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るびこんぬのブログ一覧

2023年04月19日 イイね!

タッチアップをできるだけ綺麗にする

リスキーな誰得テクニック。
うちの職場は自分くらいしかやらない。
ハイリスクな冒険なんて誰もしませんわという意味で。


ここから長々書いてますが、点みたいなやつを相手にしてるんで乾燥以外ひとつひとつの工程は数秒から数分くらいで終わります。







ある車のフードをアップにした図。

定規のすぐ右側に1mm程度のキズがあります。
右上にもありますね。
写真だと映り方がなんかしょぼいですが、ピカピカのボンネットに白い点って、実際に見ると意外と目立つものです。
これをタッチアップで埋めて磨きます。

今回の事例はだいぶ小さいキズですが、大きさによって手順が変わることはないです。
流石に直径3mm超えて色も剥げたような飛び石キズにタッチアップしたとなると、勘の鋭い人には気付かれそう。






作業する前に飛び出てる部分は削る。

飛び石に限らず、キズってどこかしら捲れあがってることがあります。
そのような部分はあらかじめ削り取っておくと綺麗に仕上がります。



使ってる道具はこれ。塗装後のゴミブツを取るための道具。

これ使うようになってから塗装後のゴミ取りにかかる時間が大幅に減りました。
ただし加減を間違えるとガリキズ入ったりピンホール空いたり。
って今この話関係なかったね。

別にカッターの刃を立てて使ってもいいです。
どっちにしても慣れが要るので…



これ自分の車の写真ですが、こんな風にペーパーをちょんちょん当てて色挿しておしまいにしてもいいです。
500番ペーパーを折り畳んだ中につまようじ仕込んでます。






キズとその周囲を脱脂。

土などの汚れ落とす→ホコリ払う→脱脂剤使う→乾拭きする
シリコンオフでシューッてして終わりにしないよう、乾拭きもセットで。
こすらず洗える!の某洗剤のようにはいきません。

それと乾拭きに使うウエスはワックスやコーティングに使ってたものはNG。
洗剤で洗ってあってもダメですからね。




ちなみに、表面が水や溶剤で濡れた状態でもキズが白く見える場合、クリア層の下、少なくとも色の層の深さにまでキズが到達しています。
そのような箇所には色を挿してあげないといけません。



水などで濡らしてる間キズが消えるようであれば、キズがクリア層で留まっているのでキズの深さに応じて磨き込むのか、クリアを埋めるのか判断します。

キズの深さをすぐ判別できるのでおすすめ。






ホコリを払う。

この白い布はタッククロス。
これで表面を優しく撫でてホコリを絡め取ります。
意外と視認性も上がるのでおすすめ。

本来は脱脂後、塗装する直前にエアブローしながら使います。
ベタベタしてる布なのであまり強く撫でくり過ぎると、べったりしたものが塗装面に付いてトラブルを招くので注意。






足付け or プライマー塗布前。

これから塗料が密着しそうか確認するために水拭き。
水をひたひたに含ん(でるように見えないけどちゃんと含ん)だウエスで拭いてこの状態。
弾いちゃってますね。指で触るとつるつるです。

これでも塗料が付くには付くのですが、磨いたらすぐ持ってかれる程度に食い付きません。

というわけで、塗料の食い付きを良くするために足付けしたり密着材吹いたりするというのが大事になってくるんですね。
具体的な作業を言えばペーパーかけたり、足付け用洗剤でわしわしやったり、ミッチャクロン吹いたりということなんですが…


今回使うのはこれ。

乾式プライマーってやつです。
バーナーでちろちろ炙った部分は密着性が向上します。
塗膜を厚く吹き付けられるわけじゃないことには注意して。
それでも作業前の "被塗面の見た目が変わらない" という点は画期的じゃないでしょうか。

とはいっても車には燃えたり溶けたりしやすい部品がたくさん付いてますので、使う時は色々と配慮が必要になります。






水気飛ばしてから炙り。

炙りカルビ。

実はやり過ぎると焦げます。白い塗装だとやばい。
そして奥の白いタオル、水でひたひたにしてあります。
間違ってもワイパーやカウルトップを溶かさないようにと。

さっきの燃えたり溶けたりーのくだりですが、
例えばバンパーを炙ると秒で塗装がチリチリになります。
ガチで秒だからね。






あらためて水拭きしてみる。

水が弾かなくなりましたね。指でなぞっても滑りにくくなりました。
これなら塗料も密着しそうです。
まだ水が弾いている場合は炙り直します。

ちなみにこのあと塗料を乗せるまでの間は水拭きのみOK。
脱脂剤などの溶剤を使ったら再度炙りましょう。
なのでタッチアップに失敗したら拭き取って炙ってーとなるので面倒くs






