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るびこんぬのブログ一覧

2023年07月26日 イイね!

車検3回目

車検3回目車検終わりましたー。

15日間の付き合いだった代車のフィットくんとはここでお別れ。

なかなかいい車だと思うよ。でもアイドリングストップはいらない。



やっぱコレだよコレ!



車検ステッカーの貼り付け位置が早速変わってます。
右上って地味に邪魔w

上側中央でよかったのにー。
車検切れてたの忘れてましたって言わせたくないとかでしたっけ?




それと車検証がめっちゃコンパクトに。

車検証入れがA4サイズなんでかなり持て余しますね。




ホース類交換してもらいました。







また漏れなきゃいいけど。




タイヤは2年で5mmとまあまあ減ってますね。
なんでブレーキパッドの厚みが増えるのか(’-’?
擦り減るもんじゃないの?

どうやって測ってるんだろう。





作業内容とお値段はこんな感じでーした。



ボールジョイントブーツは単品じゃ出ないとかなんとか。
社外品なのかな。






にしても高くつきました😇
Posted at 2023/07/26 21:47:38 | コメント(1) | トラックバック(0)
2023年07月25日 イイね!

車を受け取る時のなんだかなーばなし

車を受け取る時のなんだかなーばなし一体いつから───
車検が無事に終わったと錯覚していた?





車検が終わって車を受け取る時にガッカリしました。
こちらをご覧下さい。

車に近寄った瞬間、ガリキズ入ってるのを見つけたんです。
驚いて「うわっ!」と情けない声が出てしまう始末。



預ける前日に自分で洗車して、汚れもキズも無い状態で車屋さんに渡しました。

なので預けてる間に何かあったんですよ。




流石にキズが目立つし、それが整備箇所とは全然関係ない場所なのもあり良くないと思いまして。

私がその場で「ここにキズが付いてますよ。」って指摘したら、
担当者は「あー、ほんとですね」って。
挙げ句「元からじゃないんですか?」まで言われて。

よくもそんな事が言えたなとしか頭に浮かばず。
怒ると汚い言葉しか思いつかないものですね。
なんにも言えませんでした、、、


お互いしばらく沈黙して、担当者が「磨きましょうか?」と言ったので
「いや、自分でなんとかします。」と断って、
「車預ける前には無かったから本当に気を付けて下さい。」
と、私はそう注意するのが精一杯でした。
「本当に申し訳ない、気を付けます。」と担当者は言ってたけど、どうだか知らない。

そんなやり取り。


思い出すとモヤモヤします。これで2回目。
自分で補修すればいいんだけど、じゃあそうできない人は?
泣き寝入りさせるつもりなのかな??
作業者やフロントに突っ込みたいことは色々ありますがもういいです。
次の車検は別のとこにお願いしますから。


とは言っても、このお店には大変お世話になっただけに複雑な気分。
フェリーから降ろされたローレルを最初に受け入れてくれたお店です。




いやそれでも、あんまり強く言いたくないけどダメなもんはダメだよ。







というわけで持ち帰って作業。



はあ(´・ω・`)
どうすんのこれ、深すぎるよ。

ちょっと磨いてみたけどクリアの下まで逝ってますね。



足付けして脱脂して色乗せてクリア乗せて。

涼しい時間帯に作業して、涼しい場所で乾かします。
炎天下に晒すのはそれから。
乾燥しきるまでこのまま放置。






──2日後──






カッターの刃を立てて擦ることで削り取れます。




削ったあと。




2000番ペーパーと当て板で面出し。




このくらいになればいいでしょう。

このまま磨いてもなかなかペーパー目は消えないので、、、



2500番ペーパーでならしていきます。

直線的な動きを控えるのがコツ。
自分はペーパーを叩くように使っています。



下ごしらえは終わり。




まずペーパー目を消す為にシングルポリッシャーで磨いた後。
盛り付けたクリアを薄くした状態なので、
ポリッシャーの動かし方とか磨き込み加減が難しいです。

傷が埋まっているのに白い線が見えているということは、色の乗せ方が甘くて透けているということ。



このレベルなら自分の車だしまあいいか。
ダブルアクションポリッシャーでバフ目消し。




目消しで付けたバフ目をを更に消して拭き上げ。

画像中央になんかありますね。



磨いたらコーティング取れちゃいますから。
コーティングかけ直しまでがセット。
ここまでしなきゃいけないからめんどくさい(´・ω・`)








