フロントフェンダーステーの交換
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
新年あけましておめでとうございます。今年も独断と偏見に満ちた車弄りに邁進しますのでお時間ある時に覗いてくださ~い♪
ということで新年一発目の記事は
いつもの能書きからスタート(汗っ
個人的な好みですが、
セブンの外見で気になる所は、サイクルフェンダーがタイヤとクリアランスが無さすぎ、対してリアフェンダーはクリアランス有りすぎっていう前後のアンバランスさ。バイクならいざ知らず4輪ですからね。
構造からくる(言わずもがな、間にサスが入っているか否か)デザインなのは承知しているが、弊害としてタイヤやホイールの選択肢が狭い。
私のなんか、165サイズでステーとのクリアランスはギリギリだ。
フェンダー幅が足りないのかと思いきぁ、ステーのR曲がりが大きすぎてタイヤと当たっている。
犯人はステー、Rがもう少し小さいか、R位置が上方だったら185だって入るフェンダー幅だ。
以前メーカーHPで15、16インチ用のフェンダーステーが売っていた。こいつに自分のフェンダーを合体させたらタイヤの選択肢も増えるしクリアランスも増大するだろうなぁ~と妄想しつつ、適用の是非も分からずスルーしたが、ほどなくヤフオクで同じパーツがセール品(もちろん平行物!)で安く出ていたのでモノは試しと買ってあった。
ハードトップ工作が長引いて埃をかぶっていたコイツを正月休みの間に組み込もうっていうことが今回のミッション(^^)V
まずはジーッと車を見つめて構造と手順を考える。
画像の樹脂っぽいドームに違和感を感じて小型バールでこじるとあっさりと抜けてきた。
ただのキャップだったのね!?
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で、早速アクセス。
ラチェット回すと足回りの各ステーにぶつかりまくりなので、スタビレーのエースハンドルに代えてヘッド角度が可変するシグネットのハンドルへ持ち替えた。
角度が可変するタイプは便利ですけど重いハンドルが多いので買い揃えるならるなら軽めがいいですね。
使うコマは19mm。
ナイロンロックナット、本来は再使用禁止ですがまだ新車から1年、ダメージが見当たらないので潤滑剤を吹きつつ丁重に扱います。
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次はアッパーアームのボールジョイント部と共ネジになっているナットを外します。
こちらもヘッド角度可変タイプのハンドルが楽です。
こちらもナイロンナットです。緩んではいけない、あるいは緩みやすい箇所に使われています。
ナイロン部が硬化してあるボルトの再使用は避けたいですね。
コマは22mm、セットには無いサイズですので作業前に確認しましょう。
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2個の大きなナットを外したところでフェンダーステーを脱着する方法は2通り。
➀先のアッパーアームジョイントを抜き取る方法。
②先にフェンダーを分離してしまう方法です。
今回はどのみちしますので②を選択しました。
金属製パイプとFRPフェンダーをどうやって接着しているのか?
正体は、弾力のあるウレタン樹脂みたいな充填剤でステーとフェンダーは接着されているだけです!!
こんな安易な方法で外れないのか?と不安になりますが今の所外れた話は聞かないですね。
こいつをカッターナイフを使って丁寧にはぎ取っていくのですが、寝板作業で首が痛くなりました。。。
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やっと外れました。
早速比較してみましょう。
中心軸を合わせて前半分を写しました。
左側が15、16インチ用
右側が14インチ用です。
長さは2センチ程しか長くありませんが、14インチ用の方がRが小さいですね。
あと、ステーの頂上部の長さがフェンダーの幅により違いますね。
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ステー頂上部のカットを考えたのですが合わせて見ると長いままでフェンダーに収まったのでそのまままに。
後から考えれば軽量化の為にも不要部分があればカットした方が良かったですね。
さて、外したステーをチェンジして取付けするのですが問題はフェンダーとの接着をどうするかです。
ケータハムのHPにはこれ用の専用接着剤が売っていますが1.5万円以上するので早々と断念していろいろと調べると、ありました!
セメダイン製エポキシパテ。
このパテは硬化後も弾力性がある唯一のタイプで今回にはうってつけの製品ですね、700円/個で片側3本、計6本使いました。
ただ、こねるのに結構力が要るんですよ、しかもベタベタくっつくので付属のビニール手袋じゃや役立たず。都度、洗浄が必要ですが素手が一番です(^^;
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これは左側の後端でしょうか。
もちろん接着途中で、この後真ん中の残っている部分も覆ってしまいます。
固い粘土といったらいいかな?
手順は、パテをステー部の当たるフェンダー位置に盛りつけ、指で強く押し広げて2mm程の厚さにしたところへステーを強く押し付けます。
これだけでステーは位置決めされて動かなくなります。
あとは円断面のパイプに隙間を作らいように徐々に覆っていけば完成です。エンド部もしっかり覆って水分がパイプ内部に進入しないよう密閉します。
この状態で、24時間放置プレーでパテを乾燥させました。
効能書きのとおりしっかりと圧着されており引っ張っても剥がれそうな雰囲気はありませんが触ってみると弾力性が残っていて純正接着剤に似た感じです。
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アップで写したのでタイヤとフェンダーの隙間に違和感ありと見えますが、少し離れると自然な感じに見え、当初の狙い通りになりました。
画像は、ジムカーナレース用に買ったナンカン製激安16055Rー15タイヤにこれまたヤフオクで激安で買った15インチ、インセット45のホイールの組み合わせです。
このタイヤはトレッド部が真っ平でショルダー部が角ばっていてステーのR部とタイヤが接触、スペーサーで1センチ出してもダメで装着を断念した組み合わせがあっさりと入りました。
しかも、手前側にまだまだ余裕があり175タイヤにインセット205.5jホイールあたりも履ける感じです。いままで履いていたタイヤも含め気分で履き替えが簡単ですね。
フェンダー部に写っている見慣れないウインカーレンズの件は後述するとしてまずは3日間で完成です。
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