色を挿す。

筆作り。
マスキングテープを斜めにちぎって


よじってー


先っちょに毛羽立ちがあったらすこーしだけカット。


筆先に色をちょんとのせて、色をちょんと置きます。






挿したあと。

白い点がなくなる程度に色を置きます。
キズの大きさに合わせて筆を作り替えたり、色の含ませ方を変えたりします。

こんなんで大丈夫かよ?という声が聞こえてきそうですね。
ごもっともですが、どうぞ最後までご覧ください。






クリアも挿す。

これだけを見てるとやらない方がマシに思えますよね。

キズからほんの少しはみ出る程度に挿します。
穴が埋まる程度に盛り付ける必要があるし、盛り付け過ぎると削るのが大変になります。
ほどほどがいちばん(謎

ちなみに色もクリアも補修塗装用のやつです。
傷の大きさ、深さ、場所によってクリアのシンナー希釈を調整してます。

補修塗装用クリアは、修理する車に使われてるクリアに近い硬さのものを選ぶと磨く時によく馴染みやすいです。




ちなみにタッチアップペンでもやれなくはない…はず。
それと磨き前提でするならスクラッチシールドとかナノクリアみたいなのとかにはキツイんじゃないかなー。
設備整ってないとうまく磨けませんよ。






乾燥。

すぐ熱を加えると泡吹くので少し待ってから。
天気が良ければ天日干しでOK。冬は無理だけど。
ここまでやってることが塗装と同じじゃんというツッコミきそうですが
筆だろうとスプレーガンだろうとハケだろうと
削って脱脂して塗ればそれはもう塗装ですよ。






山を削る。

慎重に削ります。山はそこそこ残しておきます。
指先の感覚が大事なので手袋してません。汚い指ですがご容赦を。

このブツ取りカッター、見た目によらず切れ味が良いので油断すると根こそぎ持っていきます。






ペーパーに当て板付けてならす。

出っ張った部分を削る時は当て板が欠かせません。
まるでパテ研ぎみたい。
上の写真のように山をほんの少し残しておきます。

当て板とペーパーはコバックスのやつ。
当て板はゴム製ですが硬いです。

ペーパーはコバックス トレカット グリーン 8面ブロック。
グリーンは2000番相当。山がよく削れて磨く時にペーパー目が比較的残りにくいため選んでます。
8面ブロックは小さく使えて、シールタイプなので指先に付けて使えるのすき。






ならす。

指先に付けてるのはトレカット ブルー 8面ブロック。
ブルーは2500番相当。

2000番ペーパー+当て板だと結構深いペーパー目入っちゃうので2500番でならしておきます。

指先でくるくる撫でるよりは指先でタンタンと叩くようにしてあげると、磨く時にペーパー目が目立ちにくいかなという個人的感想。






軽く磨く。

山の残り具合を確認しながら、2000番のペーパー目が薄くなる程度に磨きます。
この時点ではまだ挿したところがポツポツと膨らんで見えました。






もう1回当て板使う。

山がまだ残ってるので更にならします。
今度は2500番ペーパー+当て板の組み合わせ。
かるーく当てるだけ。
きつく当たってる部分はより白く浮かび上がります。
2ヶ所ありますよね。

このくらいの見た目でおしまい。攻め過ぎると挿した塗料がなくなっちゃう。






そしてならす。

2500番を指でならしてます。さっきと同じ要領ですね。
同じ番手なのに当て板か指先かでペーパー目の入りが全然違うの気付きましたか?

実は下地処理に使うペーパーと当て板等の関係でも、仕上げに磨く時のコンパウンドとパッドの関係でも同じことが起きます。
ここがペーパーとコンパウンドの面白いところです。






磨き。

ペーパー目消します。
消えた時点で即終了。
追い込み過ぎないようにしますとか言っても加減が難しいね。


バフ目消します。


更に目消し&仕上げにぶいーーーん。






おわり。

いかがですか?


ぽっちが若干見えますね。
指差されてやっとわかる感じ。


俯瞰してみた。

映りこんだ蛍光灯の中に少しだけぽっちが見えますよ。







理由はどうあれ穴状のものであれば対処できます。
冒頭にも書きましたがあまりに大きいと塗料を挿したことが分かりやすくなるので、更に慎重な作業が求められます。

線キズも短いものであれば対処できますが、長さが3~4cm超える場合、すかして見た時に薄いミミズ腫れっぽい感じで見えるかもしれません。
ガリキズそのままよりは遥かにマシにはなりますが。




これは直径2mmくらいの雨染みの酷い箇所に色とクリアを挿したやつ。
直径2mm程度の白い穴、黒い車ならすぐわかりますよね。
しかもよりによってフードにあるから余計目立ちます。












思ったより黒が染まってなかったみたい。


画像の中央左寄りの蛍光灯の真ん中あたりにあります。








やる前に見極めないと失敗しちゃう事例。

直径1.2mm程度の飛び石キズ。
やっぱり写真だとしょぼく見えてしまうけど、実際に見ると結構でかいです。

で、何を見て欲しいかというと、キズの周りのクリアが既に薄くなってしまっていたんですね。
分かりやすいのが定規の先端あたり、色味が薄く感じられませんか?