では改めて
before



after







こんなこと客にやらせたらいかんでしょ。

なのでこの作業をお店側がやってよって言いたい。
言いたいけども。うーん、させられないかな。
Posted at 2023/07/27 12:44:39 | コメント(1) | トラックバック(0)
2023年07月17日 イイね!

洗車してると気付く塗装のおはなし

洗車してると気付く塗装のおはなし先に書いておきます。めちゃくちゃ長文になりました。
塗装のこととかつらつら書いたので暇つぶしにどうぞ。






今回の主役は代車のフィットハイブリッド。
車屋さんが急遽用意して下さったものです。

なかなか見ない色ですね。






パドルシフト付いとるやんけー!
と思って早速使ったけどD、Sレンジどっちに入れてもやりづらい。
例えば車速60km/h、Dレンジの7速で巡航するとして。
徐々にエンブレ効かせたくてシフトダウンしようとパドルシフトの-引いたら、いきなり4速入っちゃうとか。
すぐ5速にしてしまえばいいけどそんなの使いづらいじゃん。

改善されてもっと丁寧に減速できるようになってるといいね。

ていうか10年前の車にレビューしてどうするんだよ。






まあそんなことより






手洗いします。
借りて即雨降ってドロドロになったの我慢できなかったんだ。

かけた水がべしゃーっとしてますね。






泥を落としたくてホイールハウスにシャワー当ててみたら…
うわああぁ😫シャワーヘッドが砂噛んで痛みました😇

自分の車だと毎回洗うとこなんですっかり油断してました。
他人の車のホイールハウスあるある。
そしてこれでも泥はまずまずの量。

見た目は綺麗にしててもここは放置してるんかいって車よく見ますから、
たまには掃除してあげてくださいね。






泥汚れ落としたら更に鉄粉やピッチも落として拭き上げ〜
日向から日陰へ、上から下へ、外から内へ。






ええ、なんだこのシール。

日産の電気自動車とかは特に言われてないんだよなー。


塗料メーカーやクリアの種類によって違うんですが、
トップコートもといクリアの強制乾燥時間は60℃×10分~20分が相場だと思います。(カタログ値)

なんだよ温度的にはセーフじゃんと思ったかもしれませんが、
実際この条件で乾燥させると生焼け感が残ってるんですよねー。
本当にあくまでカタログ値というか、データシート上の最低限のポリッシング可能になる条件なんだなあと。
ほんとこれトラブルになりがちなので実際はもう少しブースの設定温度を上げ、時間をかけて焼きます。



なので実質こんな感じ。

クリアを予備乾燥させる(数分以上)

ブースを70℃前後まであっためる (5分以上)

塗膜の表面温度を上げる&焼く (30分以上)

ブースを冷ます (5分以上)

車を出す


この流れをまともにやればブースに車を入れて出すまでに40分以上はかかってしまいます。
夏ならある程度乾かしたら炎天下で焼くという手も使う始末。

とにかく、さっさと熱してさっさとブースから出して次の車塗りたいという思惑がそこにあります。


ちなみにブースの設定温度は60℃ではダメなのかと聞かれそうですが、実際のブース内の気温は設定温度を前後するので高めに設定する必要があるんです。

そして、ブース内を温めきっても塗装表面温度がすぐ60℃以上になるわけがありませんので。
温め続けなきゃいけないということはブースを使えない時間が増えるということ。
商売道具が使えない時間が増えたら…。


じゃあ焼く時間減らしますけど、生乾きのやつ磨くとロクなことになりませんよ?いいんすかー??



