宅方面に向け走り去っていった。
この男性には違反点数3、反則金2万5千円というきびしい処分が科せられる。
速度超過は一歩間違えれば大事故に繋がりかねない非常に危険な違反である。
男性には十分反省してもらい今後の安全運転を願うばかりである。
こうして今日も高速道路の安全は守られたのだ。
高速道路交通警察隊。
彼らの懸命な働きによって高速道路の安全が守られている事を
私たちは決して忘れてはならない。
終
Posted at 2019/11/27 23:39:44 | |
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