実は私のとこに持ってくる前にガンガン磨き込んでしまったらしく。
これではタッチアップなんてやってもダメなので塗装せざるを得ないんですけど、この状態で作業するとどんな見た目になるかやったことなかったのでやってみました。




とりあえず慎重に削ります。
周りから青い粉出てるの見えた時点でやっぱダメだと思いました。
クリア層を失って色を削りだした証拠です。
※カラークリア除く




写真だと見にくいですが、明らかに褪せたようになりました。
その中に青い点がありますからね。目立つのなんのって。

このあと普通に塗りましたとさ。
Posted at 2023/05/04 13:52:48 | コメント(0) | トラックバック(0)
2023年04月02日 イイね!

徹底的にやった。

徹底的にやった。塗装屋として滅多にしないことをしました。
内容的にコーティング屋さんのお仕事だと思います。

諸事情あってほぼ完璧を求める必要があったのですが、
うちは専門じゃないので道具は限られており、作業が大変でした。
それでもやれるだけのことはしたので、内容を淡々と書いていきます。








まずガラスのウロコを取り、ガラスだけ溶剤で拭きあげミストを落としていきます。画像はなかった(´・ω・`)

ウロコは薬品で簡単に取れますが、危険なので市販されてません。
薬品は自分の職場では普段使わないので別の部署から頂いてきました。
ちなみにその薬品はガラスしか使えないし、ウロコしか取れないという。

結局ガラスを綺麗にするのに3時間近くかけたと思いますが、あの面積、あの状態なら妥当なタイムです。






次にマスキング。

メッキが剥げかけていたのでそれ以上剥げないようメッキの上にテープを貼らないようにします。

新聞紙からテープの貼りしろを3~5mm出すまでにとどめて、フロントパネルやバンパーやヘッドライトのふちに貼ることで、テープの粘着面がメッキに触れることを防げます。

また、先にドアノブやエンブレムまわりを手磨きしてからマスキングすることで、全体を磨いた後に細かいとこを触るリスクを無くします。


フロントパネルのあちこちに貼られた細かいテープについてはまた後ほど。


後ろのマスキングはこんな感じ。
エンブレムの細かい隙間、磨くの大変でした。
外して磨いて貼り直すほうが早いのですが、そこは大人の事情というやつです。

ここまでくるのに一日かかるってどんだけよ(:3_ヽ)_



ついでに屋根も。
シーリングされてるとこは塗膜が薄くなっていそうなのでマスキング。
ボルトの頭もひとつひとつマスキングしておきます。








磨く前にこの車の抱えた現状をチェック。
いの一番に見ておくやつですね。


フロントパネルに貼られたテープの正体は飛び石キズ、あるいはそれをタッチアップペンで挿した跡の目印です。



今回の目玉。
車全体に塗装ミストを被ってしまっていてザラッザラ。
ミストは塗装に食い込んでいるのか、シンナーで拭いても落ちず。
物理攻撃しか効かないとは建築塗料、おそるべし。


これでガラス綺麗にするのに3時間の意味をご理解頂けると思います。



ルーフは雨染みが酷い状況でした。
雨染みが塗装を侵して穴を穿ったように見える状態を「虫食い」と呼んでます。

この状態になるとどれだけ磨いても綺麗になりません。
どうしても綺麗にしたいならペーパーで研磨して塗装することになりますが、このお車の場合なら最低でもサフェーサーを入れる段階から始めなければなりません。

今回は磨きのみなのでルーフは塗装ミスト除去とツヤ出しのみに重点を置きます。



ドアまわり。
バイザーもサービスで少し磨いておきます。
ロゴなどが入っているのでマスキングしておきました。
バイザーの周りってなんか変な汚れ溜まりがちですよね。



全てのパネル、水アカが激しいです。
見えやすい側面を撮ってみました。
ガラスのウロコの状況がどうだったのか察してもらえれば。







全体的に状況を確認したら作業にとりかかっていきます。



まずフロントパネルに貼ってあったテープたち。

塗らずにできるだけ綺麗にしていきます。
これもサービスすること32ヶ所。
集中力がいるので最初に作業しました。



DIYでタッチアップペンを挿したであろうものは削ぎ落として挿し直し。



ちょっと見えづらいですが磨いた後。

タッチアップでは綺麗にならない。
そんな常識を覆してやりました。
詳細を書くと長くなるのでそれはまたの機会に。








ルーフ磨き。

作業前。
さっきから指先も写してるのは、カメラのピントを合わせやすくするためです。
AFだと蛍光灯へピント合わせにいっちゃうんだよねー。



作業後。ツヤだけは出ました。



こういうの、どうにもならんやつですわ。

ルーフの写真に白い点々がいっぱい付いてますが、
ぜーんぶ細かい穴、穴、穴。

磨きだけだと本当にお手上げ。


実はこの車の持ち主、あえて丸1年洗車をしなかったそうで、、、
どうりでガンコな水アカが大量にあったわけですがそれは置いといて、
たまにでも洗ってあげてたら結果はだいぶ変わってたと思うんですよ。