という難しい問題がこのシール1枚に詰まっていますねー。







あら、バックドアのヒンジまわりサビサビでしたか。
たまに修理車でみかけることがあります。

この辺、大抵の車は塗膜が薄いので水や汚れが乗りっぱなしだとサビやすいです。
たまに拭き掃除してあげてください。

あくまで見た目を良くする修理そのものは可能なので、
ここを直して大事に乗られる場合はダメ元でも車屋さんに相談してみてくださいね。
バックドア脱着+当該箇所修理で2~3万くらいかなーと。
ただしミニバン、SUV、テメーはダメだ。割増だ。






バックドアヒンジ付近のシーリング割れてます。
地味に水漏れしてくるんですよね。
これで車が逝くより先にお車お買い替えするパターンが多い印象。

特に困るのは旧車ですよね。水漏れで腐っちゃう。
パネルの内側なんて正直どうすることもできんし。

これ、外面だけまともに直そうとするとシーリングし直してからの塗装ですし。
さっきのサビ修理みたいなお値段になるので、修理内容の割に高くついてタチが悪い。
いや筆塗りでいいよっていうなら格段に安くなりますけど。



余談になりますが
シーリング割れって本来、経年が原因だと徐々に塗装がカサカサしながらシーリングも割れてくるみたいな感じです。

この車は片側だけがこんな感じにパックリ割れてるので、
もしかしたら車両右側後方に強い衝撃を受けたことがあったかもしれませんね。






外装を拭き回してる時にいくつか痕跡があちこちにあって、
ドアの内側拭いてたらまさかのやつを見つけちゃいました。

マスキングテープの剥がし忘れ君みーっけ♪
この車、どこかで塗ってもらったんですね。

これは明らかにミスなんだけど、だからどうということではなくて
塗装の仕事してるとつい目が行っちゃうってやつです👀





他にどういうとこに目が行ったかっていうと(頼まれてない



あれ、なんかえらいキラキラしてるんじゃないか?

からはじまり



ルーフだけメタリックの目が違うの分かりますか?
ルーフは色塗ってないってこと。



バックドア塗ってるなー、左ルーフサイドもそこで色ぼかしたねー。
てことでルーフの色が本来の色。



色ぼかしたことが写真にやっと映り込むアングル。
車両下側からルーフサイドにかけてちょっと濃いめに映ってるのが色を塗ってある場所。



おや?



ちょいザラザラしてる。



内側も塗ってた。もやもやした色の境目が見えるでしょ。
ちょうど画像中央あたりが見やすいかな。



ウェザーストリップはマスキングして塗ったみたい。



内側はこのへんでクリアぼかしたねー。



上はこのへんまでかな。



あらら、ガラスの隙間に塗装剥げ。
隙間が狭いと塗料を吹き込みにくいのでこうなりがち。



ルーフサイド内側は塗ってないみたい。
ルーフサイド表は途中まで塗ってあるっぽい。

てことは?


部品付けっぱで塗ったのねー。
脱着工賃いらない=安くなるなので。
ドアも付けっぱでドア開け閉めしながら塗ったもよう。
これ工賃の割にマスキングはめんどくさいやつだよマジで。

ちなリアバンパーとリアフェンダーが同じ色相なの気付いた?
新車時から違うのがデフォなんですよ。
つまりバンパーも塗ってます。


こんな感じが普通。

バンパー丸々1本色かけなかったんだね。
忘れてた説もあるか?


