フロントドアの開閉を楽にする
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
車内からのドアの開け閉め、ずっとモヤモヤしていました。
こんなデカくて重いドアを、ヒンジに近い場所にあるドアグリップで開閉するのはテコの原理からして無駄に力を使っているのではないかと。
ドアを開ける角度の微妙なコントロールが難しく、周囲へのドアパンチが心配でした。
以前乗っていたクサラもドアグリップが同じ配置で、台風の時にドアを開けたら、そのまま風の勢いでドアが直角以上に開き、板金修理になったこともあり、無駄に神経を使います。
ドアのアームレスト部分に開閉用の「持ち手」があれば、微妙なコントロールが効くのにと思い、ヤフオクで部品を探してみました。
内装色黒で見つけたのがマツダの軽自動車用です。
2個、送料込みで1000円ちょっとでした。
2
3
型紙を基に、マジックで開削予定地を確定。
作業にあたり、ドアパネルを外すとなると、また例のクリップを破損するのが目に見えています。
(パネルを外すのが暑くて面倒というのも影響大)
ドアに固定されているままのほうが作業もしやすいので、そのまま進行します。
4
電動インパクトで細かく穴を開けます。
工作用の普通のカッターで切りますので、狭い間隔で穴をいくつも開け、切手のようにカットしていこうと考えました。
5
真夏日の太陽のお陰で内装のプラが柔らかくなっていたようで、カッターで切る際にはそれほど力はいりませんでした。
かといって、油断して不要部分をドアパネル内に落とさないよう、気は抜けません。
6
穴の大きさを微調整して装着完了です。
しかし、この調整だけで45分かかりました。前行程までは15分程度です。
穴の大きさを調整する前提で小さめに切っていたので、結局ひと回り大きく切るという二度手間をしてしまい、灼熱の太陽の下、集中力切れで内装に一か所傷を入れてしまいました…。
部品の下部に開いていたネジ穴は、艶消し黒のカッティングシートを貼って塞ぎました。
また、ボンドかシリコンで部品の固定も考えていましたが、ドアポケット側の爪が上手く効いているので、その必要もなさそうです。
(一度嵌め込んだら簡単には外れなくなったので、まあいいかと…)
雨天時のドア開閉でも、隙間はほとんどないので、垂れた雨水が流れ込むことも無さそうです。
7
要領を得たので、助手席側は15分ほどで仕上がりました。
部品の色とプラの質感は、パワーウインドウスイッチとほぼ同じで、違和感ゼロです。
流用する車種にもよると思いますが、私の使ったドアポケットは、穴が車内側に向けてやや傾斜しているのでドアに指が掛かりやすくなっています。
カットの際の切り屑が、少しばかりドア内部に落ちましたが、しばらく放置して走って屑をパネルの最下部まで落としてから、パネル下部を少し開けて(ドア内装パネル最下部だけはトルクス留めだったと思うので)、切り屑を出そうと思っています。
ドア開閉で前屈みになることもなく、ドアのストップ位置を気にせず開けられるので、とても快適になりました!
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