非常にもったいないです。










バックドア編。

あらためてバックドアの様子を。
なにか映り込んでるって?個人情報を守る守護霊です(適当
そのへんで寝てた野良猫をモデルにしました。



こうなります。



深すぎるキズは薄くなるけど残ります。
飛び石と同じように挿すのは可能なんだけど、これはパス。
元々の塗膜が既に薄そうだと分かる場合はノータッチが無難。



細かい所まで綺麗にしたから許して。









そくめーん。

ほんと体力勝負。
ワンオペだから逃げ出したくてしょうがなかった。
ちなみに写真左側は磨いた後、右は磨く前。



違う角度から。



バフをしっかり2回以上通さないと水アカ落ちませんの図。
ミストが落ちてるか確認しながら、ついで線キズが残ってないか探しながら、キズが深ければ消すまでやるか薄くするかしていきます。



側面まだまだあります。
レールまわりの頑固すぎる水アカ。



今度はボディにも使える薬品で落とします。

Q.その薬品でぜーんぶやっちまえば?

A.危険過ぎるじゃろがい。

ガラスのウロコ落としに使った薬品とは比べ物にならないやつです。
変な使い方をしたら周りの人を巻き込むほどに、名前を言ってはいけないあの人レベルの毒物。
いやー、大面積には恐くて使えないですね。
そもそもミストは落ちません。



後はとにかく磨いてスッキリさせました。



これも









バイザーまわり頑張りました。



まだまだ終わりません。









おそうじ。

粉を払うのにエアガンなどで吹き飛ばすと車内に粉が入って大変なことになります。

静かに払い落とします。








マスキングぺろーん。

ドアノブの奥の爪が当たるやつ、車によっては機械が入りません。
手磨きでやっとこの程度。
綺麗に乗りたい人は要注意。



スライドドアのノブ。
ここも色を挿せないのでキズはそのままにしてあります。







手磨きめっちゃ頑張ったエンブレムたち。




バイザーまわりと同じく汚れが溜まりやすい場所。
もうちょっと掃除しやすいデザインにしてほしいよね。






頑張ったのですが、、、
エンブレム上側、NとVの間、Vと3の間はどうにも綺麗にできず。
非常に難しい場所でした。



これ、一番こだわったやつ!







最後の仕上げ。

こういう細かい飛び石は色を挿して磨くと、挿したものがすぐなくなって意味なかったり。

白く見えない程度にちょっとだけ挿します。



これをサービスすること50回以上。
数えてないけど100回もしてないと思う。

大人が中腰になった時の目線より上にあるやつにはしませんよ。








見違えましたよ。

自分の車でもこんなに手間暇をかけたことない笑
Posted at 2023/04/03 19:05:10 | コメント(0) | トラックバック(0)
2023年03月11日 イイね!

レトロなスプレーガン

レトロなスプレーガン板金屋さんしてる人から、

「何か使ってないガンある?サフ入れるのに使いたい」

という話をされまして、そういや戸棚の奥で眠っていた遺物があったなあと思い出して掘り起こすことに。




タイトルの写真は掃除してカップも交換した後。
きちゃないバージョンは撮り忘れました(:3_ヽ)_
詰まってるどころか塗料と部品同士が融合してて分解が大変。
パターン調節ねじの上に付いてる、かつてエアゲージだったものは後でさよならしました。

いやそんなことより、ふるーーいタイプの塗料カップが予備で置いてあったの奇跡過ぎるやろ。




ちなみにアネスト岩田の W-88P、20年以上前の物らしいのですが
調べても詳しい情報が出てこない(´・ω・`)
"W-88"なら何件か記事がヒットしたもよう。
無印もPもまだ現役で使ってる人がいるらしい。名機なのかな?

職場のおじちゃん達が見にきては「あー、これ自分がここに来た時から眠ってたやつー」と懐かしむ人がいたり、初めて見るという人がいたり様々でした。




今時の塗料でも問題なく使えそうなので、とりあえず板金屋さんに使ってもらいます。
Posted at 2023/03/12 10:38:14 | コメント(0) | トラックバック(0)
2022年10月15日 イイね!