エッジのとこ見るとテールやバンパーなんかも付けっぱなしで塗ってる。



左フロントフェンダーは塗ってあるね。
リアドアから思いっきり色を散らしたみたい。

散らした色がここにちょっと乗ってる。


フロントフェンダーを塗ったこと自体はここ触ればわかる。
付けっぱだとざらつくのでしゃーない。
外して塗ったら気付きにくい。



右フロントフェンダーは塗ってないんじゃないかな。



ルーフサイドはというと左右両方途中まで塗ってある。
右ルーフサイドは右リアフェンダーから塗ってきて指で区切ったとこまで。

ちなみにクリアのぼかし際を磨くのって技量を問われるんだけど、これは上手く磨けてますね。
右ルーフサイドは目を凝らしてやっとわかったけど、左側は全然わからん。
手触りとか修理の手法を考えると似たような場所にぼかし際があると推測。


水切りモール付けっぱで塗るとこうなるの図。
見づらいですが段ができてます。
塗装が古くなるとこういったとこからパリパリと剥げていきやすいです。

できるだけ塗装を長く持たせる為には部品の脱着が必要だということですね。あくまで理想ですけど。


このへんの見切りも綺麗。
見切りテープ剥がすタイミングもバッチリなもよう。
ちなみにダメだとトゲトゲします。

ちな左側のモールは塗装と一体化して取り外し難易度up↑
外さなきゃいいだけとも言う。


これはあるある。
塗料がモールに付いたら爪とかで削り取ればいいだけ。



ドアノブも付けっぱでマスキングしたみたい。
塗る時のリアドアは半端閉めの浮いた状態じゃないと塗れないので、ドアノブ動かす必要なければ失念しそう。

というか他の場所に指当たりそうだしドアノブ動かさないか。


こういう入り込んだ場所は難しい。
先に塗り潰してからドアを塗り込まないとタレたりするし。



ああ、見つけちゃった。
上から下まで、安定してパターン重ねるのって大変なんですよ。よりによって大面積だし。
ふとした時に集中切れたり姿勢が崩れたりしてパターンが乱れたり、スプレーガンや身体が何かに干渉して塗料出しながら動きが止まったり。

これ対処しようとすれば削り倒して磨く必要が出てきます。




結局、右フロントドア~バックドア~左フロントフェンダーまでぐるっと側面を塗ったみたい。
しかし塗ったにしてはゴミブツが一切無いし全然肌がないというか磨き込まれてる。
塗り継いだ場所とか分からなかった。
全体にペーパーを当てて磨く、いにしえの手法かも。

仮にそうだとしたらすごい労力。


どこもかしこもつるんつるん。
これを磨くとか本当に骨が折れる作業だったのでは。



とまあこんな感じですかねー。
塗装屋の端くれが思わず見ちゃうポイントでした。

中古車探しに使えそうな知識の一部かもしれませんが、
ここに書いてあることを中古車屋で見つけてもそっとしときましょうね。
目くじら立てたら危険な客扱いされますよ。








語り過ぎたところで仕上げ〜
奮発してシュアラスターのマンハッタンゴールド。
ほんのり甘い匂い。

スポンジはキメ細かいしふわふわしててすき。メイク用スポンジかな?



補修塗装されていないフード。
磨かれていたのかバフ目でギラギラ。線キズもいっぱい。



コンパウンドでの磨きなしでワックスかけて手触りは程良くすべすべ。
見た目を気にするならまずポリッシャーで研磨しましょ。

ちなみに飛び石もスルー。
色用意するの忘れたんだ(´・ω・`)






ガラスも水垢取って撥水処理。詳細は内緒です😎
雨降った時前見えなくて困りますよねー。
なんか代車にしては至れり尽くせりな気が。

そしてガラスの内側に吸盤跡が。


車内から。



助手席側にも吸盤跡ありました。
リアシートがもやもやして見えるのがそれ。



気合いで拭けばこう。



フロントガラスのワイパー拭きキズって、皆さん何か道具使ってます??
為す術なす🍆だったのでよろしければ紹介してください。






改めてbefore



そしてafter

手間かけてよかった(小並







あとはローレルが帰ってくるの待つだけ(:3_ヽ)_
Posted at 2023/07/17 19:32:44 | コメント(1) | トラックバック(0)
2023年07月10日 イイね!

しばらくお別れ

しばらくお別れ車検受けねば。
それでしばらく乗れなくなるの寂しい。




窓全開で走るの気持ち良かったけど一旦お預け。








配管緩くなってますね。
怪しいとこがちらほら。
さて、お金いくらかかるやら😇














車屋さんに預ける前に洗車〜

その気になったら夜でも洗うやつ。
近所の人から変わり者認定されそう/(^o^)\








ランタン使うと雰囲気出てすき。






しかし虫が寄ってくる。
たまに翌朝見ると洗い残しに気付く。
よってオススメしません笑



ていうか代車乗ったら週末に洗車しなくてよくなるね。
あー、嬉しいような悲しいような。
Posted at 2023/07/10 22:40:43 | コメント(1) | トラックバック(0)
2023年05月05日 イイね!

全塗装

全塗装実は再掲載。
いろいろ御託を並べ過ぎたと思って削除してしまったのです。
いいね下さってた方々には申し訳なく思っております…。



さて、この記事は写真が90枚程度あるような長編です。
ごちゃごちゃしないように選んだつもりでこの枚数っていう。

当時の私が全力で作業したものです。
と言っても当時の私は塗装歴2年ちょいのぺえぺえでしたから
心してかからなければという思いでした。

レストア作業の足元にも及びませんが、全塗装に興味がおありでしたら暇つぶしに見ていってあげてください。







で、いきなり色々外れた状態の写真から始まっちゃいます。
beforeもとい作業前の写真撮ってなくてすまないんだ。

板金屋さんに部品を外してもらい、新品部品の仮組みもしてもらった後となります。

このお客さんのお車はサビで相当やられて酷い状態だったのを未だにありありと思い出せます。

とにかく外側を綺麗にしてほしかったそうです。
ただ、板金代を頂いていないので鉄板の切った貼ったをせず、できる範囲でのみの補修となりました。



サビを取ったらボコボコ。でもこれで済めばラッキーです。
このあとパテで埋められるので。
ちなみに最悪だと鉄板を貫通します。



エンジンルームのサビ具合。
ナンバープレートの地域名などを見るに塩害を受けたのかな。



過去にどこかの工場であちこち補修されたようです。
ガラスの脱着もされたと思しき痕跡も。
シーリングが途切れて雨水の侵入を許していました。
もし修理でこれならかなり酷いミスです。
車内にまでは入ってないもののパネルの隙間に雨水が流れ込んでたようなので、内側の腐食がかなり進んでいるかもと考えずにいられません。



カウルトップの下。



ナットがグズグズになってます。
ワイパーモーターが逝ったら簡単には交換できないでしょう。



ドアガラスを受けるモールが取り付く部分。
腐り過ぎて欠落したので無理やり作ります。
また、助手席側フロントピラー上部にブリスターが出ており原因を探るために削ってみると、パテの下の鉄板が錆びていたのでパテを全剥ぎして補修し直します。



エンジンルームより前側。
この辺も何かしらやろうと思えばできたのでしょうが、お客さんのご都合によりノータッチです。

Frバンパーレインホース両端のさびさびブラケットは片側新品で2000円弱だから替えればよかったのにねーと思わなくもない。



リアパネル。
写真に撮ってませんがトランクのウェザーストリップを外すとサビでパリパリになっていたし、その周りのシーリングなどもサビが浮き出ていました。
古いセダン、クーペあるあるですね。



スカイラインの泣きどころ。
もう、穴が空いて中がボロボロ。
ホイールハウス内をエアブローしてもずっとサビがパラパラしてました。
これこそ切った貼ったをすべきなんでしょうけど、限られた予算と時間で自分にできることはたかが知れてます。
接着剤で埋めてパテで整えるしかありませんでした。