ある日の作業 塗装編

ある日の作業 塗装編



前回の続き。ちまちま書いてたらこんなに長くなるとは思わなんだ。

マスキングまで終わってからの作業になります。






調色作業にとりかかります。

修理する時に使う色って、配合データをもとに調色する人があれこれアレンジして作っているんですよ。
実際は何かしらの空いた時間にやってたり。

カードはずいぶん黒いですね。おまけに赤すぎる。

晴れていれば外に出て、塗装面が日の光と向き合うように車を動かして、配合データとボディを比色するのが確実。
もちろん場合によってはできませんので、比色用のライトを使ったり。


これは条件等色の発生を抑える必要がある為です。
メタメリズムっていうのを聞いたことある人がいるかもしれません。

工場内の水銀灯や蛍光灯の下で色をばっちり合わせて塗装しても、車を外に出してみれば全然色違うじゃん!ということがあるんですよ。

蛍光灯とかの光源に含まれる色の偏り方が太陽光のそれとは違っててなんたらかんたら。
美容とかファッションに詳しい人がきっと説明してくれるはず。






何ヶ月も前の事だから何してたか忘れた\(^o^)/
赤紫と黒は少し抜いて、白は結構足して青もちょい足しだったはず。
色の名前を言ってもいいけど、どんな色かイメージ湧かないと思う。

作った色を試し塗りした図。
試し塗りしたカードはボディよりちょっと青黒いね。ぼかそうと思えばぼかせる。



赤紫ちょい足し、さらに白追加、ギラつかせるやつも足したと思う。
ちょーっと黄赤くて青白み足りないんかなってなりません?

ちなみにちょい足しと言っても400~500gに対して0.1g単位の感覚です。
0.02g≒一滴加えて微調整するのもよくある話。


ドンピシャで合うことは滅多にないです。折り合いが肝心。
ボケにくい色だけ本気で合わせます。
今回はしっかりぼかせるので大丈夫です。
さっきのカードよりマシだわーと開き直ることにしました。


工場によっては女性が調色してるとこもあるとか。
男性より女性の方が色の違いをより正確に感じ取りやすい傾向にありますからね。
それと似た話で、修理箇所と周りの色が違うというお叱りとか、バンパーとフェンダーの色が違うからバンパー塗って欲しいと仰る方は女性が多い印象あるかも。


色の違いがすぐ分かるって羨ましいようなそうでもないような。






どっかで見たような光景ですか?
やっとそれらしくなったかと。

ブースの端に寄せに寄せたのは小物をいくつか入れたせい。






脱脂、静電除去、エアブローを終えたら見切りテープを貼ります。

塗装面にぴったりついてるゴム類は下地の最終段階で写真のようにします。

塗装面にテープが付くか付かないかのギリギリを攻めます。
ここでゴムが露出してたらクリアで固められるか、塗装面に付いてたら変な段差のできあがり。

これでも作業の難易度としては初級編だと思います。


塗装面を綺麗にした上で汚れてないテープを貼ることで更に綺麗に仕上がります。

見切りテープ貼ったら更にエアブロー。
塗装面に指が当たったら脱脂から再スタート。
面倒とか言わないで。








ガンを用意していよいよ塗ります。

2コートメタリックをぼかし塗装するので、
色を塗るガンとクリア兼ボカシ剤用の2丁を用意。


部分的に色を塗る場合は先にボカシ剤もといブレンダーをかけます。
全体に色をかけてしまうならこの工程はいらないよ。

手前の色をかける部分以外の場所がちょっと濡れてツヤが出てるの分かりますか?
ちなみに色を塗る時の加減もこれと同じくらいで。

そして色を散らす予定の部分でブレンダーを散らします。
ブレンダーを散らした部分と色を散らす部分を被らせる感じ。

絶対に色をかける部分にブレンダーをかけないで。
色がブレンダーにまともに掛かるとメタリックなどの粒子が泳ぎます。



言ってることが分かりづらいと思うので、ブレンダー塗った範囲を青くしてみるとこんなイメージ。
これから色は塗り広げられていって、ブレンダーは乾いたらかけ直して、そのたびに範囲を狭くしていきます。

ブレンダーを乾かさないよう、このあとすぐ色をかけていきます。
乾いたらブレンダーかけ直せばいいのですが、かけ直しまくるとクリア塗る時に垂れやすくなるかも。


基本的に色は塗りたい場所を一気に塗って少し乾かしてまた塗り重ねてを繰り返します。
毎回指で触ってペタペタするくらいまでは待ちましょう。

ろくに乾かさないまま上塗りを続けるとメタリックが泳いだり、垂れてきたり、塗膜内の溶剤が抜けきらず乾燥時に悪さをしたり、良いことは無いです。

乾かしてはいけないのはブレンダーとムラ取り1回目くらいです。



色を乾かしながらブレンダーは乾かすなって、ちょっと何言ってるか分かんないかもしれませんが本当にやってます。






1回目のスプレーガンで塗る範囲と往復回数(あくまで目安)、パターンの重ね具合(これも目安)を図にしてみました。

今回の場合は回数を追うごとに開始位置が上にずれていき、それに合わせるように上から下への往復回数が増え、範囲が右に広がっていきます。

ついでに、パネルの形状に関わらず終始このような動き方をすると思ってください。
基本的にガンを縦に動かすことはないです。かなり限定的な動きですね。









さて、塗り方をお見せしたところで次は塗る回数と広げ方です。




塗る回数は染まりやすさ(色決めのしやすさ)で、
広げ方は染まりやすさ、黒ずみや白みの出やすさ、ぼかせる範囲によって変わります。

調色で試し塗りした時に染まりきる回数を数えています。
ちなみに今回は6回。白い下地にそれくらい塗り込むってことです。


本来そんなに塗り込む必要のない下地を作っていましたが、あえてきちんと塗っていきます。

サフの上に6回塗りながらついでにサフを研いだ時のペーパー目も2~3回塗って埋まるように全て塗り重ねて広げていくという流れです。

回数に対してちょっとパネルが小さいですが、そこは腕の見せどころ。


今の話とさっきのガンの動かし方をふまえて、回数と塗る範囲を線引きしてみました。
ちょっと分かりづらい?
今回は常に右側のみガンを払うように動かします。

広がり方がどんどん大きくなるのが伝われば十分です。

7~8回目はムラ取りの工程です。乾かさずに連続で。
塗料を少し薄めて上から更に塗ります。
塗料の乗せ方は色決めの時より少なく、往復回数多め、ペース若干早め。
この工程は塗ると言うよりパラパラかけてるだけかも。

ムラ取りのついでに6回目より外側でガンを大きく払うように動かすことでぼかしも兼ねることができます。
この時ミストがフェンダーの端まで掛かりますが塗料は薄めてあるので気にしなくてOK。





ぼかし塗装は奥が深くて、これでも全然説明が足りてないけど割愛。








どうせならもっとマメに写真撮ればよかった。
ほんとは動画で撮るべきなんですけど。

サフェーサーの部分を染めきってムラを取りつつ散らし終わってますね。
さっきのイメージとこの写真のメタリックのかかり具合を比べて見て下さい。

先に説明したとおり、色決め6回。そこからムラ取り兼ねた散らしは2回。
調色した時と同じ条件、塗り方をなるべく再現するようにします。

ダメな時は塗ってるそばからあからさまに散らした場所が分かるので、それを見て判断します。
色を染める段階で上手く散らせずに隣接パネルの近くまでべったり塗ってしまうとゲームオーバーです。




色によってはボケにくい色というのも存在してまして。
ピンクとか、ベージュとかの薄い色味にメタリック入ってるようなやつ。
ガンメタも地味にやらしいやつですよ。

3コートパールなんかもパールがやたら濃いやつは難しかったり。

カラークリアはあれです。
ベースがシルバーで、クリアを塗り重ねて色味出すやつなんかはボケすらしないので側面ぜーんぶ、又は色が合わないの覚悟で修理パネルのみ塗ったりします。





小話はこれくらいに。

同様にバンパーも塗り方に注意しながら染めます。
クリアのぼかし際に色のミストをあんまりかけないほうがいいです。
つぶつぶがすごいことになって磨くの大変よ。








色を散らし終わったら、色とブレンダーが乾ききるまで待ってから全体にクリアを塗ります。

画像はクリア1回目。正確には1.5回目です。
まずパネル周囲のエッジ部分だけを塗って、次に全体を砂吹き気味に少し濡らしてこれを0.5回目とし、さらに少し間を置いて1回目を塗ります。

真正面から塗るだけではエッジ部分までクリアが乗らないので先に塗っておきます。
砂吹き気味に塗るのは、いきなりべったり塗るとメタリックが変に立ったり寝たりして戻りムラになったり、最悪だと泳ぎ出すのでこれを防止する目的があります。

自分の塗り方だと1回目から肌を作っていきます。

しっかり色を塗った箇所とほぼブレンダーだけの箇所とではクリアの乗りが全然違うので、これも加味してスプレーガンの往復中にペースを変えたり距離感を変えたりして塗り肌を揃えます。
このフェンダーとか妙な形してるけど、ガンの向きは前傾も左右を向いたりもさせないようにします。






クリア2回目。
あまりゴミが付いてなくてよかった。







うちの会社に置いてあるクリアは基本的に2回塗り。
塗料メーカーで違うかもしれない。
別に3回4回と塗って構わないけど、乾きにくくなったり、流しやすくなったり、ゆっくり乾かさないと溶剤沸くかもよ。
あと、調色した時の色とはちょっと違って見えるおそれが。








バンパーもクリア塗っていきます。
形が複雑なので塗り方を工夫する必要があります。

塗る方向を途中で変えたりとか、ピンポイントでちゃんと狙わないと塗れない部分を素早く局所的に処理したりとか色々。
色を塗る段階でガンを動かしてる時にある程度シミュレーションしておきます。