ボディ表面に細かいサビがたくさんあったのであちこちをチェック、サビを削って整えて。
そしてサフェーサー(以下サフ)用のマスキング。



サフ塗ります。



このあと研磨してマスキング。






新品のカーボンボンネット。ニスモこんなの作ってたんや。
なんとストライカー付いてるのでボンピンいらず。
ボディ同色にしたいとのことでした。

そのまま塗っても巣穴だらけになるのでパテで埋めます。
すぐ痩せられても困るのでポリパテをフード全面になすり付けるという暴挙に出ました。
全面ったら全面。
あのギザギザダクトのちょっと奥まったとこまで全て。



ぽつぽつが見えますか?全部巣穴です。
ところでカーボンボンネットをそのままクリア塗って仕上げることもあるようですが、どうやってるんでしょうね。
足付けしてもペーパー目入りにくいし、かと言ってペーパー目荒くするとクリアだけ塗ったら目立つし、巣穴のせいで塗ったらぽつぽつしそうだし。



サフ入れるまでに半日以上かかるってどんだけよ。



サフ研いだら拾いきれなかった巣穴をラッカーパテで更に埋めます。



裏も塗ります。



巣穴だらけでびっくり。裏面だからいいけど。
やっぱ表はしっかり埋めといて良かったなと思いました。







フロントバンパー、フロントフェンダーもニスモのやつにするみたい。
FRPの白ゲルコートがやってきました。
なおフェンダーの写真どっかいったもよう。

巣穴あるんで埋めてからサフ塗ります。
穴と言ってもゲルで埋まってるし、中途半端にぽつぽつ凹んでるだけ。
白だと余計見えづらい為しっかりチェックしておきます。






リアバンパーも一部パテで整えてサフ塗り。






これも全部研ぎます。既に作業量が多過ぎてお腹いっぱいになってたり。

あ、今となってはなんて事ない作業になりましたよ。
デリケートでシビアな物を引き受けまくってると感覚が麻痺してきますので😇

輸入車やってる人にしたら大したことはないかもですが。







ドアの下らへんのサビ。

塗装が膨れてたのを削ります。
見た目的にすぐ再発しそうなので更に削ります。



穴が空きました。



接着剤で埋めてパテで整えます。



裏側はこんな感じでサビが広がってます。
これではまた表に出るのも時間の問題。
何もしてあげられないのが心苦しい。



ドアミラーのベース部分も腐り落ちましたが、パテで無理やり作りました。







ドアミラーのカプラーをばらせばミラー本体とベースが完全に別れるので作業しやすくなります。

配線の色覚えられないので写真撮ります。



塗装がパリパリ。



研ぎたくります。
これはサフ塗る前にチヂレ止め塗らないとトラブるわ(確信)