クリアって、スプレーガンを狙った場所にちゃんと向き合わせて吹き込まないと塗れないし、それでいて塗った場所が短時間に被り過ぎると流したりして難しいんですよね。


バンパー1本、塗り肌揃えてミスなく塗れるようになったら大抵のものは塗れると思います。

塗り継ぎ、点吹き、場合によってクリアぼかし。
塗装屋さんに必要な技術が網羅されてます。






クリア2回目を塗り終わったら、素早くスプレーガンの塗料カップに残ったクリアをシンナーでかなり薄めます。
薄くなったクリアをぼかしたい場所と、クリアを塗った場所に少し被る程度にサッとかけてできあがり。



かけ過ぎるとすぐ垂れるので注意。
ここを綺麗に仕上げると磨く人が喜んでくれます。
それほど磨くの失敗しやすい場所なんです。







いつの間にか他の人に磨かれて完成してました。
なんの車かもうお分かりですね!



パテ付け下手くそだった場所はこのとおり。





ぼかし際の写真忘れてた(:3_ヽ)_
Posted at 2022/11/15 23:54:36 | コメント(1) | トラックバック(0)
2022年10月15日 イイね!

ある日の作業 サフェーサー編

ある日の作業 サフェーサー編



前回はパテを研ぎ終わったとこまででしたね。
ここから塗装屋さんらしい作業になってきます。





どこからどこまでが板金屋さんの仕事で、どこから塗装屋さんの仕事なのかは工場によってかなり違いがあるので、"らしい"という表現をしてます。


自分が知ってる中では

板金してパテ付け後、サフェーサーまで入れている板金屋さんもいれば

鉄板を引っ張りだしたり、溶接した後は全て塗装屋さんに任せてるところもあったり。


前者が理想というか楽をさせてもらえるんですが、、、
パテの形ができてなくて塗装屋さんがパテ入れ直す為にサフェーサー剥がしてたら、板金屋さんが「何が悪いっていうんだ?」と眉間にシワを寄せてやってくるというのがその工場の現実でして。

後者は実際にいる極端な例ですが、できる人にやってもらおうとなるわけで。


ですから塗装屋さんは塗れればいいってもんじゃないということです。





話が脱線しすぎました。

プライマーサフェーサー、略してプラサフを塗るためのマスキングをします。
昔はプライマー塗ったらサフェーサー塗ってーとしてたものが、改良されて1工程に収まった経緯があるようです。

資材費を抑える為に新聞紙使ってます。

新聞紙が塗装面からちょっと浮いてる部分がいくつかありますね。その隙間の奥は行き止まりで袋状となっています。
その少し手前でサフェーサーを散らす予定。

あの部分にただテープを貼るだけだとサフェーサーの境目がくっきりとした段差になってしまいます。
それを軽減してサフェーサーを研ぎやすくする為の手法がこれです。

うちではリバースマスキングと呼んでます。
作り方はまたの機会に。




これもそう。2ヶ所やってます。






塗るのはあっという間。
塗り方を語るだけでかなり長文になりそうなので割愛。
マスキングで囲われた全てをべったり塗る必要はないです。
上手く塗れたかどうかとリバースマスキングの効果は研ぐ時に分かります。


塗る回数は削れやすい角などを先に数回、全体に3~4回。
7~8回塗ったっていいけど中まですぐ乾かないし、急に熱入れると溶剤が沸いたり割れたり色々と不具合のリスクが。

ラッカーサフェーサーとか市販品のやつも同じ考え方でいいと思います。熱入れる必要はありませんが。

サフェーサーの色はできるだけボディ色orこれから塗る色に近いのがいいです。
色相は近づけられる時だけ近づけて、明度だけはなるべく合うようにサフェーサーを作ります。

調色した色に染まりきるまでの塗る回数を減らす為です。




赤色の下地は白がいいなんて話をネットで見かけたことがありますが、私は絶対にお勧めしません。
理想は黒っぽいグレーがいい、少し白っぽくても構わないのでグレーがいい。
暗い赤なら黒いサフェーサーで大丈夫。


理由としてまず明度が合ってないんです。下地の白が明るすぎて赤を塗り込んでも下地がスケスケになります。
これは赤色や黄色の塗料が低隠蔽性であることが大きな理由ですね。

結局、下地が白だと12~13回塗ってもまだ透けて、15回超えたあたりでやっと染まるというのは、塗ったことある人なら分かってもらえる話かも。


それくらい塗らなきゃいけないということは、それ相応の体力と塗料を消費するというわけで、、、

故に赤を塗る時に下地を白くされるのは、塗り手からすれば嫌がらせに値します。



でも市販品のサフはグレーなんでDIYならこの話関係無いよ。





また話が脱線しましたね。でも一応言いたいことだったので。







2液タイプのサフェーサーは熱を入れて乾かします。
ラッカーサフェーサーなら自然乾燥でOK。

そして乾かして研いでラッカーパテ入れたのがこちら。
ラッカーパテは薄付け用パテというやつです。
サフ入れる前に巣穴見つけろよというのはごもっとも。

360番ペーパーで研磨 → 500番ペーパーで目消し。
ダブルアクションサンダー使用。
これから塗る色がメタリックだから目消ししてます。機械を使えばこれで十分かな。色によってはここからさらに目消しします。