リアスポのゲタ。
持った感じアルミっぽい軽さ。



でもよくわからん腐食の仕方。材質分からず。









ぜーんぶサフ塗ります。
ちっちゃい樹脂系パーツ、特に古い車の物は無対策でシンナー類吹っ掛けるとトラブルになりがちですね。







サフ研いだらマスキング。

このあとシーリングし直したり。













ブースにぶち込み。
残暑厳しかったので先輩と2人プレイ。
暑くて1人で塗った時にバサつくかもと思いました。




屋根の真ん中からお互いスタートして



下まで降りていきます。






実は左右で塗り肌とか若干違います。
と言っても誤差の範疇以下ですが。










フェンダーとフードとフロントバンパー。




フェンダー後ろ側のダクトに網着いてるんだけど、先に黒く塗ってからマスキングしてあります。






フードの真ん中のギザギザダクトさんよ。
前のめりで塗らなきゃだから怖いわまじで。



これ、塗るの面倒くさいバンパーTOP3入ると思う。
穴が多すぎるんじゃ〜。







リアバンパーとトランクとシルカバーとテールランプのアレ。




楽だから何も考えずに塗れます。






そういやトランクの下地作業やった写真無かったんですよねー。
鍵穴とストップランプ穴が錆びてました。



あと雨染みも酷かったです。



関係ない話、全塗装って調色の必要がなくて下地作業終わったらすぐ塗れるのだけが楽なくらいで、ここまで見て頂いたとおり作業量というか面積が半端じゃなくて疲弊します。










スポイラーとか細々したやつ。




塗るのは良いんだけど塗ったらどこ置くのっていう。









スポイラー地味にぷらんぷらんしててやりづら。















ドアノブはちゃんと開け閉めして塗ります。



ウォッシャーノズルも。



リアスポ横のフタ。







リアスポのサブウイング。
これはこのままクリア塗ってほしいのだそう。




溶接棒を通して曲げて吊るしました。
地味な事ですが部品の固定方法とかブース内のレイアウトを考えるのも塗装の醍醐味ですね。



クォーターガラスの前に付いてたガーニッシュ。



ルーフサイドモールもサービスでつや消し黒に。









全体的に巣穴とハジキが大量同時発生して失敗😇
スポイラーの端っこの照明が当たってるとこなら見えますよね?巣穴やばいです。
思いっきり塗り込んだ方が良かったのか…?



ハジキも塗ってる途中にクリア挿してみたけどキリがなくて諦めました。
離型剤のせいでハジいてんのかなと思います。
シンナーで脱脂しとけばよかったよね。





泣きの2回目

はじかなくなったのでだいぶ塗りやすくなったものの、
思いっきり叩きつけるように吹いても巣穴が空き続ける🥺
クリア挿して収まったけど本来どうやって塗ればいいのこれ。










ゴミブツを探しながら磨きます。

塗ってる時に大きいゴミは乗ってなかったけど、よく見れば小さいのがちらほら。






ペーパー目を消して、バフ目を消して、更に艶出し。
車全体を3回バフがけしてると思ってもらえれば。










トランクの裏側。
はげとるやないかい!

組み付け前に見つけて良かった。
このまま完成しちゃうと面倒。



トラブルはなかった。







ガラス付けてもらいました。

カウルトップだけ白いのもどうなんだと思って塗っとこうとしたら
もう車に付いてたので諦めました。










組み付け終わって洗車するだけ。

流石はニスモ。仮合わせの時点でフィッティングはバッチリだったらしいです。
海外製エアロはなにやらとんでもない作りらしいのですが、私は目の当たりにしたくありません笑







納車前の洗車してたらドアエッジに傷があったらしく。
よりによってなんでこの車に。
まあ見つかって良かったけど。

がっつりやってんじゃん。



エッジにだけペーパーを当てるようにして



足付け用洗剤で軽く足付け。



保険用のマスキング。
もしエッジに段ができたら馴染ませられるように。



上からいつもどおりマスキング。
すぐマスキングを剥げるように使うテープは最小限。



この角度から色とクリアをかけます。






上手くいきました。
もしダメだったらすかさずマスキング剥いで段を馴染ませるように塗ります。

このあと足付けした場所を磨き直して終わり。







外側は綺麗になりました。
いやそんなことよりサビの再発が怖いです。

2、3ヶ月で出ませんようにと祈って数年経ちましたけど。
お客さんからクレームきたとかは無かったようですが今頃どうなってるのでしょう。






これでおいくらなのかと聞かれそうですが詳しく教えられそうにないです。全部ひっくるめて数百万とだけ。
その中で塗装代は大したことなかったのですが。
一方で部品代が高くて、新品パーツの合計だけで100万超えてましたよ。
Posted at 2023/05/05 17:03:57 | コメント(2) | トラックバック(0)

プロフィール

「朝の堀切峠」
何シテル?   07/08 10:32
塗装の仕事してるペーパー整備士でーす。 あーあ、塗装もリモートワークできたらなあ
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マッキントッシュヘッドユニット+外部アンプの導入とノイズ対策 
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