サフェーサーの境目がツヤなく表面のザラつきもなくモヤモヤしてれば段差なく馴染んでる証拠。


ラッカーサフェーサーを手研ぎするなら300~400番のペーパーは荒すぎてすぐ削れたり、その後の目消しが大変かも。

自分なら500番で軽く空研ぎ→600番空研ぎで目消し→800番水研ぎの流れで、指や手の形が出ないような工夫をして研ぎそうかな。




これはあまり良くない例。パテが出てきてます。
このまま塗っても問題はないので"あまり良くない"です。

ぶっちゃけ、パテの周りが綺麗に馴染んでて表面がめっちゃ滑らかで巣穴もペーパー目も無かったら、パテの上から直接色塗ったっていいんです。実際にすることもあります。

じゃあなぜサフェーサーを塗るのでしょう?
塗ればペーパー目が埋まりながら傘増しされ、研いだらペーパー目は削れて均され表面も滑らか。水もへっちゃら。
これがサフェーサーで比較的簡単に出来ちゃうからです。

別に相手はパテでなくても、傷んだ塗装を下ごしらえしてからサフェーサーを塗れば臭いものにふただってできます。


そんなサフェーサーを削りきって下が出たら何が問題なのかというと
このあと水仕事が待ってるからなんですよね。
鉄板もパテも水付いたらダメなんだから、このまま作業する時は取り扱い注意です。
もし心配なら下が出たとこにラッカーサフェーサーとか入れ直せば大丈夫。





修理パネル内のその他何ともない部分を1500番相当のスコッチブライトと足付け用洗剤でわしわしやった後。
たわしが間違いなく当たるであろうフロントドアやフロントピラーなどのモール部分、ボンネットには軽くマスキングしましょう。

写真じゃ分かりづらいですが表面が曇る程度に足付けされてます。

修理箇所と関係の無いフロントフェンダーの真ん中から右側にかけては、クリアしか塗られない若しくは塗料がうすーく散らされた上にクリアを塗るので、使われるペーパーやスコッチブライトは1200~1500番あたりになります。

少なくとも1000番以上が良いかなー。
2000は細か過ぎない?小物ならいいと思うけど。

とにかくクリアがちゃんと食い付いて、ペーパー目が目立たない程度の番手です。




バンパーの真ん中でクリアをぼかします。
クリアのぼかし部分はうすーーい足付けで。
ごしごしやると後悔しますよ。






マスキング終わりましたの図。
ここでもリバースマスキングされてますね。その辺でぼかす予定です。

2コートものなら、サフェーサーを研いだ時のペーパー目からぼかし際までこれくらいの距離は欲しいかな。

3コートものはもう少し長く。塗る物によってぼかしと磨きが大変になっちゃうのでぜーんぶ塗ったれってなります。
調色と塗り方に自信あればこの距離でもいけます。





フェンダーまわりのマスキング。
ライトがあったはずの場所からは収納スペースが。





なんということでしょう。





フェンダーの上あたりに付いてたカバーはフロントガラスのモール部分と一体になっていて取れません。
まずはガラスにミストが付かないように申し訳程度のマスキングを、、、





とりあえず浮かせながら埋めます。
浮かせればフェンダーのふちを塗りやすくなりそうだからです。





周りの紙とつなげます。





そんなこんなでボディもマスキング。
この車、隙間多かった。


ここまでお見せしたものはマスキングの一例に過ぎません。
工場によってはビニールひとつでマスキングしてますし。



良いマスキングというのは

テープ浮いてない
塞げる穴は全て塞いである
ミスト入らなそう、抜けなさそうな見た目
塗装面にテープや紙やビニールが当たってない
ビニールや紙がバタバタしない、塗装面に当たらない
ライト、ゴム、樹脂はちゃんと保護してある
クリアをぼかすスペースがちゃんと設けてある
スプレーガンや体が入りやすいつくり
すぐ剥がしやすいつくり

こんな感じですかね。

シワ無く貼れたほうが良いっちゃ良いんですが、塗料ミストが抜けなければそれでいいんで、良いマスキングの必要条件にはなりません。



とにかくこのマスキング作業、その人の性格というか考え方そのものが表れやすいです。
塗装屋全体の善し悪しには関係無いですけど。

なんというか、この人の作業は引き継ぎやすくていいなとか、ああこのスカスカくそマスキングはあの人らしいなやり直しじゃん腹立つわとかその程度のもんです。




サフェーサー~マスキングだけでまたも長文だらけでした。


塗装編へと続く
Posted at 2022/10/15 17:30:41 | コメント(1) | トラックバック(0)

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何シテル?   07/08 10:32
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